ショールームとオフィスをひとつの空間に。
エプソンの独自技術が息づく、顧客との共創と社員の誇りを育む拠点
プリンターやプロジェクターをはじめ、多彩な製品でオフィス環境を支えるエプソン販売株式会社。同社は製品展示型のショールームを刷新し、オフィス機能と融合した法人向けソリューションセンター「Epson XaILab(エプソンサイラボ)」を開設した。顧客の課題解決に伴走する共創の場でありながら、社員が誇りを持って働くオフィスとしても機能する新たな拠点が、ビジネス機会の創出を加速させている。

カフェ/ワークエリア

カフェ/ワークエリア
社員が業務を行うカフェ/ワークエリア。来場者と心地よい距離感を保ちながら、自然な対話が生まれるよう設計している。

エントランス

エントランス
「Epson XaILab」の顔となるエントランス。ガラスブロックの裏には偏光フィルムが仕込まれており、見る角度によって色が変わることで、施設名の由来でもある「彩(いろどり=XaI)」を表現している。

イマーシブシアター

イマーシブシアター
特注の鉄板を用いて滑らかな正円の壁面を実現したイマーシブシアター。投影される映像を鮮明に引き立たせ、圧倒的な没入感を生み出す。

アイデアフォール

アイデアフォール
プロジェクトの実例から、新たなビジネスのヒントを得られるアイデアフォール。信州の木材を使用した什器や、同社のプリント技術を活かしたタペストリーで構成される。

デモショーケース

デモショーケース
プロダクトの特徴を空間に溶け込ませながら伝える、デモショーケースエリア。緩やかに空間を仕切る配置で、来場者をクリエイトベースへと自然に導く。

クリエイトベース

クリエイトベース
柔らかな雰囲気の空間にプリンターやプロジェクターを配置し、クリエイティブな業務を効率よく行えるスペース。社員が実際に利用するだけでなく、来場者にとっては実務をイメージさせる体験の場にも。

カフェ/ワークエリア

カフェ/ワークエリア
視線が抜ける開放感と程よい囲われ感を両立し、来場者にリアルな働き方のシーンを提案する「カフェ/ワークエリア」。

カフェ/ワークエリア

カフェ/ワークエリア
壁や個室は設けず、背の低いベンチやカーテンで空間を緩やかに仕切ることで、自然なコミュニケーションが生まれる距離感を実現。カーテンの繊細な模様は、エプソンの昇華転写プリント技術を使用している。

インスパイアラウンジ

インスパイアラウンジ
重要なプレゼンテーションや、緊急時のBCP対策本部として活用されるインスパイアラウンジ。重厚感のある家具を採用し、空間全体の説得力と信頼感を高めている。

イノベーションステージ

イノベーションステージ
防音性を備えたガラスのスライディングウォールにより、利用シーンに合わせて柔軟に拡張・分割できる多目的ステージ。空間の段差を考慮しながらピンポイントで映像を投影するなど、エプソンとイトーキの技術が光る。

エリアサイン

エリアサイン
XaILabオリジナルデザインのエリアサインには、エプソンのUV印刷技術を採用。「実はアクリルにも印刷できるんです」といった会話が自然と生まれ、そこからビジネスのきっかけとなるような仕掛けを施した。
User’s Voice
エプソン販売株式会社
マーケティングコミュニケーション部
ソリューションセンター課長
松山
武史
氏
イトーキさんには、私たちだけでは気がつけなかった新しい視点や発想をご提案いただきました。プレゼンテーションの際に動画で見せていただいた空間がそのまま形になった完成度の高さにも大変驚いています。とくにお気に入りはエントランスで、この施設らしさを象徴する場所をつくっていただいたと感じています。
オープン後はお客様との対話から新たなビジネス機会に繋がりはじめ、カフェエリアでは社員同士のコミュニケーションも活発になるなど、社内外によい変化を実感しています。
この場所を通じて、「オフィスや業務上の課題はまずエプソンに相談してみよう」と思っていただけるような、新たなブランドイメージを確立していきたいですね。
Comment
Designer
岩松 里紗
Risa Iwamatsu
Designer
樫尾 綾
Kashio Aya
インテリアのトーンは、エプソン様の創業地である信州の澄んだ自然をテーマとしています。木やガラスなどのマテリアルを重ねた有機的な空間の中に、たとえばカーテンには昇華転写、エリアサインにはUV印刷といったように、エプソン様の技術が息づいていることも特徴です。来場者との会話がはずんだり、ビジネスのきっかけとなるような仕掛けとして随所に施しています。
また、ショールームとオフィスを両立した場であるからこそ、「距離感」のデザインにはとくにこだわっています。来客と集中して働く社員の双方が心地よく過ごせるよう視線に配慮したり、緩衝帯としてベンチを設けることで立ち話や偶発的なコミュニケーションが生まれたりと、心地よい距離感を保ちながら自然な交流が生まれる空間を目指しました。
運用面まで踏み込んで対話を重ねた本プロジェクトは、施主と施工主という枠を超え、「コラボレーション」と呼ぶにふさわしい経験でした。この場所がエプソン様とお客様をつなぐ架け橋となり、ここから数多くのビジネスが生まれていくことを願っています。

Designer
西田 幸
Sachi Nishida