セキュリティ&セーフティ
オフィスは、「安心・安全」でなくてはならない。
イトーキはその思いから、さまざまな製品とサービスをご提供します。
入退室や機密を見守る「セキュリティ」、防災や安全を考え抜く「セーフティ」。
その2つの柱で、誰もが安心して働けるオフィス空間を構築します。
セキュリティとセーフティという観点から、「強いオフィス」をつくる。
イトーキは膨大なデータと開発力、そして豊富な実績で万全にご支援します
どんなにおしゃれなデザインでも、安心して働けないオフィスはご提案しない。イトーキはその姿勢のもと、長年オフィスの「セキュリティ」と「セーフティ」に向き合ってきました。入退室や機密を見守るセキュリティシステムや、地震のときにも倒れにくい家具、減災のための工夫をこらしたオフィスレイアウト…そんなさまざまな面から、働く人の安全と安心を守る「強いオフィス」を構築します。
セキュリティ
侵入を防ぐゲートや入退室管理のための認証システムだけでなく、収納そのもののセキュリティを向上させる製品や、ゾーニングに工夫した空間づくりなど、全方位から万全に対策。
セーフティ
災害時に人の命を守る技術を、製品と空間づくりの両面から長年研究。業界で唯一の「振動試験室」を自社に保有し、高耐震の家具や転倒防止ユニット、減災レイアウトなどをご提案。
オフィスのセキュリティ
不審者対策や機密漏洩防止にも
オフィスの機密情報を漏洩リスクにさらさないためには、入退室を管理して不審者の侵入を防いだり、収納家具へのロックやアクセス状況を見守ることはもはや必須。そのための製品はもちろん、ゾーンごとにセキュリティのレベルを設定する空間づくりまで、イトーキならすべてが揃います。
入退室チェック
空間をオープンにせず、適切なメンバーのみが入退室できるように管理する入退室管理システム製品、「セキュレクティ」。認証の方法も、ICカード式や暗証番号との併用、暗証番号のみなど、多彩な方式から選べます。さらに入退室の様子を360°撮影のカメラでモニタリングする「マルチアイシステム」など、さまざまなアイテムをご用意しています。
収納
情報の漏洩を防ぐためには、物理的な収納庫へのセキュリティ対策も不可欠。使いやすいのに堅牢なセキュリティ強度を誇る収納棚「eS(エス)キャビネット」は、強固なロックだけでなくデザイン性と機能性も備えたネクストスタンダード。また、既存の収納棚に後付けできる「システマセキュアロック」なら、使いやすさはそのままに履歴保管などの充実機能を実現します。
空間づくり
本来さまざまな人が出入りするオフィスでは、セキュリティを守るための「空間の工夫」は欠かせないものになっています。イトーキが提案するのは、セキュリティレベルに応じてオフィスの区分け(ゾーニング)を考えた設計。来客など不特定多数が立ち入るエリアと、内部メンバーのみが勤務するエリア、さらに機密情報を扱うエリアを切り分け、運用していきます。
◆セキュリティレベルに応じたゾーニング
ZONE 1 公開ゾーン:入居者・来客などが自由に立ち入るオープンなエリア。
ZONE 2 来訪者ゾーン:取引先との打ち合わせなど、目的に応じて立ち入るエリア。
ZONE 3 内部ゾーン:内部の従業員のみが立ち入るエリア。
ZONE 4 特定ゾーン:役員室やサーバールームなど、重要情報を扱うエリア。
オフィスのセーフティ
「災害に負けない」オフィスとは
多くの従業員が集まり働く場所だからこそ、オフィスの災害対策は非常に重要。地震の際にも倒れにくい家具はもちろん、命を守るためのオフィスレイアウトなど、イトーキはプロならではのナレッジを豊富に蓄積。製品づくりと空間づくり、その両面から安全なオフィスづくりをご提供します。
製品づくり
ふだんオフィスを構成しているキャビネットなどの収納家具は、地震の際には転倒する可能性が。直接下敷きになってしまうリスクだけでなく、倒れて避難経路をふさいだり、ガラスなどを破損したり収納物が散乱する危険も。その対策のためには、まずは「倒れない」工夫を。イトーキは収納家具や間仕切りにおいて、さまざまな研究を重ね、製品開発に活かしています。
業界で唯一の「振動試験室」を備え、強度と耐震性を万全に検証
イトーキは、自社の家具は安全なものでなくてはならないという思いから、業界で唯一の「振動試験室」を自社工場内に擁し、地震を再現した状況や振動を試験製品に与えることで、強度や耐震性の検証を綿密に行っています。この試験には実際の地震波を使用し、より現実に即した耐震機能を研究。たとえばオフィスの耐震に直結する間仕切りやキャビネットの開発には、「兵庫県南部地震・神戸波」「東北地方太平洋沖地震・芳賀波」など用いて検証を行っています。
空間づくり
災害に備えるためには、オフィスのつくりそのもの、つまりオフィスレイアウトの段階から計画することが重要。イトーキは長年蓄積してきた豊富なノウハウから、「減災」のためのナレッジを駆使してオフィス空間を構築します。下記は、地震に強いオフィスレイアウトのポイントをまとめたもの。このような知見をしっかりと活かし、お客様のオフィスづくりをご支援します。
地震に強いオフィスレイアウトのポイント
- 1背の高いキャビネットは、人に向かって倒れたり動線をふさぐことがないように、囲われたスペースに集中させるなどして配置。また、動線上は背の低いもののみ設置するなどの工夫を
- 2金庫はしっかり床固定し、ズレを防止
- 3通路は幅1. 2m以上を確保。避難のメイン動線となる通路は幅1.6m以上に
- 4サーバールームは転倒防止や防火・防水対策を万全にし、情報を守る
- 5複合機(コピー機)は囲われたスペースに配置
- 6避難経路などに設置するパーティションは、高耐震のものに
- 7応接間の家具はできるだけ連結し、床に固定する
- 8窓際の家具は落下やガラスの破損を防ぐため、しっかりと床などに固定
- 9最新の災害情報を確認・共有できる、テレビやホワイトボードなどの設備を準備
- 10備蓄品を保管する場所を確保
- 11災害時に対策室として使用できるスペースと設備を準備
イトーキのご支援、3つの特長
安心と安全が自然に溶け込んだ
オフィス空間をご提案可能
オフィスづくりにおいて不可欠なセキュリティ・セーフティという観点を、レイアウトやデザインに自然に溶け込んだ形で一体化できるのがイトーキの強み。おしゃれなだけではない、本当に安心できるオフィスづくりをぜひ実感ください。
豊富な実績とデータが強み。
自社実践での取り組みもノウハウに
自社の「振動試験室」をはじめ、最新の開発環境を完備。そこから得られた膨大なデータはあますところなく製品づくりに活かしています。また、自社のオフィスで実践するさまざまな取り組みもノウハウとしてしっかりと蓄積。ご支援に活用しています。
さまざまな状況に対応できる柔軟性で、
お客様のオフィスづくりをご支援
お客様のオフィスは千差万別。だからこそ、さまざまな状況に対応できるその柔軟性がイトーキの強みです。建物の形に応じた減災レイアウトのご提案や、既存の家具に後付けできるアイテムなど、お客様の環境に合わせたご提案が可能です。
豊富な納入事例
企業のオフィスはもちろん、医療機関や自治体庁舎、公共施設など、さまざまな分野において豊富な実績。
「ニューオフィス賞」などを多数受賞している、イトーキのオフィスづくりをご覧ください。
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