
WORKERS happinessで2回目のご紹介となる、イトーキ社員のワーケーション体験レポート!少しおさらいしておくと、ワーケーションとは「ワーク(work)」と「バケーション(vacation)」を組み合わせた言葉で、仕事と休みを組み合わせた働き方のことを意味するのでしたね。
今回のワーケーション体験の地は、愛媛県南予地方!愛媛県のテレワーク実証実験支援制度を利用して、イトーキ社員5名が4泊5日で内子、大洲、宇和島の3拠点を移動しながらトライアルしてきました。はたして、営業や提案を行うメンバーもワーケーションで十分に仕事ができるのでしょうか。結果はいかに!?
いざ、愛媛県内子町へ!
ワーケーション前夜、夜中から荷づくりを開始。ほぼ寝ないまま家を出て飛行機で爆睡し、あっという間に松山空港に到着しました。今回は3拠点の移動となるので、空港からレンタカーを利用して城下町風情が残る内子へ。まずは、コワーキングスペースのある「南予サイン」に向かいました。

まちの駅Nanzeの2階にあります
「南予サイン」の中の様子は?
「南予サイン」は、愛媛県南予地域の玄関口である内子町につくられた移住相談窓口併設のコワーキングスペースです。ヒト・コト・モノに出会えるハブとなっています。都内のコワーキングスペースにはない、アットホームな温かさが感じられました。
大型テーブルの8席と窓際のカウンター5席、小あがり8席、会議室1室、個室2室、共有リビング、相談カウンターがあります。1階は、内子まちづくり商店街協同組合が運営している地元の方々と観光客が交流する場となっていて、隣にはビジターセンターも。

白い壁と白木調の柱や梁で、木の香りによるリラックス効果が嬉しい!

移住相談窓口も兼ねた事務所の受付カウンターです
<南予サイン> https://ehimelife.net/coworking/
到着後、すぐにプレゼン!
落ち着いた雰囲気の個室を用意していただき、急いで観光モードからプレゼンモードにチェンジ。Wi-fiが繋がるかドキドキしましたが、全く問題なくプレゼン完了!いつもよりリラックスして話せた気がしました。
個室から大テーブルに移動し、窓からの自然光と木の香りを感じがながら集中作業。仕事後の身体のほんわりとした感じは、会社では味わえない不思議な心地良さでした。
ここに来るまでは、WEB会議がうまくいくか心配だったので、社外との会議はなるべく日程をずらしました。また、仕事に支障が出るのではないかと思い、一人で完結できる作業以外のものはできるだけ片付けて参加しました。でも、取り越し苦労だったようです!
食事処や観光スポットは、「南予サイン」の方がアドバイスをしてくださいました。地元の方との温かい交流は、都会では得にくい人と人とのつながりを強く感じ、心に安らぎを与えてくれました。

裏庭でとれたサツマイモを1箱いただくサプライズも
仕事を終えて「南予サイン」から歩いてすぐの、内子銀行専務の家があったエリアに立つ町屋造りの1棟貸し宿へ。

古民家をリノベーションしたそうです
2日目は地元食材を堪能しスタート
憧れの縁側、夜空を見上げると満点の星…深い眠りから起きると、地元の野菜や果物を使用した朝食が用意されていました。酢飯の代わりに味付けしたおからを使った卯の花寿司、じゃこ天、麦みそのお味噌汁等々を堪能。

食住の快適さに思わずうなりました!
朝食後、昨日の「南予サイン」で仕事をしてから、内子を少し観光しました。木蝋(もくろう)生産の中心地として栄えた内子は、四国で初めて、重要伝統的建造群保存地区に選定され、現在でも地元の人の努力によって歴史情緒溢れる町並みが保存されています。町屋の多彩な意匠「鏝絵(こてえ)」「懸魚(げぎょ)」「出格子(でごうし)」「床几(しょうぎ)」の発見は、町並み歩きの醍醐味です!

ブラブラ散歩するだけで、すっかりリフレッシュ
内子から大洲へ、城を眺めながら資料作成!?
観光を終えて、内子から大洲へ。土日を挟む工程なので、あらかじめ休日出勤と振替を組み合わせたスケジュールを立てていました。
清流肱川を挟んで南北に広がる大洲は、伊予の小京都と呼ばれる、大洲城を中心に発展した旧城下町です。木造復元の天守閣が臨める古民家の宿は、アットホームな居心地と温かさがあり、ゆったりとした時間が流れていました。宿にチェックインし、おのおの仕事を開始。


疲れたら城を眺めて…

宿の敷地内のテラスで打ち合わせ
愛媛県ワーケーション体験レポート後編へ続く