第39回 日経ニューオフィス賞 ニューオフィス推進賞・中部経済産業局長賞
オフィス(企業・団体)
掲載日:2026/10/28

株式会社豊田自動織機 本社オフィス

株式会社豊田自動織機 本社オフィス株式会社豊田自動織機 本社オフィス
住所 愛知県刈谷市
完成年月

2025年10月

規模 27,168㎡
入居者数 1,000人
主な施工内容 家具、植栽計画
  • 上記は、竣工時の情報です。

人と空間の豊かなつながりを創出し
企業のさらなる成長を展望する新社屋

株式会社豊田自動織機は2025年10月、本社機能を統合する新本社ビルを竣工した。
1926年の創業から100年、同社がさらなる発展を目指し、今後も新たな成長事業分野に挑戦していく上で、既存組織の枠組みにとらわれず、自由な発想で柔軟に連携できる環境が必要とされていたからだ。
人の交流を生み、部門間の連携を促進する開放的な新オフィスは、新たな事業創出の場となることが期待されている。
内階段周辺

内階段周辺

内階段周辺

内階段周辺

どの方向からでも座れるソファベンチが中央部と周縁部、内階段を介したフロア間の、にじみ合うつながりを演出。

内階段

内階段

内階段

内階段

上下階のつながりを創出する内階段。天然木の内装、造作家具や植栽で、豊かな空間をシンボリックに体現した。

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

植栽テーブルやさまざまなシートをレイアウト。グリーンが空間に潤いをもたらし、リラックスして会話できる。

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

窓際の個人席は立ち姿勢で作業ができる。

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

グリーンをベースカラーとしたフロア。ロータイプの家具は眺望を邪魔せず、居合わせた人と視線が合いやすい。

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

安心してぶら下がれるフレームが、会話しながらの気分転換を実現。さまざまな姿勢でアイデア創出を促す。

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

ビッグテーブルを中心にした「心のリチャージ」エリア。さまざまな方向に視野が交差し、眺望と内階段周りの関係性をつくる。

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

角が丸く柔らかいイメージのビッグテーブルがわいわい話したい「ワイガヤ」エリアにマッチ。

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

可動式テーブルやソファ席で、フレキシビリティを高めた「ワイガヤ」エリア。内階段に隣接し、他フロアからもアクセスしやすい。

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

フロア周縁部のコミュケーションエリア

チェア、ベンチ、ソファなど多種多様な家具が豊かな空間を演出。

フロア周縁部の集中エリア

フロア周縁部の集中エリア

フロア周縁部の集中エリア

フロア周縁部の集中エリア

ソファブースや植栽テーブルが設置された「超集中空間」。外光を感じながら個々の業務に集中できる。

執務エリア集中席

執務エリア集中席

執務エリア集中席

執務エリア集中席

上下昇降デスクを配置した集中作業席。眺望や姿勢の変化により作業効率を高める効果も見込む。

植栽

植栽

植栽

植栽

さまざまな目的エリアをワンプレートにレイアウトしたオフィスは、壁や背の高い間仕切を設置せず、バリエーション豊かな植栽で空間を緩やかに仕切り開放感を保っている。周縁部には天然木などの自然素材を積極的に採用。植栽と組み合わせることで、ぬくもりと潤いあるオフィスを演出した。そうしたねらいを色濃く表すのが、各階をつなぐ内階段周りのスペース。吹抜け空間には愛知県産材を活用したやぐらに、吊下げタイプの植栽を装飾。シンボルツリーとともに、求心力ある心地よい空間を形づくっている。

User’s Voice

株式会社豊田自動織機
総務部総括室 室長 鳥居秀樹 氏

中央部は各部門が基本的な執務をする場所ということで、統一感のある雰囲気にしましたが、多様な働き方を促進する周縁部は、どんな空間になるのか非常に期待していました。
周縁部のコンセプトに合った家具を、機能面・意匠面を考慮しながら適材適所に配置するイトーキの提案は、私たちの期待を超えて、オフィスに「彩(色+豊かさ)」を添えてくれたと感じています。また、身体のリチャージを促すチェアや、ぶら下がれるフレームなど、従来の働き方では想像もしなかったユニークな什器もあり、変化に富んだオフィスになりました。当社が目指す多様な働き方、自由な発想を、家具で示していただけたと思っています。

Comment

Designer​

前野 芙美子

Fumiko Maeno

周縁部エリアは、システマティックに計画された中央部エリアと調和しながらも対比し、互いのエリアを引き立てるような豊かで彩りある空間を目指しました。
建築空間の意図を理解し、それと呼応し空間の質をより高めるインテリア構成要素としての家具の在り方を追求しました。
フロアごとに変化するテーマカラーを設定し、方位によって異なる建物周辺環境をマテリアルや質感の違いで表現するなど、家具一つ一つの表現に拘ってプランニングしました。
空間における豊かさとは何か?という問いと真摯に向き合い、プロジェクトメンバーの皆様と議論し形にしていく過程は、私自身とても学びが多く心に残る経験でした。

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