目次
- Immersive Engine®(イマーシブエンジン)とは
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Immersive
Engine®(イマーシブエンジン)の5つの特長
360°映像の自動マッピング
プロジェクター最大8台のマルチ投影
HDMI接続による複数画面の同時表示
タブレットによる直感的な操作
映像品質を高めるImmersive Magic Wall(特殊塗料) -
Immersive
Engine®(イマーシブエンジン)の活用シーン
企業ショールーム・エクスペリエンスセンター
会議室・プレゼンテーションルーム
学校・教育施設
物流倉庫・工場
エンターテインメント・観光 -
Immersive
Engine®(イマーシブエンジン)の導入事例
エプソン販売株式会社 体験型ソリューションセンター Epson XaILab
ITOKI DESIGN HOUSE TOKYO
ITOKI DESIGN HOUSE SHIGA - 没入型映像システムをご検討の際はイトーキにご相談ください
Immersive Engine®(イマーシブエンジン)は、空間全体をキャンバスのように使い、映像で人を包み込む「没入型映像システム」です。プロジェクターを最大8台まで柔軟に組み合わせ、360°映像の自動マッピングや複数画面の同時表示を実現し、圧倒的な没入体験を生み出します。
近年、美術館や観光施設などで、空間全体を映像で包み込む「没入型体験」が広がっていますが、こうした技術はエンターテインメントの領域だけでなく、企業のプレゼンテーションや人材教育、ショールームでの製品・技術の疑似体験にも活用され始めているのです。
イトーキでは、株式会社イマーシブの提供するImmersive
Engine®を活用した空間設計・導入支援を行っており、企業ショールームや会議室・プレゼンテーションルーム、教育・研修空間などの体験価値向上をご支援しています。
本コラムでは、基本情報、5つの特長、具体的な活用シーン、導入事例を通して、Immersive
Engine®をくわしくご紹介します。
※ Immersive Engine®は、株式会社イマーシブの登録商標です。
Immersive Engine®(イマーシブエンジン)とは
Immersive Engine®は、プロジェクターと制御システムを核に、壁面など空間全体へ映像を投影して「その場に入り込むような体験」をつくるシステムです。
一般的なディスプレイやスクリーンは「映像を見る」だけの体験になりやすい一方、Immersive Engine®は壁や複数面への複雑な投影をまとめて制御し、「映像の中にいる」状態をつくることができます。没入型の映像からは情報を直感で受け取りやすく、体験そのものがメッセージとなる点が魅力です。
複数台プロジェクターの連動、360°映像の投影最適化、複数入力の同時表示、操作の一元化までをすべて行えるため、個別の機器を組み合わせて映像を投影するときに課題となりがちな、映像のつなぎ目調整や入力切替、運用ルールづくりも一つのシステムで整えることができます。
Immersive Engine®(イマーシブエンジン)の5つの特長
没入感を生む鍵は、映像をきれいに大きく映すだけでなく、投影・表示・操作・壁面品質までを一体で設計できる点にあります。ここではImmersive Engine®の主要な5つの特長を解説します。
360°映像の自動マッピング
360°カメラの映像やCGなどを、空間の形に合わせて自動で最適配置できるため、視界を取り囲む没入体験を手軽に実現することができます。
手作業で歪み調整を行うとどうしても再調整の手間や作業者による仕上がりの差が生まれてしまうものですが、Immersive
Engine®の自動マッピングなら品質のばらつきを抑えることが可能です。
ライブ中継も可能なため、現地の360°映像をImmersive Engine®によってリアルタイムでマッピングすれば、移動の手間や安全上の制約で見せられなかった遠隔地の施設・工場・観光地などを実際にその場にいるかのように共有できるのも、魅力の一つです。
プロジェクター最大8台のマルチ投影
プロジェクターは1台の小規模構成から最大8台まで拡張でき、部屋のサイズや目的に合わせた設計が可能です。
単純に一つの面に投影することはもちろん、複数台を連動させた広い壁面や複数面への投影ができ、空間演出の自由度が高い点が大きな特長です。目的に合わせた視線誘導の設計や場のストーリー設計も、柔軟に対応できます。
HDMI接続による複数画面の同時表示
最大8系統の入力を活用し、資料・動画・Web会議・ダッシュボードなどを同時表示したり、重ねて表示することも可能です。
たとえば、比較検討が必要な会議で複数の資料や動画を組み合わせて表示させておけば、画面操作の待ち時間が減り議論が加速します。リアル参加者とWeb参加者の入り混じる会議では、Web参加者の顔と資料を一緒に投影したり、リアル参加者の見ている映像と同じ構図で情報を共有できるため、コミュニケーションも円滑になるでしょう。
タブレットによる直感的な操作
没入体験の品質は、コンテンツの良し悪しだけでは決まりません。自然に映像を呼び出すことができるか、運用担当者が迷わず切り替えられるか、といったオペレーションも重要です。
Immersive
Engine®は、表示コンテンツの呼び出し、切り替え、レイアウト変更などをタブレットで一元操作できます。
操作が複雑なシステムは使用できる従業員が固定化し、運用が属人化してしまう課題がありますが、誰でも簡単にコントロールできる直感的な操作感を実現しています。
ショールーム案内やプレゼンでは、話す内容以上に投影内容の切り替えタイミングが体験の質を左右します。タブレットで流れをテンプレート化しておけば、話し手が変わっても一定の品質で体験を再現しやすくなるでしょう。
映像品質を高めるImmersive Magic Wall(特殊塗料)
壁面に映像を投影する際に、従来の白壁だと暗部が浮きやすく、コントラストの再現に限界がありました。そこで、半導体の細かな粒子で光を滞留させ発光させる「量子ドット技術」を応用した壁面スクリーン用塗料が「Immersive Magic Wall(イマーシブマジックウォール)」です。
壁面に塗布することで、暗いところはしっかりと暗く締め、明るいところは明るいままにコントラストを再現。映像に見違えるほどの奥行きを生み出し、より深い没入をもたらします。LED・液晶画面にも匹敵するクリアな映像に、空間全体で包まれる体験はほかでは得られないもの。発光力が高いことから、空間の照明を暗く落とさなくても投影できる点も、大きなメリットです。
光の見え方を整えることで、同じプロジェクターでも映像の印象を強くできる点がポイント。没入体験では黒の沈みや色の深さが感情の動きに直結するため、壁面側の品質向上は思った以上に効果を発揮するものです。
Immersive Engine®(イマーシブエンジン)の活用シーン
Immersive Engine®はただ映像を見せるだけでなく、理解・納得・共創を促す場づくりに向いています。ここからは代表的な活用シーンをご紹介します。
企業ショールーム・エクスペリエンスセンター
【活用シーンの例】
- 圧倒的な没入体験を生み出す空間で商談
- 記憶に残るお出迎え、再来場の促進
映像によってブランドの世界観やサービス導入後のイメージを体感として提示し、記憶に残る来訪体験を設計できます。
カタログや動画視聴だけでは伝わりにくい価値も、体験として提供することで納得が生まれるもの。製品やサービスのスペック説明から、導入後の世界を体感してもらう提案へと移行しやすくなるでしょう。企業が案内したい内容を参加者全員が同じ視界で追えるため、理解の速度が上がり、質疑応答も具体的になるという効果もあります。
会議室・プレゼンテーションルーム
【活用シーンの例】
- 360°コンテンツを使うことでプレゼン、議論の質を向上
- 参加者の持ち込みPCの同時投影により議論を加速
オフィスの会議室やプレゼンテーションルームでも、Immersive
Engine®は活躍します。
空間全体に映像を展開し、ゴーグルレスで参加者の集中と一体感を醸成。目線の先が常に同じ大画面になることで、話者の説明と情報の提示が同期し、認識の相違が減るでしょう。
映像、資料、360°コンテンツを流れとしてテンプレート化し、質の高いプレゼンを再現しやすい点も実務的な利点です。個人の能力に依存しがちなプレゼンも、場の設計によって底上げできるのです。
会議室では、複数資料の同時表示で比較検討を効率化し、認識ズレを低減できます。たとえば、数値資料、顧客の声、工程表など性質の違う情報を比較しながら議論ができるため、議事進行が安定し、会議時間の短縮につながります。Web会議と組み合わせる場面では、遠隔参加者とも同一の視界・情報を共有しやすくなります。
学校・教育施設
【活用シーンの例】
- 没入体験を取り入れたオンライン授業、教育
- VRゴーグルレスで臨場感のある安全教育、研修実施
遠隔地の環境を教室で再現する没入型授業や、企業研修・安全教育などに展開可能です。Immersive
Engine®によって映像が空間に広がることで、学習者は受動的な「視聴」から「参加」に近い状態となり、集中が持続しやすくなるでしょう。
たとえば海外の街並み、工場の設備、災害現場の状況などを映像で体感してから学ぶと、知識が体験と結び付き、定着しやすくなります。
汎用的な360°コンテンツと、学校・企業固有の教材を組み合わせ、授業や研修の設計図として残せば、継続的に価値を生みやすくなります。
物流倉庫・工場
【活用シーンの例】
- 遠隔地とのライブ中継による状況把握、見学の実施
- 現地訪問にかかるコスト削減
物流倉庫や工場と、離れたオフィスや他拠点をライブ中継でつなげば、現場にいるかのような臨場感で状況を把握でき、ボトルネックや異常を素早く検知する体制を構築できます。
過去に発生したインシデント事例を映像化することで、研修プログラムに活用することも効果的です。
現場の360°映像を活用すれば、リモート見学も実現できます。安全面の配慮が必要な場所や、移動が難しい社員・顧客に対しても、現場理解を深める機会を創出できるでしょう。
エンターテインメント・観光
【活用シーンの例】
- よりリアルな観光案内、情報発信拠点としての活用
- ライブバーチャルツアーによる没入体験
Immersive Engine®はイベントや施設における非日常の演出やアトラクション性のある体験設計に向いています。空間全体を使えるため、来場者の体験密度を高めやすいのが特長です。
また、観光案内や遠隔地でのバーチャルツアーで、実際に訪れたかのような没入体験を提供することもできます。
効果を最大化するには、見せたい工程やポイントを綿密に計画することが重要です。説明者の導線や視線誘導を含めて、空間とともに体験そのものの設計を行うと体験価値が上がるでしょう。
Immersive Engine®(イマーシブエンジン)の導入事例
没入型映像は、機器のスペックだけでその効果が決まるものではありません。ただシステムを導入するだけではなく、没入体験そのものをより深めるための空間設計が重要です。
イトーキは、働く場づくりで培った知見をもとに、映像の効果を最大化し体験の質を高める空間全体の設計をご支援しています。
ここでは、イトーキが構築した空間のImmersive Engine®導入事例を紹介します。
エプソン販売株式会社 体験型ソリューションセンター Epson XaILab
プリンターやプロジェクターをはじめ、多彩な製品でオフィス環境を支えるエプソン販売株式会社。同社は製品展示型のショールームを刷新し、オフィス機能と融合した法人向けソリューションセンター「Epson XaILab(エプソンサイラボ)」を開設しました。顧客の課題解決に伴走する共創の場でありながら、社員が誇りを持って働くオフィスとしても機能する新たな拠点が、ビジネス機会の創出を加速させています。
特注の鉄板を用いて滑らかな正円の壁面を実現したイマーシブシアターでは、投影される映像を鮮明に引き立たせ、圧倒的な没入感を生み出しています。
重要なプレゼンテーションや、緊急時のBCP対策本部として活用されるインスパイアラウンジにもImmersive Engine®を導入。重厚感のある家具との組み合わせで空間全体の説得力と信頼感を高めています。
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ITOKI DESIGN HOUSE TOKYO
ショールームでありながら、実際に社員の働く姿を間近で見学できるイトーキの本社オフィスITOKI DESIGN HOUSE TOKYO。新しい働き方とそれを実現するためのオフィスとしてデザインされ、新たな技術や製品、そして働き方を一度に体験できる場となっています。
【人的資本の最大化、さらなる成果につなげる「チーム運用」の進化】をコンセプトに2026年6月にリニューアルオープンしたエリアでは、社員が毎日通る動線上に設置された大型ディスプレイを用いて多様なコンテンツを発信。これまでは単なる情報共有での使用にとどまりがちだった場所が、「伝える」から「心に残る」へ、「見る」から「体験する」へ、人が集まって言葉を交わす場へと進化した様子を体験できる空間です。
Immersive Engine®を活用した空間やシステムの操作感の見学をご希望の際は、ぜひ以下よりお問い合わせください。法人のお客様を対象にご予約を承っております。
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ITOKI DESIGN HOUSE SHIGA
ITOKI DESIGN HOUSE SHIGAは、チェアづくりを中心として稼働するイトーキの「関西工場」に併設したショールーム。イトーキと外部パートナーが混ざり合い、共創する「開かれたモノづくり拠点」です。イトーキが培ってきた開発・製造の知見と、外部パートナーの専門性やアイデアが交わることで、新たな価値が生まれ続ける場を目指しています。
Photo:神宮巨樹(OOKI JINGU)
設計・開発メンバーをはじめ、他拠点や異部署のメンバーが集う社内共創フロアのスタジオにImmersive Engine®を導入。プレゼンテーションからチームミーティング、お客様への案内まで没入体験を目的に応じて使い分けています。
ITOKI DESIGN HOUSE SHIGAも法人のお客様の見学を受け付けております。見学をご希望の際は、以下のフォームに「ITOKI DESIGN HOUSE SHIGAのImmersive Engine®見学希望」とご入力のうえ、お問い合わせください。
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没入型映像システムをご検討の際はイトーキにご相談ください
Immersive
Engine®はもちろん、サイネージ、映像システムをご検討の際はぜひイトーキにご相談ください。
ただのシステムや機器の導入にとどまらず、ディスプレイやプロジェクターの配置・選定から、没入感を高める空間設計まで一貫してご支援が可能です。どんな場所にどのように設置すべきか、企業のありたい姿と目的に合わせた最善のかたちをスペシャリストがご提案いたします。
また、イトーキでは投影する映像コンテンツの制作も承っておりますので、
「Immersive
Engine®が気になっているけれど、なにから始めるべきかわからない」
「サイネージの導入を検討しているけれど、なにも準備ができていない」
「映像システムを一から検討したい」
という場合でも、安心してご相談ください!お問い合わせをお待ちしております。
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