オフィス(企業・団体)
掲載日:2025/05/27

カーギルジャパン合同会社 本社オフィス

カーギルジャパン合同会社 本社オフィスカーギルジャパン合同会社 本社オフィス
住所 東京都千代田区
完成年月 2025年2月
規模 2フロア 2,591㎡
入居人数 約300人
主な施工内容 空間トータルプランニング
  • 上記は、竣工時の情報です。

従業員の声から導かれたコンセプトは「FUSION HUB」。
ブランドアイデンティティと新しい働き方を体感できる新オフィス

食品、食材、農業ソリューションなどを世界70か国に提供するカーギルジャパン合同会社。長年拠点としてきたビルの建て替えを好機と捉え、コロナ禍以降の働き方に対応し、さらなる成長を目指すためのオフィス移転を実施した。この移転にあたって、イトーキはプロジェクトマネジメントから設計・デザイン、施工・移転まで、オフィス構築を総合的に支援。従業員の声を結集したコンセプト「FUSION HUB」を基盤に、多様な働き方とコミュニケーションを促進するオフィスが完成した。

執務エリア1

執務エリア

執務エリア1

執務エリア

植栽や床のレベル差で柔らかくゾーニングを計画。働き方や休憩の取り方にバリエーションが生まれ、従業員のメンタルケアやモチベーション向上につながる。

執務エリア(チームキャンプ)

執務エリア(チームキャンプ)

執務エリア(チームキャンプ)

執務エリア(チームキャンプ)

チーム単位でのコミュニケーションや情報共有にフォーカスした場所は、自然と連帯感が生まれるようフレームで囲っている。

執務エリア2

執務エリア

執務エリア2

執務エリア

1人でも複数人でも利用しやすいビッグテーブル。ソロワークから軽い打ち合わせまで多様なニーズに応える。

執務エリア3

執務エリア

執務エリア3

執務エリア

執務エリアには、多種多様な座席を用意している。自身の業務内容、気分に応じて、柔軟に働く場所を選ぶことができる。

エントランス1

エントランス

エントランス1

エントランス

会社ロゴと穀倉地帯を連想させる曲線と色使いに、日本の伝統的なデザイン要素を壁、天井に取り入れることで同社らしさを表現している。

エントランス2

エントランス

エントランス2

エントランス

同社のアイデンティティー・歴史・事業活動が体験できる展示スペースも設置されている。

カフェエリア1

カフェエリア

カフェエリア1

カフェエリア

エントランスの先には明るく開放的な空間が広がっており、随所に取り入れられた緑が従業員のWell-being向上をサポートする。

カフェエリア2

カフェエリア

カフェエリア2

カフェエリア

ソファやスツール、カウンターチェアなど、多様なコミュニケーションスタイルに対応した座席設計によって、従業員同士の物理的、心理的な距離を縮める。

カフェエリア3

カフェエリア

カフェエリア3

カフェエリア

人の行き来が多い出入り口付近は、カフェエリアでのコミュニケーションを中心に、従業員同士のエンゲージメントを深められる設えとなっている。

VIPルーム(来客用会議室)

VIPルーム(来客用会議室)

VIPルーム(来客用会議室)

VIPルーム(来客用会議室)

来客向けの会議室は、明るくナチュラルな雰囲気の他エリアと異なり、高級感が漂っている。ICT環境を整え、ハイブリッド会議にも対応している。

User’s Voice

カーギルジャパン合同会社
職務執行者社長 駐日代表
石井 竜男 氏

イトーキさんと共につくりあげた新しいオフィスは、非常に明るく開放的で、従業員が活き活きと働ける素晴らしい空間です。運用を開始してから間もない段階ですが、当初の目標に掲げていた生産性向上やコミュニケーションの活性化、Well-beingの向上など、着実に効果が現れ始めています。

これからは、部署の垣根を越えた自然な会話や挨拶がさらに活発に行われるようになり、この新しいオフィスが当初の想定を超えて創造的に活用されていくことを期待しています。

Comment

Designer

柳 信暎

Yu Shinyoung

Sales Manager

乙部 宏樹

Hiroki Otobe

Sales Rep

松田 陸

Matsuda Riku

Project Manager

河村 多恵

Kawamura Tae

Construction Manager

田上 博敏

Tanoue Hirotoshi

カーギルジャパン様が実施したアンケートに記された社員のみなさまの声、抱えられていた課題、そしてコンセプトである「FUSION HUB」を落とし込んだオフィスを構築しました。「HUB」が持つ「輪」のイメージや、事業と深く関わる農業と自然、貿易船のエッセンス、コーポレートカラーの緑を随所に感じられるデザインを目指しています。グローバル企業の日本法人だからこそ、木目調や地窓を取り入れ、「和」を表現することも意識しました。

プロジェクトの進行においては、約1年間のスケジュール通りに進めることが難しい局面もありましたが、カーギルジャパン様がプロジェクトへ真摯に向き合ってくださったこともあり、結果として予定通りに納めることができました。

イトーキを信じてお任せいただいた部分も多く、同社と深い信頼関係を築くことができたプロジェクトだと感じています。

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