グループ会社の取り組み

イトーキグループでは環境マネジメントシステムを通じて各部門の環境改善活動の事例共有を行っており、部門、グループ各社の特性に合わせて取り組みを水平展開しています。グループ会社においても独自の環境改善活動を行っており、特にCO2排出量削減に貢献しています。

具体的な取り組み

伊藤喜オールスチール株式会社

伊藤喜オールスチール株式会社では、工場内照明のLED化、空調設備等の更新、製造工程の見直しによる省エネ活動を行っています。さらに工場建屋上にオンサイトPPA方式による太陽光発電システムの2024年6月の稼働に向けての設置の工事を進めており、再エネ率の向上を図っています。製造上発生する廃棄物については、単純廃棄ではなく、リサイクル業者様と連携し、大量に廃棄する包装資材をテーマパークのお土産袋に100%リサイクル。また、分別の社員教育を行い分別廃棄の徹底などを進め、1年間で26tの廃棄物を削減しました。
産廃業者とハウスメーカーが共同で実施している「子育て応援活動」に参画し、「木くず」をテーブルに再生させる活動を通じて子供たちに資源の有効活用や物を大事する心を養ってもらう等の社会貢献活動を積極的に行っています。

分別廃棄を示したボード

木くずから再生したテーブル

イトーキマルイ工業株式会社・富士リビング工業株式会社

イトーキマルイ工業のオンサイトPPA方式による太陽光発電システム(2023年3月導入)

イトーキマルイ工業株式会社では、2023年3月よりオンサイトPPA方式による太陽光発電システムを導入しました。
富士リビング工業株式会社においても、2024年8月の稼働を目指してオンサイトPPA方式による太陽光発電システムの導入を進めています。

新日本システック株式会社・株式会社シマソービ

新日本システック株式会社、株式会社シマソービの両社では、オフィスの設備更新による省エネ化を進めるとともに非化石証書によるCO2排出量ゼロ電力に契約を変更し、事業で使用する電力を100%再エネ化しています。

三幸ファシリティーズ株式会社

三幸ファシリティーズ株式会社では事務所ビルの電力を非化石証書による再エネ電力に契約変更。さらに、営業展開エリアが都内であることを踏まえ営業車を全廃し、公共交通機関を使用した営業活動に転換することで大幅なCO2排出量削減を実現しました。

今後の課題

イトーキを含めた各グループ会社での個々のCO2排出量削減の取り組みが広がりつつありますが、これをグループ全体での取り組みに昇華させていく必要があると認識しています。今後はオフィスを中心に契約電力の再エネ電力化等の取り組みにより、グループ全体での再エネ率の向上を目指しCO2排出量削減につなげていきます。

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