

イトーキのものづくり
デザイン、素材、色、仕上げ。すべてにこだわり抜き、
どこまでもひとにやさしい機能性を追求した、イトーキのものづくり。
ひと目で惹かれる洗練のデザインと、人間工学を突き詰めて生まれる心地よさ。
先進の技術と熟練の経験からつくられる、イトーキの製品づくりについてご紹介します。

イトーキが大切にしている、4つのこと
ものづくりは、きれいなだけでも、使いやすいだけでもいけない。そんな思いから、洗練や心地よさを感じ取れるデザインと身体へのやさしさ、そして地球への思いやりをしっかりと込めることでイトーキの製品は生まれます。そのこだわりとしてイトーキが大切にしている「プロダクトデザイン」「CMFデザイン」「人間工学(エルゴノミクス)」「環境への配慮」の4つについてご紹介します。

1プロダクトデザイン
イトーキの製品デザインには、先進の技術と熟練の経験、そして洗練を追求する感性のすべてが込められています。海外の最新デザインにも日常的に触れることで常に新しい風を取り入れながら、長い歴史から培ったクラフトマンシップも大切に。そんなイトーキならではの製品づくりから生まれるのは、単体での高いデザイン性はもとより、オフィスという空間に置いたときの空間インテリアとしての調和も叶える、ほかにはない美しさです。その魅力は国内外のデザイン賞で高い評価を受け、数々の賞を獲得しています。


世界最高峰のデザイン賞を数多く受賞
イトーキの製品は、その高いデザイン性から「グッドデザイン賞」「Red Dot Design Award」「iF DESIGN AWARD」といった世界最高峰のデザイン賞を数多く獲得。美しさだけでなく、使うひとの動きや気持ちまで織り込んだ機能性にも高い評価を受けています。働くひとが心地よく、そして誇らしさを感じられる…そんな製品を、イトーキはこれからもお届けしていきます。
グッドデザイン賞
グッドデザイン賞
公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、日本で唯一の総合的デザイン表彰制度。イトーキはその中でもとくに高い評価を得た「グッドデザイン・ベスト100」をはじめ、例年数多くの製品が賞を獲得しています。

Red Dot Design Award
Red Dot Design Award
ドイツ・エッセンのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する国際的なデザイン賞。デザインの革新性や機能性、人間工学、エコロジーなどから審査され、最高位を含め多数受賞しています。

iF DESIGN AWARD
iF DESIGN AWARD
ドイツのiF International Forum Design主催の、世界最大級のデザインアワードの一つ。世界で活躍する専門家からデザイン性や機能性、環境負荷への配慮などに高い評価を受け、数々の賞を獲得しています。


2CMFデザイン
CMFとは、カラー(C)、マテリアル(M)、フィニッシュ(F)を指す言葉。その名の通り、色味や素材、仕上げをトータルに表した、いわばものの「表面」を構成する3大要素といえるものです。じつはイトーキは、このCMFデザインのパイオニア。1990年代から、その時代にマッチしたCMFのあり方と真剣に向き合ってきました。
CMFのうち、どれが欠けても心地よさを生み出すことはできません。ゆったりしたいシーンにはリラックスできる色合いを、あたたかみを感じたいところにはナチュラルな素材を、そして和やかに集まりたい場所ではなめらかな手触りの曲線的な家具を…。CMFデザインをとことん大切にしているイトーキだからこそ生み出せる、そんな本当の心地よさをぜひご体感ください。


ITOKI SENSEは、イトーキが長年CMFデザインの重要性に向き合う中で、その指針を明確にするために生まれた独自のコンセプト。市場のトレンドや時代のムードを常に取り入れながら、「いま」に寄り添うCMFの象徴として手がけてきました。そんなITOKI SENSEを具体的なイメージで表現したのが「Effortless」「Refined」「Woven」「Curiosity」という4つのテーマ。そこからは、時代を映し出すオフィストレンド像が浮かび上がります。

やわらぐ

凛とした

つむぐ

跳ねる

3人間工学
(エルゴノミクス)
家具を使う「人間の身体」を研究し尽くすことで、どんな場面のひとにも寄り添うことができる。イトーキは、そのためのカギとして「人間工学(エルゴノミクス)」を突き詰めた製品づくりを行っています。集中しているときの動きは、どこを支点にどこが動くのか、ではリフレッシュするときはどうか…そんな数えきれない行動観察に、専門チームによる最新技術を使ったデータ解析、そしてイトーキが長年積み重ねてきたノウハウを掛け合わせることで、揺るぎない根拠をもった「使いやすさ」を生み出しています。
ひとの動きを知り尽くす「行動観察」
ひとの動きを知り尽くす「行動観察」
人間の動き、行動をさまざまな観点で観察。この動作にはこの機能がマッチする、こんな動きが快適性をもたらす…といった発想がここで生まれます。だからこそイトーキの家具には、ひとの動きを織り込んだ機能が満載。たとえば「長時間の作業ではこの姿勢が取られやすい、だからこのチェアはそれに対応するためにここを支点に動くようにしよう」「このテーブルに集まる人はここに脚があると邪魔なはずだから位置を工夫しよう」といったように、使う人の動きを細やかに想定した構造が特長です。

ひとの動きの数値化
ひとの動きの数値化
ものづくりの技術を支えるセクションの一つが、その名も「エルゴノミクス研究室」という人間工学の専門チーム。人の動きや身体への負担を数値化・可視化するスペシャリストです。最新技術を駆使し、たとえばチェアのどこに重さがかかるかを色分けしてデータ化。快適な使い心地のためにどこを改善すればよいかを定量的・定性的に解析します。これらのデータによる無数の改善が重ねられた製品は、まさに人間の身体に驚くほどフィットする使い心地。
科学に裏打ちされた快適さを、ぜひご体験ください。

連綿と積み重ねてきたノウハウ
連綿と積み重ねてきたノウハウ
先進の技術は、ひとの生きたノウハウがあってこそ生きるもの。イトーキはそう考え、長年積み重ねてきたものづくりの経験から生まれるナレッジを大切に受け継いでいます。
先進のデザインと安全な強度を両立するためにはこんな構造でなくてはならない…など、一連のノウハウがつながっているからこそ実現できる高品質なものづくり。それは「先進」×「経験」が掛け合わされたイトーキだからこそ実現できる、製品づくりの大きな魅力です。


4環境への配慮
どんなにおしゃれでも、未来への負荷を残すものはつくらない。イトーキはその思いから、環境への配慮に真剣に取り組んでいます。たとえば使用済みのペットボトルを繊維化しフェルトのようにつむぎ、スタイリッシュなフォルムに仕上げたチェア「リフェルト」や、二酸化炭素の吸収量が多いサステナブルな植物「ケナフ」材を天板に用いたテーブル「ミートラウンジサステナブル」など、さまざまな環境配慮型製品をラインナップ。これからのオフィス空間を彩るのはこんなやさしい家具であってほしい…そんな願いをこめて、イトーキはこれからも製品づくりを重ねていきます。


厳格な基準や認証をクリア
環境にやさしい製品を選びたいけれど、どう選んでよいかわからない…そんなときに大きな指針となるのが基準や認証。イトーキではさらなる環境配慮のための厳格な自主基準「ITOKI Eco Level」を設け、満たす製品を公表。さらに米国の厳しい環境基準「グリーンガード認証(GOLD認証)」の認証を受けた製品も多数取り揃えています。「SDGsなオフィス家具といえばイトーキ」と胸を張っておすすめできるラインナップです。
ITOKI Eco Level

環境へのさらなる配慮のためにイトーキが独自で設けた厳格な自主基準、「Eco Level」。「温室効果ガスを減らす」などの5つの指針を設け、満たす製品を公表しています。