社内コミュニティの醸成

インコミPDCAを回し、ES・企業価値向上へ

イトーキでは、インターナルコミュニケーション(インコミ)の目的を「企業価値の最大化」と定めています。インコミの作用により、モチベーションやロイヤルティ、ひいては生産性の向上など、業績向上に寄与すると考えています。そのために、会社の方針・ビジョンを正しくわかりやすく伝えるベーシックな認知活動や共感を生む社内報・イベントを起点とし、コミュニケ―ションを活性化することで相互理解の深化・継続につなげています。インコミのスローガンには、経営方針のキーワードでもある「一体感」向上を狙った『ONE ITOKI』を掲げ、従業員誰一人取り残さない精神を重視した活動を推進しています。サブタイトルには、『明日の「働く」を、デザインする。』を配置し、事業を通したステークホルダーへのミッションも常に従業員の目に留まるよう心がけています。
さらに、インコミでは、人事部門主管の従業員エンゲージメント調査結果と連携しつつ、広報部門主管でコミュニケーション調査を毎年実施しています。両調査結果から課題を抽出し、次の施策につなげるPDCAを繰り返しています。

社内記事のコンテンツ一部

社内報で反響を呼んだ「イトーキの顔」シリーズが企業広告へ

イトーキは売上高、営業利益と同じく経営の重要指標の一つとして従業員エンゲージメントスコアを掲げており、インターナルコミュニケーションの強化などさまざまな施策を展開しています。多様な人材はイトーキの宝であり、多くの人と支え合っているからこそ、高い品質、深い信頼につながっています。真摯に仕事に向き合い、“イトーキの顔”として最前線で活躍する人材に迫るコーナー「イトーキの顔」。仕事に対する熱意や想いにフォーカスした発信をしています。
そのようななか、これを基にし、2023年12月に5日間連続で日本経済新聞等に掲載した企業広告「イトーキの顔」が「第45回 日本BtoB広告賞」新聞部門で銀賞を受賞しました。
「製品」や「サービス」ではなく、従業員の仕事に対する熱意や想いをインパクトのあるクリエイティブで表現することで、会社のカルチャーを伝えるとともに従業員のモチベーション向上も企図しました。インターナルコミュニケーション施策の延長線上でもある今回の企業広告は、社内だけでなく、社員の家族や知人、取引企業、拠点を構える地域住民の方からも反響をいただき、従業員エンゲージメントのさらなる向上にも寄与しています。

自発的なつながりが変革を生む

社員の自律性と多様性を尊重する文化醸成を目的に、手挙げによる参加型社内コミュニティを立ち上げています。女性活躍、グローバル人材育成、工場活性化など多様なテーマで活動を展開。社員が自ら考え、行動する風土が着実に根づき、組織の内側から変革を促す力となっています。

社内イベントで育む一体感

2024年の中期経営計画発表にあわせ、本社でのキックオフイベントに加え、全国で150回以上のタウンホールミーティングを実施しました。運営は社員の手挙げによって行われ、多様な社員が登壇することで、計画の自分ごと化を促進しました。さらに、オフィス・工場の両拠点でのファミリーデーや、現場の創意工夫を競う「工場ちえくり大会(改善大会)」など、社員主体のイベントを通じて、一体感と共感が着実に育まれています。

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