トップに戻る
移転・リニューアル

オフィスのリノベーション事例10選!快適で機能的な空間づくりのポイント

今のオフィスをもっと働きやすくしたい。そんなときに検討したいのが、オフィスのリノベーションです。レイアウトを変えたり内装デザインを一新したりすることで、働く環境は大きく変わります。

このコラムでは、オフィスのリノベーション効果や企業10社の事例、成功のポイントをわかりやすくご紹介します。

オフィスのリノベーションとは

オフィスのリノベーションとは、今あるオフィスを改修・改装し、機能や価値を高めることです。
古くなった部分を修繕するだけでなく、働き方に合わせて空間の使い方を見直したり、デザインを刷新したりと、快適で機能的な環境に整えます。

まずは、リノベーションについてくわしく見ていきましょう。

オフィスのリノベーションで変えられること

オフィスのリノベーションでは、レイアウトの変更から内装デザインの刷新、照明や空調の更新まで、幅広い改修ができます。
ただ美しくするだけでなく、セキュリティ対策や耐震性の向上など、社員が安心して働けるように、オフィス内の安全面を強化することも重要なポイントです。

改修の範囲は、オフィス全体を対象とする「フルリノベーション」から、会議室やエントランスなど特定エリアだけを改装する「ポイントリノベーション」まで、必要な範囲と予算に合わせて選びましょう。

オフィスリノベーションの魅力

「オフィスを一新したいけれど、契約更新のタイミングが合わない。希望する物件が見つからない。」という場合は、移転ではなく、リノベーションが有力な選択肢になるでしょう。

リノベーションは、慣れ親しんだ立地を変えずに働く環境を改善することができます。オフィスの雰囲気を変えて、新たなブランドイメージを発信することも可能です。引っ越しを伴わないことから、移動コストや住所変更の事務手続きなどが不要といった利点もあります。

リノベーションがもたらす3つの効果

リノベーションによってオフィスを刷新することで、社員にとっても企業にとってもさまざまな良い効果が期待できます。1つずつ見ていきましょう。

1.社員の働きやすさが向上する

働き方の多様化が進む中、現代の企業には柔軟なオフィス環境づくりが求められています。

たとえば、オフィスのレイアウトを変更し、デスクの配置や動線を見直すことで、日々の業務がスムーズになるでしょう。
リノベーションを機に、個人が専用の座席を持たない「フリーアドレス制」などの新しい座席運用を取り入れるケースもよく見られます。
さらに、集中できる個室ブースやリフレッシュスペースを充実させれば、社員一人ひとりが業務内容やシチュエーションに合った働き方を選べるようになります。

オフィスのゾーニング設計も効果的です。静かな集中エリアと会話の生まれる交流エリアを適切に配置することで、騒音を気にせず、業務に集中できる環境を整えることができます。

2.企業のイメージアップにつながる

オフィスは、企業の顔ともいえる場所です。洗練されたデザインの機能的なオフィスは、来訪者に良い印象を与え、企業のブランド価値を高めます。

とくに採用活動においては、その効果が顕著に表れます。求職者がはじめてオフィスを訪れる際、「ここで働きたい」と思うような魅力的な空間であれば、企業への志望度は自然と高まるからです。
このような採用ブランディングの観点から、自社の理念やビジョンが反映されたオフィスづくりのためにリノベーションを行うというケースも増えています。

3.企業の成長を後押しする

事業の拡大や組織の変化に合わせて、オフィスも変えていく必要があります。リノベーションをすれば、今の会社のステージに合った空間をつくることが可能です。

たとえば、社員同士の交流が少ないと感じているなら、気軽に立ち寄れる共有スペースやカフェエリアを設けることが解決策となります。部署の垣根を超えた何気ない会話から、思わぬアイデアが生まれ、新しいプロジェクトにつながることも珍しくありません。
人員の増加に備えて座席数を増やしたり、新規事業のためのスペースを作ったり、レイアウトの工夫によって空間を有効活用することもできます。

オフィスが新しくなると社員の気持ちも一新され、前向きに働けるようになるでしょう。

オフィスリノベーションの企業事例10選

ここからは、イトーキがご支援したオフィスのリノベーション事例10選を写真とともにご紹介します。どんな企業がどんな改修をしているのか、ぜひ参考にしてください!

日本航空株式会社 本社 応接・会議室フロア

jal-headoffice-reception_img01.jpg

1951年の設立から長年にわたり「日本の翼」として人、社会、世界のつながりを築いてきた日本航空株式会社(以下JAL)は、本社の応接・会議室フロアのリニューアルを計画。航空会社ならではの細やかな気遣いが随所に散りばめられた空間で、JALのブランディングと社員のエンゲージメント向上につなげています。

日本航空株式会社 本社 応接・会議室フロア 納入事例掲載ページはこちら

エースコック株式会社 本社オフィス

202311261%40003_250228.jpg

コック姿のこぶたのキャラクターでおなじみのエースコック株式会社。1948年の創業から大阪を拠点に事業展開してきた同社は、築40年以上が経過した入居ビルの耐震化改修を契機に、新本社としてリニューアルしました。生産性の向上と社員のモチベーションアップを見据える新オフィスは、エースコックらしさにあふれる、“おいしいしあわせ”を生み出す空間です。

エースコック株式会社 本社オフィス 納入事例掲載ページはこちら

宮城県庁 企業局 公営事業課・水道経営課 オフィス改革推進事業

miyagi-gov-cab_img01.jpg

宮城県では「新しい働き方のスタイル」構築に向けて、オフィス改革推進事業として、庁内コンペを行いました。最も重要視したことは、「経済性の発揮」です。レイアウトありきの単純な配置換え「Replace」ではなく、ワークスタイルから再定義してつくりなおす「Rebuild」。様々な用途にあわせた執務空間を実現、楽しく笑顔で働ける、皆が働きたくなるオフィス空間を構築しました。

宮城県庁 企業局 公営事業課・水道経営課 オフィス改革推進事業 納入事例掲載ページはこちら

KDDI株式会社 KDDI大手町ビル オフィス

kddi-otemachi_img02.jpg

「人財ファースト企業への変革」を目指すKDDI株式会社は、2020年7月に「新働き方宣言」を策定し、時間や場所にとらわれず成果を出す働き方の実現に向けて、IT・オフィス改革を進めています。全社の働き方改革が進む中、同社の官公庁営業部と官公庁ソリューション部は入居オフィスの全面的なリニューアルを実施。このプロジェクトを好機として、フリーアドレス化とコミュニケーションの活性化に取り組みました。

KDDI株式会社 KDDI大手町ビル オフィス 納入事例掲載ページはこちら

株式会社朝日新聞社 メディア事業本部 新オフィス

asahi_05.jpg

創業146年の大手新聞社、株式会社朝日新聞社。現在では「総合メディア企業」として多数のWebメディアやイベントを展開しています。こうした業務変化に伴う組織改編も行われ、2023年4月に主たるビジネス部門を統合した「メディア事業本部」を発足。新組織のためのオフィスは、複数の部署がワンチームとなり、一歩進んだ働き方を実践する挑戦の場となっています。

株式会社朝日新聞社 メディア事業本部 新オフィス 納入事例掲載ページはこちら

第一生命保険株式会社 第一生命日比谷オフィス

dai-ichi-life_img01.jpg

1902年に日本初の相互会社として創業した第一生命グループの中核会社である第一生命保険株式会社。戦後GHQ(連合国軍総司令部)の本部が置かれ、日本国憲法草案が起草されるなど、日本の変革の中心となった第一生命館を起源とするDNタワー21を大規模リノベーションしました。建物の歴史的価値を残しながらも、低層部の一体化、入居テナントを含む交流カフェテリア(LOFFT)の設置など多彩な取組みを展開しています。

第一生命保険株式会社 第一生命日比谷オフィス 納入事例掲載ページはこちら

シェフラージャパン株式会社 本社オフィス

schaeffler_img01.jpg

“We pioneer motion”をテーマに掲げ、世界的な展開力を備えた多様な自動車および産業機械のサプライヤーを標榜するシェフラージャパン株式会社は、ドイツの本社から指定されたアフターコロナの新しい働き方「New Work」を実践すべく、本社オフィスの全面リニューアルを実施しました。レイアウトから家具の選定まで、グループ本社の意向を取り入れつつ日本の働き方にフィットするオフィスを構築しています。

シェフラージャパン株式会社 本社オフィス 納入事例掲載ページはこちら

オプテックス株式会社 本社西館

optex_img01.jpg

滋賀県大津市、琵琶湖を眺望する風光明媚な環境に本社を置くオプテックス株式会社は、センシング技術のトップ企業としてのさらなる事業成長を見据え、新しい働き方を目指すプロジェクトを発足。社員の生産性・創造性を高めるオフィスリニューアルを実施しました。

オプテックス株式会社 本社西館 納入事例掲載ページはこちら

青木信用金庫 本部ビル エントランスホール

aoshin_img01.jpg

「あおしん」という愛称で地域に親しまれ、埼玉県南部と東京都足立区において37店舗を展開する青木信用金庫は、埼玉県川口市の本部ビルにおいて、エントランスフロアの全面リニューアルを実施しました。コンセプトは「NEXTあおしん」。竣工時のビルデザインと最新のオフィス・ソリューションを融合し、地域と共に未来に向かう信用金庫の新たな「顔」を創出しています。

青木信用金庫 本部ビル エントランスホール 納入事例掲載ページはこちら

日揮ユニバーサル株式会社 本社オフィス

n-u_img05.jpg

無限の可能性を持つ触媒技術で、未来に誇れる環境づくりに貢献する日揮ユニバーサル株式会社は、2023年、創立60周年記念事業の一環で、入居30年となる本社オフィスの全面リニューアルに踏み切りました。分断されていた執務エリアを一つに集約した新オフィスは、心身ともに健康的に働けるウェルビーイングを意識した、ストレスなく、誇りを持って、働き続けることのできる環境です。

日揮ユニバーサル株式会社 本社オフィス 納入事例掲載ページはこちら

リノベーションの前におさえておきたい3つのポイント

オフィスのリノベーションを成功させるには、入念な準備が欠かせません。ここでは、計画段階でおさえておきたい、3つのポイントをご紹介します。

1.何のために改修するのかを整理する

最初に、リノベーションの目的を明確にすることが大切です。「社員のコミュニケーションを活性化したい」「採用力を高めたい」「業務効率を上げたい」など、目指すゴールによって改修内容が変わってくるためです。

まずは経営トップや社員に聞き取りを行い、現状の課題を整理することから始めましょう。リノベーションの目的がはっきりすれば、改修範囲や予算などの優先順位もつけやすくなります。

2.予算と期間の目安を知っておく

リノベーションは、工事の範囲や規模によって、予算や工期がずいぶんと異なります。ポイントリノベーションとフルリノベーションでは、工期は数日から数カ月の開きが出てきます。

大がかりな改修工事となれば、工事期間中の業務スペースも確保しなくてはいけません。業者に相談しつつ、予算と工期、そして業務への影響を踏まえた綿密な計画を立てましょう。

3.信頼できる依頼先を見つける

リノベーション会社を選ぶ際は、選定基準の一つとして、過去の施工実績を参考にすることになります。オフィスのリノベーション経験が豊富な会社であれば、建築基準法や消防法といった法規制にも精通しており、安心して任せられるでしょう。

提案力やデザイン力も重要ですが、アフターフォローの体制も見逃せないポイントです。もしリノベーション後に何かしら問題が生じた場合、スムーズにオフィス運用を進めていくためにも、相談できる環境があった方が心強いでしょう。

工事完了後に不具合が生じた際の対応窓口や保証制度なども、事前に確認しておきましょう。

オフィスのリノベーションはイトーキにおまかせください

イトーキでは、オフィスづくりのプロフェッショナルとして、企業の働き方に合わせた空間づくりをサポートしています。

オフィス家具の製造・販売から、空間デザイン、レイアウト設計、施工、その後の運用まで、オフィスのリノベーションをトータルでサポートしています。長年培ってきたノウハウに基づいた、企業ごとの課題や目標に寄り添うご提案が強みです。

オフィスへのリノベーションを検討している際は、ぜひお気軽にお問い合わせください!働く人の視点を大切に、機能性とデザイン性を兼ね備えたオフィスを実現いたします。

「オフィスリニューアルマニュアル」をプレゼント

イトーキでは、オフィスのリニューアル(リノベーション)に関する情報をまとめた「オフィスリニューアルマニュアル」を無料でご提供しています。オフィスを改修する際の進め方や検討ポイント、スケジュールなど、計画から実施までリノベーションにも役立つ内容を掲載しています。

オフィスの改修・改装を検討されている方は、ダウンロードのうえぜひご活用ください!

資料ダウンロード
ダウンロードはこちら