環境への取り組み

イトーキグループは「ITOKI Ecosystem Initiative toward 2050~自然共生」を掲げ、2050年を見据えて生態系へのネガティブインパクト・ゼロ社会の実現に貢献します。そのうち「気候変動対応」については、SBTi※1が認定した2030年温室効果ガス排出削減目標の達成に、「資源循環促進」および「生物多様性対応」については、CDP※2開示を通じた2030年目標の達成に、それぞれ取り組んでいます。これら取り組みを着実に進めるため、中期環境計画にて年度ごとの目標を管理しています。

  1. SBTi(Science Based Targets initiative):企業が科学的に根拠のある温室効果ガス排出削減目標を設定することを支援する
    国際的な枠組み
  2. CDP:企業や自治体の環境情報を開示・評価する国際的な非営利団体
  3. TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosure):企業が気候変動によって生じるリスク・機会による自社への
    影響を開示することを推奨する国際的な枠組み

環境方針

イトーキグループでは、あらゆる環境活動指針となる「イトーキグループ環境方針」と具体的な「行動指針」を定め、グループ全体、さらにサプライヤーとも共有し、環境保全活動に取り組んでいます。

これまでの取り組み

イトーキでは、1998年にISO14001を認証取得して以降、モーダルシフト推進や地域材活用ソリューションの導入など、継続して環境活動を展開してきました。今後も創造的な取り組みを推進していきます。

イトーキのこれまでの取り組み

外部イニシアチブ

イトーキグループは、気候変動や資源循環に関するイニシアティブに積極的に参加しています。TCFD提言への賛同表明、CDPへの回答、SBTiの認定取得、取得気候変動イニシアティブ(JCI)への賛同など、これらイニシアティブへの参画を通じて、気候変動対策を推進するとともに、より一層の情報開示の充足に努めます。

イトーキグループの中期環境計画2026

中期環境計画2026の3ヵ年計画では、一定の効果が見込まれる項目についてはモニタリング項目とし、ターゲットを絞り込んだ目標を設定し、着実に取り組んでいきます。2026年のCO2排出量削減目標は2030年目標の50%を目指します。その他の項目については過去5年削減実績から目標および指標を設定しました。

イトーキグループの中期環境計画2026(目標項目)

イトーキグループの中期環境計画2026(目標項目)
  • 中期環境計画2026(モニタリング項目)を含めた詳細はESGデータブックをご参照ください。

環境マネジメントシステム

本部・グループ会社ごとのPDCAサイクルと、イトーキグループ全体のPDCAサイクルを連動させ、全社員参加型の環境活動を推進しています。これにより、環境パフォーマンスの向上や法規制の遵守に取り組むとともに、内部監査や外部審査を通じて各組織の活動を継続的に評価・改善しています。
環境リスクの低減とコンプライアンス強化を着実に進め、持続可能な社会の実現に貢献しています。

環境マネジメントサイクル

環境マネジメントサイクル

CASE STUDY:処理施設を視察した上での商品開発

処理施設の視察

商品開発部門では、商品の処理施設を視察し、各部品の「リサイクルし易さ」を把握。その知識をよりリサイクルしやすい部品を用いた商品開発につなげています。ISO14001の外部審査にて好事例と評されたこのようなPDCAの取り組みにより、環境配慮の取り組みを高度化しています。

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