人権の尊重・労働安全衛生
人権の尊重
イトーキグループは、すべての人が「活き活き」するため、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」の考え方に基づき、すべての事業活動、および全てのサプライチェーンの関わりにおいて、人権の尊重に取り組みます。
人権方針
イトーキグループは、すべての人が「活き活き」するため、すべての事業活動が人権を尊重することで成り立っていると認識し、2018年に次の通り「イトーキグループ人権方針」を定めています。
人権デュー・ディリジェンスの実施
人権尊重ワークショップ資料
2021・2022年度に実施した「人権尊重」ワークショップでの従業員からの意見や、相談通報窓口の情報より人権リスクの洗い出しを実施しました。また、サプライヤーのみなさまと労働環境および児童労働・強制労働を含む人権尊重に配慮を行うサステナブル調達を推進しています。今後、人権デュー・ディリジェンスのプロセスに基づき、外部有識者のアドバイスも交えながら、顕著な人権リスクを特定し、防止・低減の対応を行う予定です。
具体的な取り組み
- 2020年度より人権教育eラーニング開講
- 2021年度より「人権尊重」ワークショップ開催
- ハラスメント防止研修の開催
- 役員向けLGBTQ研修の実施
- 社内外に相談通報窓口の設置 等
労働安全衛生
労働上の安全確保は、企業の社会的責任の中でも特に重要な使命です。イトーキは、安全を最優先する企業体質の構築と、災害の不安なく働くことのできる安心・安全で快適な職場環境の整備に取り組んでいます。
労働安全衛生
人が主役の環境づくりを提唱するイトーキは、社員が安全で安心して働ける職場環境を構築するとともに、健康の保持と増進に努めています。安全は企業活動の基本条件であることを全員が認識し、労働災害の防止を図ることを目的に安全衛生活動を積極的に推進しています。毎年、労働災害ゼロを目標に、安全衛生活動を展開しておりましたが、2022年は年初生産拠点において重大労働災害が発生し、グループ会社を含むすべての生産拠点に対し安全総点検を実施いたしました。各事業所毎で類似災害防止対策を検討し、すべての事業所で恒久対策を進めました。また改めて“止める、呼ぶ、待つ”を徹底し、安全教育を実施しております。
製造現場での安全確認
関東工場 労働安全衛生 説明会
労使関係の構築
企業としての将来ビジョンや重要課題をめぐって徹底した議論ができる健全な労使関係が、働きがいのある会社をつくるうえで不可欠だと考えています。この理念に基づき労使協議会、意見交換会等のほか、事務局定例会を開催し、オープンかつタイムリーに情報や課題認識を共有するとともに、率直そして建設的に解決策を模索しています。
2022年の主な取り組み
- 全社安全衛生委員会の実施
- 業場ごとの安全衛生活動
- 協力会社との災害防止協議会
- 安全衛生標語ポスターの全社募集
2022年度のKPIと実績
2022年度目標 | 休業災害/不休業災害 0件 |
---|---|
2022年度実績 |
休業災害 2件 不休業災害 6件 |