研修体系の拡充・次世代リーダー育成
求める人財像に基づき、キャリアに応じた社員一人ひとりの成長を支援する教育体系を軸に、さまざまなカリキュラムを実施しています。また、個人単位での面談や各種研修では、内容に応じてオンラインとリアルを使い分け、全体の質の向上に取り組んでいます。
自主的なキャリア形成

求める人財像に基づく教育体系を軸に、さまざまな研修カリキュラムを実施しています。社員一人ひとりのパフォーマンス最大化やキャリア自律を支援するため、自主的に学び続けられる機会提供に取り組んでいます。
2023年度は新人事制度の導入に向けて、求める人財像を刷新し、教育体系の再構築を行いました。
ビジネス基礎スキルをテーマごとに学ぶ選択型研修では、一般職層社員の約16%(前年度比134%)が自ら手を挙げて受講し、学習内容の業務活用についての肯定的回答は99%を超えています。さらに、時間・場所に縛られないE-ラーニングを強化し、学びのコンテンツを充実させました。
また、自らキャリアを描くためのキャリアデザイン研修を拡充し、20~50代の各年代に合わせたカリキュラムを提供しました。幅広い年代層の自律的なキャリア形成にも注力しています。
マネジメントの意識改革に注力
マネジメントレベルの向上を目指し、管理職に求められる役割を果たす為に必要なマインド・スキルをベースとした各種研修を実施しています。
2023年度は全管理職を対象に1on1フォローアップ研修を実施しました。2022年度の1on1研修を踏まえたカリキュラムとし、コミュニケーションスキルの質を向上させ、部下との信頼を築いた上で成長支援することを目的としています。また、新任管理職研修では管理職の役割・責任を理解する基礎研修を実施しました。自組織のビジョン構築や部下育成の基礎を築き、自部門での活用・実践に繋げています。
TOPIC:アンコンシャスバイアス研修
アンコンシャスバイアスによる過度な配慮をなくし、一人ひとりに応じた適切な成長機会の提供ができるよう、e-learning、ワークショップを通して、全管理職が2023年に約2か月をかけてアンコンシャスバイアス研修を受講しています。
教育体系図

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次世代リーダーの育成
2023年度は「次世代リーダー育成」に着手し、人事部門のみの施策ではなく、経営層が次期経営層を育てていくことで合意しました。人財プールを4つに分類し、それぞれの「人選」+「研修・他者からの学び・経験からの学び(プロジェクトメンバーとして抜擢や異動など)」をベースとして、育成プランを作成しています。育成プラン受講後の候補者の行動変容や成果を評価し、最終育成プランを構築していきます。
2023年の主な取り組み
- 教育体系の再構築
- 求める人財像の刷新
- ストレングスファインダーの全正社員受講
- ストレングスファインダー個人コーチング/チームビルディング研修の実施
- Eラーニングの拡充
- キャリア研修の拡充
OUTPUT
従業員1人当たり教育訓練費 |
2023年 72.93(千円/人) 前年比14%増 |
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研修数 |
2023年 34講座 前年比12講座増 |
研修参加人数 |
2023年 1,257人 前年比38%増 |