イベント・企画

2022年度より自分らしさや多様な個性を活かしながら、リーダーシップを発揮できる環境やプランを用意することで、継続的なキャリアデベロップメントをサポートするコミュニティ「SPLi(サプリ)」を開始しました。

発酵ライフ推進協会様をお招きし、まずは発酵ライフアドバイザーの方のキャリアに関するお話を伺いました。その後「発酵食」についての理解を深め、毎日の食への意識も変わったように思います。交流の後は「人的資本と女性のキャリア」について、社外取締役の坂東眞理子さんにご講演いただき、女性活躍推進にまつわる変遷や世界各国と比較した日本のレベル感など、改めて課題を認識すると共に今後への期待と覚悟を抱かせてもらう時間となりました。今回は会場およびオンラインにて総勢70名強が参加。ますます勢いに乗ったSPLi2年目の幕開けとなりました。

2024年7月から女性の健康支援サービス「FEMCLE」を導入しました。女性特有の健康課題である月経に伴う症状や更年期障害の改善など女性が働きやすい環境作りを目的としています。女性従業員は無料のオンライン問診、全従業員は女性の健康課題動画の視聴が可能。動画については管理職が全員視聴し、視聴アンケートでは「新たな気づきがあった」「日々のコミュニケーションや組織運営に役立てたい」などのコメントが多数寄せられました。

女性活躍推進コミュニティSPLiと健康推進室の共同開催にて健康セミナーを開催。「男性にも知ってほしい働く女性の健康課題」として、女性だけではなく男性には同僚や部下の女性社員の理解を深めたり、パートナーの健康課題、乳がん予防・早期発見のためにもぜひ知っていただきたい内容で、52名の方にご参加いただきました。2022年に関東工場で実施した「スリープタフネスセミナー」では参加者100名のうち80％の方がプログラムの内容に満足し、継続開催を希望されています。健康セミナーを含め、2022年度の社員への教育訓練費は一人当たり63,000円でした。

2023年、「イトーキファンを増やそう！」をテーマに工場では初となるFamilyDayを滋賀工場で開催。約300名のご家族・ご友人にご参加いただきました。来場者アンケートでは「期待以上の内容で家族全員が楽しんだ」「家族との会話でイトーキの話題が増えた」「職場を家族に見てもらい株が上がった」など8割以上の方に「イトーキへのイメージが良くなった」とのご回答をいただきました。また8月にはXORK（84組272名）・大阪SR（29組95名）でも開催し、多くの皆さまにご参加いただきました。
2024年7月に大阪SR（37組131名）、8月には日本橋にて（92組304名）開催し多くのご家族・ご友人にご参加いただきました。10月には工場での開催も予定しています。

「積み木づくり」のワークショップを2023年7月26日に実施しました。森林学習の後、障がい者作業所でカットされた国産間伐材の木片をなめらかになるまで紙やすりで磨き、安心・安全な積み木に仕上げました。作成した積み木は、イトーキの焼き印を押した専用の木箱で、幼稚園や保育園などに寄贈させていただきました。社会貢献活動の一環ではありますが、チームビルディングの要素も多く、皆さん楽しんで参加されていました。 イトーキでは平日にボランティア活動をする場合、有給の特別休暇「ボランティア休暇」の取得が可能です。

誰もがより自分らしくイキイキと働ける職場環境を目指し、仕事と子育ての両立支援を行なっています。2022年から「男性育休100%宣言」に賛同し、2023年7月1日より育児休業を取得後復職した社員に対し、取得日数に応じて「育児休業復職支援金」の支給を開始しました。社内イベントとして男性育休インタビューや育児休業説明会を行い、社内啓発の取り組みも進めています。2023年度男性育児休暇取得率は70%、取得日数は38.2日でした。
一方、介護についても7月に仕事との両立セミナーを家族参加可能で行いました。社内制度や公的介護保険サービス利用等を正しく知ってもらい、従業員自身が介護疲れで不調になったり離職しないといけない状況にならないよう力を入れています。

イトーキは障がいを持つ人たちも、一人ひとりが「活き活き」とその特性を活かし、持てる力を発揮できる ダイバーシティ＆インクルージョンを目指しています。 DE＆I推進の一環として、障がいを持つ方々が丁寧に作った焼き菓子を社内で販売しました。販売と同時に、障がい者就労支援についてスライドで紹介し、障がいに対する理解を深め、関心を寄せていただく機会となりました。