イトーキの歩み
オフィスの発展とともに、時代を超えて。
創業の精神は、今も受け継がれています。
1890年に伊藤喜商店として創業。
120年を超えるイトーキの歴史は、ゼニアイキ(金銭記録出納機)をはじめ、世の中にないものを生み出してきた、INNOVATIONの軌跡でもあります。
そして、原点の精神は変わることなく、受け継がれています。
1890~1949
発明特許品の普及から事務機器の販売へ
- 1890
-
12月1日、大阪市東区高麗橋に伊藤喜商店創業
伊藤喜商店創業当時の版画 - 1894
- 堀井謄写版の販売開始
- 1903
- ゼムクリップ、ホチキスの輸入販売を始める
1903年ゼムクリップ、ホチキスの輸入販売を始める
1890(明治23)年12月1日、伊藤喜十郎が発明特許品の普及を目指して創業した伊藤喜商店は、時代の流れにあわせて事務用品の販売を増やしていき、西日本一帯に「平野町のハイカラ屋」として知られていくようになった。その中でも一世を風靡したのが、今のオフィスでは当たり前に使用されているゼムクリップとホチキスのふたつだ。ともに1903(明治36)年から輸入販売を始めており、どちらも伊藤喜商店の登録商標であったとされる。特にホチキスにいたっては、後に自社での生産も開始し、鳩の姿をかたどったしゃれたデザインもあいまって大ヒットを記録したという。
- 1906
- 九州支店(福岡)を開設
最初の九州支店(博多蔵本町) - 1908
- 伊藤喜商店工作部を開設、手提げ金庫及び簡単な文具などの事務機器の生産開始
- 1910
- 英文タイプライター、魔法びんなどの輸入販売を始める
テルモス印魔法瓶(1910) - 1913
- ゼニアイキ(金銭記録出納機)発売
ゼニアイキ発売当時の使用風景 ゼニアイキ(1913) - 1914
- ベント式金庫発売(東京竹内金庫店にて製造)
- 1923
- 関東大震災
- 1924
- 大阪市東区淡路町に堺筋出張所(現大阪ショールーム)開設
東亜和文タイプライターの販売を始める東亜和文タイプライター(1924) - 1925
- 大阪市東区広小路に工場新設
鋼製保管庫、ロッカーの製造開始、自社製鋼製家具の製造を始める工作部工場新築(1925) - 1926
- ラジオの販売開始
- 1931
- 大阪市東区平野町に本店ビル完成
本店ビル(1931) - 1932
- 事務整理システム「アイデックス」の製造開始
アイデックス(1932) - 1933
- 株式会社に改組(資本金70万円、従業員約60名)
- 1934
- 初期のスチールデスク、鋼製丸椅子、アイデックスがカタログ品として登場
鋼製丸椅子(1934) - 1937
- 東京支店を東京都中央区呉服橋に開設
東京店を日本橋に開設(1937)
1950~1959
近代オフイスを創った伊藤喜のスチール家具
- 1950
- 工作部が分離独立し、(株)伊藤喜工作所設立
泉尾工場(1950) - 1951
- アイデックスカードシステムを広める(システム開発の最初)
- 1952
- 保管庫・ロッカー工場新設(大阪市)
- 1953
- 地上波テレビ放送開始
日本計算機(1953) - 1954
- 軽量金庫開発、発売
- 1956
- 日商型スチールデスク登場(のちの各種デスクへの道を開く)
S型デスク(1955) 朝日放送型スチールデスク(1957) - 1957
- 東京支店を銀座1丁目に移転
- 1958
- 東京タワー完成
- 1959
- 大阪支店ビル完成
大阪支店ビル
1960~1969
グッドデザイン・グッドシステムのイトーキ
- 1960
- 国際見本市(第5回大阪)に初出展
ファイリング・伝票会計・オフィスレイアウトの3大システム確立1960年ファイリング・伝票会計・オフィスレイアウトの3大システム確立
高度経済成長に下支えされ、工場のオートメーション化とともに、その規模を拡大するオフィスにおいても合理化が必要とされ始めた昭和30年代。イトーキは、近代経営における文書管理システムとして、「事務合理化の第一歩はファイリングシステムから」という潮流を作り、特に地方自治体を中心に、事務の効率的運用とし執務環境の改善へ貢献した。さらに、帳簿への転記をなくした「伝票会計システム」、デスクを中心とした家具・事務機械・備品などの機能的な配置を提案した「オフィスレイアウト」を加えた、3大システムの販売によってシステムのイトーキの名を確立させるにいたった。
- 1961
- 金庫・耐火金庫工場新設(大阪/守口市)
伊藤喜オールスチール(株)設立
(株)伊藤喜工作所が大阪証券取引所市場第二部上場 - 1962
- (株)伊藤喜工作所が東京証券取引所市場第二部上場
家庭用家具販売部門(ホームファニチュア部)新設
海外展示会に初出展(JETRO主催サンフランシスコ事務機器展示会)
ホームデスク、スチューデントデスク発表ジュニアデスク(1962) - 1963
- デスク工場新設(大阪)
最初の海外販売代理店設置(マラヤ、シンガポール)
イトーキ・システム研究室を開設
(株)伊藤喜商店が(株)イトーキに社名変更デスク工場 - 1964
- 東京オリンピック開催
- 1964
- 社訓「イトーキのわれら」制定
社訓「イトーキのわれら」 - 1965
- 第1回イトーキショウ開催
第1回イトーキショウ - 1966
- (株)イトーキ東光製作所設立
- 1967
- 「グッドデザイン・グッドシステム」のキャッチフレーズ誕生
- 1968
- 霞ヶ関ビル完成
- 1968
- スチール棚・間仕切工場新設(京都)
ニューカラー「ヒューマンブラウン」への移行開始スチール・間仕切工場 仁王(1968) - 1969
- 米国スプリーム社と技術提携(移動棚)
イトーキサービス(株)(現(株)イトーキ大阪工務センター)設立(オフィスの室内営繕工事、オフィスレイアウト施工監理)
1970~1979
イトーキが推進したオフィスプランニング
- 1970
- 日本万国博覧会(大阪万博)開催
- 1970
- 日本万国博覧会生活産業館にスチールハウス展示
システム研究室がイトーキ総合研究所と改称
キャビネット工場新設(京都) - 1971
- 米国スプリーム社と技術提携(自動電子式ファイリングシステム)
システマ・コンサーブ、保管庫型ムーブラック発売
米国リフレクター社と技術提携(店舗用陳列什器)
PR誌「OFFICE REPORT」創刊フレキシウォールFC(1971) - 1972
- キャビネット・メカトロ機器工場新設(滋賀)
キャビネット・メカトロ機器工場 システマトリーブ(1972) - 1973
- イトーキショウ開催(東京・大阪)。テーマは、「新しいオフィスプランニング思想」
モデュラス発売モデュラス(1973) - 1974
- 第1次オイルショック
- 1974
- 富士リビング工業(株)経営権取得(ミーティングチェア、テーブル製造)
PR誌「OFFICE LIFE」創刊 - 1975
- 「オフィスプランセンター」発足
東京・渋谷に完成したオフィスプランセンター フリーダムチェア(1975) - 1976
- Gマーク選定商品に14点入選、家具部門・施設部門において最高得点(フリーダムチェア、ハニライン、モデュラス、会議用テーブル)
プロマイティ(1976) - 1977
- スイス・ビボ社と技術提携、研究設備家具システム発売
- 1978
- 第2次オイルショック
- 1978
- 電子制御式貸金庫(ESCS)の国産化に成功
研究設備機器(1978) - 1979
- イトーキグランドショウ開催(東京・サンシャインシティ文化会館ほか17会場)
「オフィスランドスケープ」の提唱者であるクイックボーナー・チームのリーダー、D.イエーガー氏を招聘1979年「オフィスランドスケープ」の提唱者であるクイックボーナー・チームのリーダー、D.イエーガー氏を招聘
現代のオフィスづくりの源を作ったともいえるのが、オフィスプランニングのコンサルタント会社、クイックボーナー・チームだ。彼らは、オフィスの仕事の本質はインフォメーションとコミュニケーションにあると考え、これまでの幾何学的な配置と異なるオフィスを提案し、その考え方は「オフィスランドスケープ」と呼ばれた。イトーキは、このクイックボーナー・チームのリーダーであるディーター・イエーガー氏を招き、経営者や建築専門家に向けて、オフィスプランニングについての講演会やセミナーを開催。オフィス空間を経営効率の観点から考えるという、今のファシリティ・マネジメントにも通ずる内容は、当時、革新的な内容として受け入れられた。
イトーキショウ(東京・サンシャインシティ)
1980~1989
ニューオフィスとイトーキ
- 1980
- オランダオープンアーク社と技術提携「バーテブラチェア」
オープンアーク社と技術提携し、バーテブラチェアの開発が始まった - 1981
- Gマーク家具部門別大賞受賞「プロマイティ電子ロック式」
バーテブラチェア(1981) シンラインキャビネット(1981) - 1982
- TQC(全社的品質管理)導入
Gマーク選定商品に最高38点入選
(株)上田商事経営権取得(家庭用家具の総合卸、介護用品販売)オートラック(1982) - 1983
- チェア工場新設(京都)
- 1984
- 「オフィスの未来をデザインする」刊行
(株)イトーキシステムズシンガポール設立(シンガポール現地法人)
イトーキ・オブ・アメリカ(I・O・A)設立(米国現地法人)
(株)イトーキ工務センター設立オフィスの未来をデザインする ハイオフィスライン(1984) - 1985
-
イトーキCIシステム導入。創立記念式典でシンボルマーク、シンボルロゴ、和文社名ロゴ、コーポレートカラー、新社旗を発表
1985年イトーキCIシステム導入。創立記念式典でシンボルマーク、シンボルロゴ、和文社名ロゴ、コーポレートカラー、新社旗を発表
1985(昭和60)年、「人間を生かしきれる環境づくり」をテーマに導入されたイトーキのCI。その中核となるシンボルマークは、ITOKIの「I」の完成と極大を表す9本の上昇するストロークによって、これからのオフィスに求められる企業と個のあり方を表現。ロゴタイプには、2つの「I」とひとつの「O」の組み合わせによって、企業とお客様の安定の思いが込められた。また、シンボルカラーはイトーキオレンジをメインに、グリーン、ブルーの3色で展開し、ハーモニー、緊張感、エネルギーによって人間を生かしきるこれからのオフィスをイメージしたものとなっている。
- 1986
- 男女雇用機会均等法施行
- 1986
- コシノ・ジュンコ・デザインのオフィスウェア発売
電子機器工場新設(滋賀)
「ファイリング・システムの実際」刊行電子機器工場 - 1987
- 「ITOKI PRESENTATION'87」開催
岡本綾子プロをCFに起用
(株)伊藤喜工作所が東証・大証一部指定替
PR誌「Office Age」「New Office Life」創刊ITOKI PRESENTATION'87(赤坂プリンスホテル) Office Age - 1988
- Gマーク部門別大賞受賞(KAREデスクシステム)
第1回イトーキクラシック開催
米ドル建新株引受権付社債発行第1回イトーキクラシック FGパネル(1988) バイオテーブル(1988) システマ・ストリーマー(1988) アソートラインCRデスク(1988) - 1989
- 消費税導入
- 1989
- 大阪ニューオフィスギャラリー竣工
デミング賞(実施賞)受賞
1989年デミング賞(実施賞)受賞
1980年代にアメリカで提唱され、日本では特に製造業において研究が盛んであったTQM(総合的品質管理)という品質管理手法。旧イトーキクレビオでは、1982(昭和57)年からTQMの基礎となったTQCという品質管理手法を導入。製品の企画設計から製造販売そしてアフターサービスまで、全プロセスにおいて総合的に品質管理に努めてきた。1989(平成元)年、その成果が認められ、総合的品質管理による顕著な業績向上が認められる企業に授与されるデミング賞(実施賞)を受賞。お客様への品質とその向上を第一に考えた企業活動への評価を得るにいたった。
大阪ニューオフィスギャラリー
1990~1999
創業100年を越えて21世紀のオフィスづくりを目指す
- 1990
-
創業100周年記念ケビン・ローチ講演会開催
1990年創業100周年記念ケビンローチ講演会開催
1989(平成元)年12月10日、創業100周年を迎えたイトーキ。それに先駆け、10月に生きたかたちのオフィス環境を紹介すべく、大阪ニューオフィスギャラリーをオープンした。さらに1990(平成2)年8月には、イトーキ発祥の地である平野町2丁目にある通称平二ビル2階に史料館を開館。こちらでは、初期のカタログやゼニアイキなどのオリジナル製品を展示し、創業時から変ることない企業理念が感じられる場となっている。また、100周年記念講演会では、建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞を受賞したケビン・ローチ氏を招くなど、ニューオフィスをさまざまなかたちで提案することで、オフィスづくりのパイオニアとしての存在感をアピールした。
1990年「イトーキ ニューカラープログラム」を発表
1980年代半ばまでフォルムと機能を優先してデザインされてきたオフィス。そこにもうひとつのデザインすべき要素として、色彩が認識され始めた。そこでイトーキは、自動車メーカーなどのカラーシステム開発を手がけてきたクリノ・カステッリ氏が主宰するCDM(カステリ・デザイン・ミラノ)と契約。オフィスファニチュアにおけるカラーコーディネイトの三要素として色彩・素材・仕上げのカラー体系として「イトーキニューカラーシステム」を発表した。1990(平成2)年にはカステッリ氏の講演会を催すとともに、カラーシステムを採用したアソートライン、バーテブラチェア、シンラインキャビネットなどを展示し、カラーのイトーキをアピールした。
(株)イトーキが大阪証券取引所市場第二部上場 - 1992
- イトーキハワイアンレディースオープン開催
チェア工場完成(滋賀)
(株)伊藤喜工作所が(株)イトーキクレビオに社名変更
本社新社屋竣工アメリアチェア(1992) 本社新社屋竣工 - 1994
- 米国アーウィンシーティング社と提携、劇場・競技場用観覧席の輸入販売開始
TPM優秀賞(第一類)受賞
(株)イトーキ工務センター設立(オフィスの室内営繕工事、オフィスレイアウト施工監理)フリーアクセスフロアLAF-S500(1994) - 1995
- 阪神淡路大震災
- 1995
- 「セーフティオフィス」刊行
セーフティオフィス - 1996
- 振動試験室設置
PR誌「corporate design」創刊振動試験室 corporate design エアロマスター(1996) CZデスク(1996) FZパネル(1996) - 1997
- 地球温暖化防止京都会議開催
- 1997
- ドイツワルドナー社と技術提携(研究設備機器)
「オフィスコスト 攻めの戦略」刊行オフィスコスト 攻めの戦略 - 1998
- 商品管理統括部門がISO9001審査登録●
ISO9001・14001審査登録(4事業部門・2サイト)●
(株)シマソービ経営権取得(事務用家具・事務用品・室内装飾品の加工販売/管工事および電気工事の請負) - 1999
- 業務統括部門がISO14001審査登録●
PR誌「ユーデコスタイル」創刊
1999年PR誌「ユーデコスタイル」創刊
1974(昭和49)年に「OFFICE LIFE」、1987(昭和62)年に「OFFICE AGE」を創刊するなど、常に多角的な視点からオフィス論を啓蒙してきたイトーキ。人が主役の環境づくりを実践していくための21世紀のコンセプトとして掲げた「Ud & Eco style」のメッセージを伝えるべく、1999(平成11)年に「ユーデコスタイル」誌を創刊しました。創刊号では「ユニバーサルデザインの7つの原則」の提唱者の一人であるイレーン・オストロフ氏に寄稿いただくなどし、2009年6月現在までに19号を発刊。ユニバーサルデザイン・エコデザインに関する最新情報の提供を行っています。
パネル工場 トリノチェア(1999) コムネットテーブル(1999)
-
※ISO関連表記
● 旧(株)イトーキクレビオ
● 旧(株)イトーキ
2000~
イトーキがこれからに伝えるUd & Eco style
- 2000
- (株)イトーキテクニカルサービス設立(各種設備機器および設備システムの保守管理業務)
「イトーキ環境方針」制定
ネット通販事業開始 - 2001
- ISO14001全社統合審査登録●
ISO9001全事業所審査登録完了●momotaro(2001) - 2002
- ISO14001全社統合審査登録●
金盟(蘇州)商業設備有限公司(現ノボ・ワークスタイル社)設立(中国・合弁会社)
介護福祉事業参入
株式会社タイメック経営権取得(電動回転保管庫/半導体設備製造)金盟(蘇州)商業設備有限公司(現ノボ・ワークスタイル社) - 2003
- (株)イトーキマーケットスペース設立(店舗用什器の販売/ストアプランニング)
- 2004
- (株)エコ・ブランディング設立
国際オフィス家具見本市「オルガテック2004」出展オルガテック2004 インフューズ(2004) ガラスパーティションX(2004) - 2005
- 日本国際博覧会(愛知万博)開催
個人情報保護法施行 - 2005
-
(株)イトーキクレビオと(株)イトーキが統合し、(株)イトーキに社名変更
2005年(株)イトーキクレビオと(株)イトーキが統合し、(株)イトーキに社名変更
1890(明治23)年に大阪で創業した伊藤喜商店。1908(明治41)年に製造部門である工作部を設立し、1950(昭和25)年には工作部が株式会社伊藤喜工作所として独立。後に株式会社イトーキクレビオとして事務用機器・スチール家具の製造を行う一方、販売部門は株式会社イトーキとして長年歩んできた。その両社が2005(平成17)年に統合。創業からの「時代に先駆ける」という精神と「感動する価値」のさらなる探求を目指し、新生イトーキをスタートさせた。
ISO14001審査登録(製販総合認証)滋賀ロジスティクスセンター タシットチェア(2005) - 2006
-
インターリンク(2006) - 2007
- グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)受賞「スピーナチェア」
イトーキタイランド(株)設立(タイ現地法人)大賞候補の公開プレゼンテーション スピーナチェア(2007) - 2008
- オレンジボックス社(英国)と提携、スピーナチェアの海外販売開始
(株)イトーキ北海道設立(事務用機器、什器、備品の販売/店舗用什器の販売、設計、施工他)
グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)受賞「LANシート」
2008年グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)受賞(LANシート)
今やあらゆる分野・領域で求められているデザインについて、日本で唯一の総合的な評価・推奨の運動として多くの人から認知されているグッドデザイン賞。イトーキは、2007年度にスピーナチェア、そして2008年度にLANシートがグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)を受賞した。スピーナチェアでは座り心地を追求した新機構とエラストマー樹脂によるフィン構造が、LANシートは「二次元通信」という先進的なコンセプトと未来感あるデザインが評価され、イトーキの高い製品開発力を裏づけることとなった。
オレンジボックス本社 LANシート(2008) - 2009
- 千葉工場新設(千葉)
千葉工場 - 2010
- 創業120周年を迎える
株式会社ダルトンと資本業務提携
環境省のカーボン・オフセットモデル事業に採用エコニファ(2010) - 2011
- カーボンフットプリントをオフィス製品へ導入開始
海外向け新ブランド「joyten(ジョイテン)」発表 - 2012
- 省エネ快適照明システム「エクタル」が省エネ・照明デザインアワード2011(環境省主催)に選出
スピーナによるカーボン・オフセット プロジェクトが第1回カーボン・オフセット大賞で優秀賞受賞
イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA開設
グッドデザイン賞ベスト100入賞「カコミ」カコミ(2012) - 2013
- Shaw Contract Group 2013 Design is...Award Global Winner受賞「SYNQA」
- 2014
- 第3回健康寿命をのばそう!アワード
厚生労働大臣賞 優秀賞受賞「ワークサイズ」 - 2015
- イトーキ・モダンフォーム社設立(タイ・合弁会社)
- 2016
- グッドデザイン賞ベスト100入賞「エスキャビネット」
「ゼニアイキ」日本機械遺産に認定
株式会社ターカスインテリアーズ(シンガポール)を子会社化フリップフラップチェア(2016) - 2017
- ノボ・ワークスタイル社設立(中国)
Knoll Japan株式会社設立(合弁会社)
iFデザイン賞2017金賞/レッドドット・デザイン賞2017受賞「フリップフラップチェア」2017年iFデザイン賞2017金賞/レッドドット・デザイン賞2017受賞(フリップフラップチェア)
2016年に発売されたFLIP FLAP Chair(フリップフラップチェア)が、国際的なデザイン賞を受賞した。「iFデザイン賞」はドイツ・ハノーファーにある国際的なデザイン振興のための組織、インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー(iF)が1953年から開催する世界的に権威のあるデザイン賞。フリップフラップチェアはプロダクトデザイン部門で最高位の金賞に選出された。また「レッドドット・デザイン賞」はドイツ・エッセンのノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンターが主催する国際的なプロダクトデザイン賞。フリップフラップチェアのコンセプトやデザインの革新性、独創性が着目され、イトーキの高い製品開発力やデザイン性が世界的にも高く評価されるに至った。
- 2018
-
ITOKI TOKYO XORK開設
『明日の「働く」を、デザインする。』 を日本橋から新発信。
イトーキは、2018年秋に首都圏のオフィスを集約し、新本社オフィスとして、日本橋に移転いたしました。施設名称は、「ITOKI TOKYO XORK 」。
これまでの働き方「WORK」を次の次元へと進化させるために、アルファベットの「W」に続く「X」と掛け合わせています。
ワーカーの能力を最大限引き出す総合的なワークスタイル戦略「ABW」と、働く人たちの健康・快適性に焦点を当てた建物・室内環境評価システム「WELL Building Standard ™」から成る、次世代のWorkStyleを実践。実証実験から生み出されるさまざまな知見やノウハウを社会に向けて発信していきます。 - 2019
- 「WELL認証・ゴールド(インテリア)」を取得「ITOKI TOKYO XORK」
イトーキオリジナルランドセル「QNORQ(クノーク)」誕生セクアチェア(2019) QuAチェア(2019) - 2020
- 創業130周年
- 2021
- 統合報告書を新たに発行
統合報告書 Olikaチェア(2021) - 2022
- 健康経営優良法人(ホワイト500)6年連続認定
「CASBEE-スマートウェルネスオフィス認証」を取得
(日本橋髙島屋三井ビルディング管理組合・株式会社イトーキ・三井不動産株式会社共同での取得)
滋賀⼯場APセンターが竣⼯滋賀⼯場APセンター torteUチェア(2022)
-
※ISO関連表記
● 旧(株)イトーキクレビオ
● 旧(株)イトーキ