ダイバーシティ エクイティ&インクルージョン
イトーキでは、トップコミットメントのもと、さまざまな性別、年齢、国籍、 障がい、雇用形態や働き方、習慣、価値観などを持つ仲間を「多様な人財」と捉え、一人ひとりが「活き活き」とその特性を活かし、持てる力を発揮することを目指します。
イトーキダイバーシティビジョン(私たちが目指す3つのこと)
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組織の活性化
- 個々の能力が発揮されることで社員のモチベーションが高まり、活力あふれる組織になる
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新たな価値の創造
- 多様な人財の知識・経験・価値観が交わり新しい発想が生まれる
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生産性とやりがいの向上
- 全社員が柔軟な働き方を通じて生産性高く、充実感を感じながら働ける
D&I Award 2023 / D&I AWARD賞 受賞
ダイバーシティ&インクルージョンに取り組む企業を認定する日本最大のアワード「D&I Award 2023」において、最高ランクの『ベストワークプレイス』に認定されました。さらに、従業員数301人~3000人の企業部門にて、「D&I AWARD賞」を受賞いたしました。イトーキは、心と身体の健康を維持し、社会に対しイノベーションの創出と価値提供(付加価値)を生み出し続ける企業を目指し、その下支えとなるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の取り組みを今後も大切にしていきます。
女性活躍の取り組み
イトーキは異業種で営業変革と女性営業職の育成を目指すプロジェクト型の研修に参加し、組織内で営業変革の実証実験を行っています。営業同士の交流(営業スキルの共有)、他部署との交流(営業サポート体制の構築・強化)といった会社を巻き込んだ取り組みは審査員より高い評価を受けました。この実証実験活動をきっかけに社内変革を行っています。その他、女性活躍推進コミュニティ「SPLi(サプリ)」等も含めさまざまな女性活躍推進の取り組みを行っており、厚生労働省から評価され「えるぼし3段階目」の認定も受けております。
グローバル人財活躍の取り組み
近年、イトーキでは急速に進んだ働き方の多様化やデジタル化に対応した、新しいオフィスの在り方や働き方を実現する製品開発を進めており、必須要件となる高度専門人財の獲得は最重要課題の一つです。そのため、AIや機械工学分野などの高度専門人財を国外からも獲得すべく、ベトナムで開催されている日本企業と現地学生のマッチングを目的としたJOB
FAIRへ2022年より参加しており、2023年現在、2名のハノイ工科大学の卒業生が当社に入社し、活躍の場を広げています。
2023年12月には、ハノイ工科大学との友好交流および高度人財に関するパートナーシップ締結に向けた確認書調印式を執り行いました。
社内においても、2023年4月より、国内外のイトーキグループメンバーが、言葉や考え方、習慣の違いなどあらゆる壁を超え、「自主的に、相互に学び、グローバルに活躍できる人材に育つ」ためのプラットフォーム、ITOKI Global Initiative“API”(アピ)を発足しました。国ごとの文化や宗教・慣習など、その違いを本質的に深く理解することで、ダイバーシティ、そして、真の「グローバル」に対する理解、考え、意識の向上を目指します。
LGBTQアライ宣言
役員向けのLGBTQ研修
2022年7月、役員向けにLGBTQへの理解を深める研修を実施しました。11月には、性的指向や性自認などにおける多様性を尊重し、「LGBTQアライ宣言」をいたしました。さらに、同性婚の法制化を推進する「Business for MarriageEquality(BME)」への賛同を表明し、社内外問わず、誰もがより自分らしく生きやすい社会の実現に取り組んでいます。また、従来の社内窓口に加え、LGBTQ社外相談窓口を新たに設置し、性自認に基づく社内通称氏名を利用可能にするなど、具体的な取り組みも進めています。これらの取り組みが認められ、「PRIDE指標2022」※において「ブロンズ」を受賞しました。
※ 「PRIDE指標」:職場におけるLGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティへの取り組みの評価指標
パートナーシップ制度
多様な家族のあり方を尊重し、誰もがより自分らしく働ける職場環境づくりを目指し、2023年1月より事実婚や同性のパートナー、およびその子、親に対し、法律上の配偶者や家族と同様に福利厚生や規程を適用する「パートナーシップ制度」を導入しました。同時に、SOGIハラスメントの禁止や、個人の性的指向・性自認や病歴、不妊治療等の機微な個人情報について、当該労働者の了解を得ずに他の労働者に暴露しないことを規程に明記しています。
育児キャリア支援
2016年度より、育児休業取得者と上司・人事部による育児キャリア支援面談(休職前・復職前・復職後 合計3回)の機会を設け、質の高い働き方を考える機会とし、継続就労、生産性向上につなげています。また、2022年は「男性育休100%宣言」への賛同、「イクボス企業同盟」への加盟をしました。労使協定を締結し、出生時育児休業中の就業も可能としたことで、2022年の男性育児休業取得率は45.7%(前年比+19.4%)となりました。
2022年の主な取り組み
- 仕事と介護の両立支援
- 他部署の先輩後輩をつなげるメンタリングの取り組み
- シニア人財の活躍推進
2022年度のKPIと実績
2022年度目標 |
女性管理職10%以上 障がい者雇用率:法定雇用率以上 男性育休取得率30%以上 介護離職ゼロの実現 |
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2022年度実績 |
女性管理職:
10.7% 障がい者雇用率: 2.59% 男性育休取得率: 45.7% 介護離職: 2名 |