未来につなげる研究・知財

イトーキグループは、新たな価値を社会に生み出し続けるため、働き方をはじめ新素材やDX、新たな生産技術など未来のオフィスにつながる研究開発機能を強化しています。また、その新たな価値を支えるのが知的財産であると考え、経営と知財を連動させ、事業成長につながる知財活動を行っています。

武蔵野大学データサイエンス学部との“AIを活用した共創ワークを活性化する研究”

研究部門では、時代を先取りする先端技術、特に、AI・データ科学・IoTなどの応用研究や開発企画を行っています。現在は、激変するデジタル社会のニーズを先取りし、ビジネスプロセスの変革を目指すDX技術への取り組みや、多様な専門性をもつ大学研究室や企業開発部門との学際的な共創活動にも積極的に力を注いでいます。
武蔵野大学の中西崇文研究室との共同研究では、“AIを活用した『共創ワーク』を活性化する研究”を進めています。グループワークの音声や画像を可視化分析し、結果を「振り返る/評価する」ことで、創造プロセスの活性化や学びを成功へと導く技術に取り組んでいます。
これからさらに、多才な人が集いチームを組み、対面とリモートが融合したハイブリッドワークで進めていくことが、ビジネスやアカデミアで主流になってきます。このような新しいスタイルやシステムを個人や組織にとってより良い形で社会実装するために、大学や企業の現場で、次世代のユーザーとともに、独自性を持った応用開発を行っています。実用化まで、さまざまな課題もありますが、今後もパートナーと共創しながら未来に価値を生むユニークな活動を進めていきます。

(左)武蔵野大学データサイエンス学部 データサイエンス 学科長 准教授 中西 崇文(右)株式会社イトーキ DX推進本部 デジタルソリュー ション企画統括部 統括部長 大橋 一広

(左)武蔵野大学データサイエンス学部 データサイエンス 学科長 准教授 中西 崇文
(右)株式会社イトーキ DX推進本部 デジタルソリュー ション企画統括部 統括部長 大橋 一広

発明表彰制度

『発明表彰制度』第1回受賞発明の発表!

新しい価値を生み出した人を皆で称える文化を創り、イノベーションを加速させることを目的に、知的財産部門を管轄する企画本部が2022年12月に制度化し、同月に2件表彰を行いました。発明表彰の対象は、社会やお客さまの課題解決に直結する斬新な発明としています。同制度によって発明意欲を促進し、イトーキの研究開発のさらなる活性化に寄与していきます。

全社員参加型企画“ぱっとチャレンジ”

ぱっとチャレンジ

“ ぱっと”ひらめいたアイデアを募集し、特許(Patent)取得を目指す全社員参加型の企画を2021年末より開始しました。応募されたアイデアに、社内SNSにて全社投票を行う全社員参加型の企画です。誰でも特許発明者になる機会があり、そのひらめきが将来のイトーキの商品・サービスを生み出し、社員の“活き活き”につなげることを目指しています。

特許の周知活動

イトーキの商品が持つ、特許によって独自性が保証された特徴を営業部門に周知する活動を行っています。営業部門の知財リテラシーを高め、イトーキ商品の独自性を底上げすることを目指します。

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