
目次
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オフィスデザインの4つの効果
社員のモチベーションと生産性向上
社内コミュニケーションの活性化
企業ブランディングの強化
優秀な人材の獲得 -
オフィスデザインを考えるうえで大切なこと
社員の意見を尊重する
使いやすさとデザインを両立させる -
オフィスデザインを変更するには?
オフィスレイアウトについて
オフィスデザイン変更の基本的な進め方 - オフィスデザインの最新トレンドをチェック!
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おしゃれなオフィスデザイン事例10選
三菱地所ホーム株式会社 本社 TOKYO BASE
住友ファーマ株式会社 東京本社オフィス
株式会社松川レピヤン 新社屋
東急住宅リース株式会社 本社オフィス
株式会社IDOM 品川オフィス
株式会社商船三井 本社オフィス
株式会社両備システムズ 本社オフィス
株式会社LIXIL 本社オフィス
第一フロンティア生命保険株式会社 本社オフィス
株式会社日東システムテクノロジーズ 本社オフィス -
おしゃれなオフィスデザインならイトーキにおまかせください
オフィス・ファシリティ事例集「アイズ 2024」のご紹介
働き方の変革が進む中、社員の自主性と活力を引き出す魅力的なワークスペースへの需要が高まっています。オフィスのデザインは単なる見た目の問題でなく、そこで働く社員のモチベーションや生産性にも大きく影響するからです。
オフィスに求められる役割も、ただ仕事をするだけの場所から、社員のモチベーションを高め、コミュニケーションやイノベーションを生み出す創造的な空間へと大きく変わってきています。この変化に伴い、オフィスデザインの重要性もますます高まっているのです。
本コラムでは、おしゃれで実用的なオフィスデザイン事例を紹介し、効果的なレイアウトや内装のポイントを解説します。空間コンセプトやスペース活用のヒントを参考に、理想的なオフィス環境づくりにお役立てください!
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オフィスデザインの4つの効果
オフィスデザインとは、オフィス家具のレイアウトや内装、照明などを工夫し、社員が快適に働ける理想的な空間をつくることです。オフィス空間を最適化することで、社員のモチベーション向上、コミュニケーションの活性化など、企業に多くの効果をもたらします。
まずは、オフィスデザインの具体的な効果ついて見ていきましょう。
社員のモチベーションと生産性向上
社員にとって機能的で快適なオフィス環境は、ストレスの緩和や創造性を高め、結果的に生産性向上につながると考えられています。働く人が心地よさを実感でき、ストレスフリーで集中できるような空間づくりが、ひいては会社全体の生産性にも寄与するのです。
オフィスデザインは見た目の美しさだけでなく、社員が快適に働ける防音設備や、効率よく作業できるような動線設計が肝心です。
社内コミュニケーションの活性化
オープンなレイアウトや共有スペースの設置は、社内コミュニケーションの促進に寄与します。
Web会議が日常となった現在、対面でのコミュニケーションの促進は多くの企業が抱える課題です。この課題に対応するため、オフィスの一画に多目的なオープンスペースやミーティングエリアを設置するケースが増えています。
従来の会議室とは異なるカジュアルでリラックスした空間では、部署間の壁を超えた自然な対話が生まれやすく、社内コミュニケーションの活性化や組織の一体感を高める効果があるといわれています。
企業ブランディングの強化
オフィスは「企業の顔」として、とくにエントランスや応接室は来訪者に最初の印象を伝える重要な空間です。
近年、多くの企業がオフィスデザインを戦略的に活用しています。例えば、内装全体に企業カラーを取り入れたり、エントランスに企業理念を表現したアート作品を設置したりすることで、独自のブランドイメージを演出しています。
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優秀な人材の獲得
充実したオフィス環境は、企業の採用活動において重要な強みとなっています。とくに若手人材は、仕事内容だけでなく、職場の雰囲気や働く環境を重視する傾向が強まっています。
人的資本経営が注目される現代において、魅力的なオフィスづくりは、優秀な人材の獲得と定着を支える重要な経営戦略の一つとして位置づけられています。
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オフィスデザインを考えるうえで大切なこと

おしゃれで魅力的な内装のオフィスを作り上げるには、いくつかの重要なポイントがあります。ここでは、オフィスデザインを検討する際に押さえておくべき要素を2つ解説します。
社員の意見を尊重する
魅力的なオフィスづくりの第一歩は、実際に働く社員の声を聞くことです。「ここが使いづらい」「こんな空間があったらいいな」など、現場の意見を集めることで、本当に必要な機能が見えてきます。たとえば、社員アンケートで以下のような要望が出たとします。
- チームで気軽にミーティングができるオープンなスペースがほしい
- 共用デスクではなく静かなエリアで集中して作業したいときがある
- オフィスにカフェコーナーを設置してほしい
これらの意見を収集・整理し、実際の業務内容やオフィス環境との整合性を図りながら、今後のオフィスデザイン計画に反映させていくことが大切です。
使いやすさとデザインを両立させる
オフィスデザインを考えるときに、見た目の美しさを追求することは重要ですが、実際の使いやすさも忘れてはいけません。とくに以下のような機能面に関しては、日常業務に直接影響を与えるため、より慎重に検討する必要があります。
- 照明の明るさは業務に適しているか、目への負担が少ないか
- 書類や備品を整理するための収納スペースは十分に確保されているか
- オフィス機器の配線や動線は安全性に配慮して設計されているか
美しさと使いやすさのバランスを取ることが、理想的なオフィスデザインの鍵となるのです。
オフィスデザインを変更するには?

「オフィスデザインの変更を考えているけれど、何から始めればいいのだろう…」と悩まれている担当者さまも多いのではないでしょうか。確かに、オフィスデザインの変更は内装工事を伴う大規模なリニューアルにもつながります。
ですが、基本的な知識と進め方を理解していれば、計画、実行への心理的ハードルは少し下がるはず。
ここでは、オフィスデザインに大きく影響するオフィスのレイアウトを考える際のポイントと、変更する際の流れを簡単にご説明します。
オフィスレイアウトについて
オフィスデザインを変更しようと思ったとき、併せて必ず考えなければいけないのがオフィスのレイアウトについてです。まずは、オフィスレイアウトの種類や特徴、変更する際の注意点を見ていきましょう。
レイアウトの種類と特徴
オフィスのレイアウトは、社員一人ひとりに専用のデスクを割り当てる固定席に合わせた「島型対向式」、色々なタイプの座席の中から自由に席を選べる「フリーアドレス」、チームやエリア別に固定席とフリーアドレスを組み合わせる複合タイプなど、さまざまな選択肢があります。
最適なレイアウトは、それぞれの企業の仕事の特性と文化によって大きく変わってきます。オフィスレイアウトについては、以下のコラムでさまざまなパターンについて解説していますので、ぜひご参考ください。
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レイアウトを考える際の注意点
オフィスレイアウトの変更は、単なる配置換えではありません。まず、なぜ変更するのか、何を実現したいのかを明確にすることが最も重要です。具体的には、生産性の向上やチーム内のコミュニケーション活性化など、目的を設定することから始めましょう。
レイアウトを考える際は、以下の2つの視点が重要になります。
【空間の機能性を考慮したエリア分け】
- 部署間の自然な連携を促す配置
- 執務、会議、休憩など用途別のゾーニング
- セキュリティを意識したエリア設計
【スムーズな動線の確保】
- コピー機や休憩スペースなど共用設備へのスムーズなアクセス
- 各エリア間の移動のしやすさ
加えて、騒音や音漏れなどの音環境も忘れてはいけないポイントです。音環境の整備については、以下のコラムでくわしく解説しています。
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オフィスデザイン変更の基本的な進め方
次に、デザイン変更プロジェクトの基本的な流れについて。一般的には、以下のような手順で進めていきます。
- 現状のオフィスの問題点を洗い出す
- 社員の声を集める(アンケートやヒアリングを実施する)
- 理想的なオフィス像を設定、定義する
- 予算や内装工事期間などの基本条件を決める
これらの準備を進めながら、専門業者を選定し、具体的な設計・施工プランを策定していきます。プロジェクト全体を通して、社員の意見を反映させながら進めることが重要です。
オフィスデザインの最新トレンドをチェック!
ここからは、おしゃれで実用的な空間づくりに欠かせないオフィスデザインのトレンドをチェックしていきましょう。
近年の働き方の多様化やウェルビーングへの意識の高まりに伴い、オフィスデザインのトレンドは大きく変化しています。注目されているおもなトレンドとして、以下のようなものがあります。
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ハイブリッドワークへの対応
在宅勤務が定着している企業においては、オフィス勤務を組み合わせた働き方に合わせ、個別デスクと共同作業スペースを効果的に配置する設計が主流となっています。 -
バイオフィリックデザインの採用
植物や自然素材を活用したデザインも現代のオフィストレンドのひとつです。自然光を多く取り入れた明るい空間づくり、リラックス効果のあるグリーンの設置により、社員のストレス軽減や生産性向上が期待できます。 -
ウェルビーングの重視
社員の健康と快適性を追求する傾向が強まっています。リフレッシュスペースの充実や人間工学に基づいた家具の採用など、働く環境全体の質的向上に取り組む企業が増えています。 -
オフィスカフェの導入
オフィスカフェは、単なる休憩スペースではなく、部署を超えたコミュニケーションやコラボレーションの促進など、多目的な機能を持つ場所として注目を集めています。執務エリアとはガラッと雰囲気を変えて、開放的でデザイン性の高い空間をつくるケースが多いです。
オフィスカフェの具体的な活用方法や導入のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
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おしゃれなオフィスデザイン事例10選
オフィスデザインの効果や重視すべきポイント、進め方を押さえたら、つぎは実際に世の中の企業がどんなデザインのオフィスを構えているのか、気になってきますよね…?
ここからは、イトーキがご支援したオフィスづくりの中からさまざまな業種・スタイルの「オフィス事例10選」をご紹介!おしゃれでカッコいい最新デザインはもちろん、その企業らしさを表現した味わいや、働きやすさへの工夫などが満載です。ぜひ、オフィスづくりのご参考のために、のぞいてみてくださいね。
三菱地所ホーム株式会社 本社 TOKYO BASE

三菱地所グループの住宅メーカーとして、独創的な技術や工夫をもって「真に価値ある住まい」を提供し続けている三菱地所ホーム株式会社は、設立40周年を目前に控えた2022年に本社オフィスの移転を実施。
都内に分散する拠点を集約し、ドラスティックな働き方変革を行いました。「TOKYO BASE 」は国産材の積極的な活用を推進する同社が、木が持つ価値や林業に携わる人々の想いに触れ、外部と共創しながら、感性豊かにイノベーションを創発するオフィスです。
住友ファーマ株式会社 東京本社オフィス

医薬品や再生・細胞医薬の研究・開発を行う住友ファーマ株式会社は、グローバル化と新たなヘルスケアソリューションに挑戦するためにブランドを刷新しました。
東京・日本橋のメガプレート型オフィスへ東京本社移転を実施。新たなオフィスで実践するのは、リアルとリモートのハイブリッドな働き方です。“行きたくなる、行くとワクワクするオフィス”をコンセプトに、イノベーションを加速するコラボレーティブな環境構築にチャレンジしました。
株式会社松川レピヤン 新社屋

国内外の有名アパレルメーカーのブランドタグを中心に、多数の「織ネーム」を製作している株式会社松川レピヤン。
家族的なつながりを大切にする社風の同社が、その特徴を最大限に活かしながら、業務の効率化を図る新社屋を建設しました。一般的なオフィスには見られないアットホームな空間は、将来的な地域開放も見据え、活動の幅を広げています。
東急住宅リース株式会社 本社オフィス

不動産賃貸管理・運営を行う東急住宅リース株式会社。
グループ3社の本社オフィス移転において、イトーキはレイアウトプランニング、什器の選定・納品にいたるまで、総合的な空間デザインの支援を担当。従業員同士のコミュニケーションを促す、メガフロアを活かした見通しの良いオフィスが完成しました。
株式会社IDOM 品川オフィス

中古車販売買取の「ガリバー」ブランドを中心に、日本全国に店舗を展開する株式会社IDOM。
オフィス移転に伴うCS(クリエイティブスペース)の構築において、イトーキはプロジェクトマネジメント、レイアウトプランニング、什器の選定・納品にいたるまで、総合的な支援を担当。社員一人ひとりの自由な働き方を尊重し、対面により発揮されるクリエイティビティを最大限引き出すオフィスが完成しました。
株式会社商船三井 本社オフィス

世界中で多数の船舶を運航し、海運業を中心に様々な社会インフラ事業を展開する株式会社商船三井。
その本社リニューアルプロジェクトにおいて、イトーキはプロジェクトマネジメント、レイアウトプランニング、什器の選定・納品にいたるまで、総合的な支援を担当。「いつでも、つながる」をコンセプトに掲げ、部門の垣根を超えてより早く、よりシームレスに働けるオフィスが完成しました。
株式会社両備システムズ 本社オフィス

1965年の創業以来、両備グループのICT部門の中核を担う株式会社両備システムズ。
2022年11月に杜の街グレース オフィススクエアへのオフィス・本社機能移転を行った「杜の街オフィス増床プロジェクト」において、イトーキはプロジェクトマネジメント、レイアウトプランニング、什器の選定・納品にいたるまで、総合的な支援を担当。岡山に根づく企業ならではのこだわりが詰まった、同社が目指す新しい働き方を実現させるオフィスが完成しました。
株式会社LIXIL 本社オフィス

住宅設備機器・建材メーカーの株式会社LIXIL。
2022年11月に実施したWINGビル(東京都江東区)から大崎ガーデンタワー(東京都品川区)への本社オフィス移転プロジェクトにおいて、イトーキはプロジェクトマネジメント、レイアウトプランニング、什器の選定・納品にいたるまで総合的な支援を担当。「オフィスに来る意味」を明確に打ち出した、自宅のように心地よいオフィス空間が生まれました。
第一フロンティア生命保険株式会社 本社オフィス

第一フロンティア生命本社は、業容拡大とともにBCP強化や継続的な人員増加を見込み西新橋再開発の大型新築ビルへの入居を決定。
会社のブランドメッセージである「いつでも、あなたにとっておきを。」は、”とっておき”の商品・サービスをお客さまにお届けするということを意味しています。
株式会社日東システムテクノロジーズ 本社オフィス

学校法人や医療法人、製造業などに向けて、ITソリューションサービスを展開する株式会社日東システムテクノロジーズ。
2021年2月、群馬県太田市に新社屋が完成、運用をスタートしました。仕事の特性と状況に応じて働く場を自由に選べる多彩なワークプレイスで、企業ビジョン「色褪せないミッション」と「最高のチーム」の実現を目指しました。
おしゃれなオフィスデザインならイトーキにおまかせください

オフィスデザインは、企業の成長戦略において重要な役割を担っています。社員の声を反映し、企業文化を体現した空間づくりは、生産性の向上やコミュニケーションの活性化、さらには企業ブランディングの強化につながります。
理想的なオフィス環境を実現するには、専門的な知見と豊富な経験が不可欠です。イトーキは数々の案件に携わってきたプロのデザイナーを擁し、企業理念や業務スタイルに即した、オーダーメイドのオフィスデザインをご提案しております。
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