nona(ノナチェア)のカーボン・オフセット・プロジェクト

nona for all

喫緊の課題である、地球温暖化対策
世界に未だ残る貧困問題

これら地球規模の問題をクリアするためのSDGs*1という国際目標が注目されています。

イトーキは従来よりUd&Ecoスタイルというコンセプトを通じて持続可能な製品開発を目指してきました。
イトーキだけでなく、より多くのお客さまにも製品の購入、ご使用を通じてSDGsを知って参加していただけるよう、nonaチェアのカーボン・オフセットプロジェクト「nona for all」を開始しました。


nona(ノナチェア)

nonaチェアはUd&Ecoスタイルに基づいて、座る人のことを考えた人間工学と環境に配慮されたチェアです。
ほとんど全てのパーツが国内で作られ、製品の製造から納品までに伴う温室効果ガス排出量が低いこのチェアをさらにREDD+プロジェクトで創出された排出権でカーボン・オフセットしました。
このREDD+はインドネシアの泥炭湿地の保全や修復活動、周辺地域のコミュニティ形成の支援を行うものです。
イトーキはこのnonaチェアを全ての人にお届けします。

*1:国連で2015年9月に採択された持続可能な開発目標。2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットを掲げている。

nona カーボン・オフセット概要

nonaの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまで
排出されるCO₂を100%カーボン・オフセット。(使用段階は除く)
nonaを選んでいただくだけで環境貢献することができます。

カーボン・オフセットに使用する排出権はインドネシアのREDD+で創出されたものであり、国際貢献も同時に行えます。

カーボン・オフセット スキーム図

対象範囲、算定量など

オフセットの対象: nonaシリーズ全機種*1の原材料、調達、生産、流通、廃棄・リサイクルの
各プロセスにおいて排出する算定可能なCO₂の全量。
*1: ハイポジションをのぞく

対象期間
2017年販売分-
対象のCO₂排出量
69.00-82.64kg-CO₂e/脚*2
*2: 機種ごとに異なります。
算定方法
対象製品の原材料調達、生産、流通、廃棄・リサイクルの各プロセスの温室効果ガス排出量について、資材・エネルギーの投入量に基づくCO₂排出係数を用いて算定を行っています。

カーボン・オフセットに使用する排出権

中部カリマンタン州・カティンガン地区 泥炭湿地林保全・回復プロジェクト(REDD+)
Katingan Peatland Restoration and Conservation Project
排出権の種類
VCUs
実施国/地域
インドネシア 中部カリマンタン州 カティンガン(Katingan)地区
タイプ
農業、森林、土地利用
概要
インドネシアの泥炭地は世界の熱帯泥炭地の半分を占めるほどの規模であり、1990年代の大規模開発によってCO₂が大量に放出されるなど、「地球の火薬庫」と呼ばれている。その中の一つ、カリマンタン中央部に位置するKatingan地区の泥炭地を対象に、本プロジェクトは2010年より保全を開始し、年間800万トンのCO₂を吸収できるようになった。それは乗用車200万台を削減することや2基の火力発電所停止と同じくらいインパクトのあることである。
また、Katingan地区には希少動物が多く生息しており、泥炭地保全は生物多様性と密接に関係している。
本プロジェクトは泥炭地周辺の34のコミュニティに対し、泥炭地で栽培しているラタン材を用いた生計の確立や土地利用計画、水質保全のための設備投資促進など地域貢献にも大きく寄与している。

SDGsについて

nonaで使用する排出権はインドネシアの泥炭地を守るだけではなく、泥炭地周辺のコミュニティに対して貧困の解消をはかるために生計を立てる支援をしたり、教育を受ける機会を提供したりとSDGsの17の目標それぞれに対して働きかけを行っています。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS 世界を変えるための17の目標

1 貧困をなくそう

2 飢餓をゼロに

3 すべての人に健康と福祉を

4 質の高い教育をみんなに

5 ジェンダー平等を実現しよう

6 安全な水とトイレを世界中に

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに

8 働きがいも経済成長も

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

10 人や国の不平等をなくそう

11 住み続けられるまちづくりを

12 つくる責任つかう責任

13 気候変動に具体的な対策を

14 海の豊かさを守ろう

15 陸の豊かさも守ろう

16 平和と公正をすべての人に

17 パートナーシップで目標を達成しよう

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

※各アイコンをクリックすると、このプロジェクトでの具体的な取組みが表示されます。

1 貧困をなくそう

1 貧困をなくそう

  • 小規模金融サービスを実施し、人々の発展の機会の提供を実施
  • 研修や融資を通じた小規模企業開発を実施

2 飢餓をゼロに

2 飢餓をゼロに

  • 農業の実務研修
  • 社会プログラムを通じて食料安全保障や持続可能な農業、住民の強靭性、水産養殖業を改善
  • 食料保全などの活動のための土地利用計画

3 すべての人に健康と福祉を

3 すべての人に健康と福祉を

  • 衛生環境改善のための資金協力
  • 大気質改善と有害汚染物質軽減のための防火と火災対応
  • フルタイムの公衆衛生従事者2名を配置
  • 地方団体及び自治体との連携により、医療、保健体育、女性と子どもの健康へのアクセスを向上

4 質の高い教育をみんなに

4 質の高い教育をみんなに

  • 1,047人の成人に対し職業訓練を実施し、ビジネス開発といった住民による関与、及びプロジェクト活動を支援
  • 未経験の事業主及び小規模融資を受けた住民に対し、財政計画及び財政管理にかかる訓練
  • 子どもが初等教育以降も教育を受けられるよう奨学金プログラムを整備

5 ジェンダー平等を実現しよう

5 ジェンダー平等を実現しよう

  • 特に小規模融資を通じて女性の能力強化活動を促進
  • 1,398件の小規模融資の63%を女性、あるいは女性グループに対して実施
  • 小規模金融サービスの監督グループの多くは女性のみ、あるいは大半を女性として構成
  • 女性グループのニーズに配慮した参加型計画立案を実施
  • 医療の受けやすさと女性の健康課題に重点を置いた保健教育

6 安全な水とトイレを世界中に

6 安全な水とトイレを世界中に

  • 泥炭地の流域保護のために帯水層の保護を実施
  • 泥炭地の再湿潤や保全活動
  • 公衆衛生と衛生設備の改善をもたらす20のトイレのインフラを開発するための資金提供
  • 水産養殖と持続可能な漁業

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに

  • 2つのコミュニティにおいてエネルギー評価を実施
  • 再生可能エネルギー研修を実施。421世帯が太陽光発電によるランプと小規模発電装置を採用
  • 追加的に数コミュニティに対し評価実施予定

8 働きがいも経済成長も

8 働きがいも経済成長も

  • 地域の中小事業に対する行き届いた支援
  • プロジェクトの現場スタッフの8割をプロジェクト対象地域内のコミュニティから採用
  • 300名以上がフルタイムやパートタイムで直接雇用
  • 向上した技能を活用する機会を提供
  • ココヤシ糖生産、非木材林産物製造、エコツーリズム、家畜管理、有機肥料及びバイオガス製造、回収した沈水木材、水産養殖、持続可能な漁業におけるビジネス開発及び研修を実施

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

  • 持続可能な天然資源管理の革新的なモデル
  • 2本の橋梁建設に対する資金協力
  • 公衆衛生及び下水処理に対する資金協力
  • コミュニティ主体型プロジェクトに対する小規模金融貸付
  • ビジネス開発

10 人や国の不平等をなくそう

10 人や国の不平等をなくそう

  • 300人以上に雇用を提供
  • コミュニティ主導の参加型計画立案・地図化を実施。土地をめぐる争いの解決や短期~中期開発目標に寄与
  • 小規模ビジネス開発支援

11 住み続けられるまちづくりを

11 住み続けられるまちづくりを

  • コミュニティ主導型・参加型の地図を作成し、各村落が有する資源の分布を示し、空間的に村落・プロジェクト境界を引き、合意を取り付け、土地をめぐる争いを回避
  • 村落メンバーとの話し合いや協議を経て村落とプロジェクトの共同実施が可能な個々の活動を計画し、最終的に書面での正式合意を行う
  • 泥炭地の生態系の強靭性強化を目的とした森林再生活動
  • 防火・消防活動を通じ、火事によるコミュニティやプロジェクトサイトへの影響を軽減

12 つくる責任つかう責任

12 つくる責任つかう責任

  • プロジェクト対象地域周辺の村落における持続可能な農業、水産養殖、農林業の促進を目的とした多岐にわたる活動
  • コミュニティ主体型のビジネス開発及び個人への機会創出に対し、1,398件の小規模融資サービスを実施
  • 小規模ビジネス開発に対する支援
  • 沈水木材の回収における技能研修

13 気候変動に具体的な対策を

13 気候変動に具体的な対策を

  • 予想削減排出量は年間800万CO₂2トン。
  • 次のプロジェクト活動を通じ、気候変動に対する住民の強靭性や生物多様性の強靭性を強化:
    森林管理及び非木材林産物開発における能力開発
    農林業及び農業活動の調整および多様化
    伐採や焼き払われた森林地帯の森林再生
    泥炭湿地の生態系の回復

14 海の豊かさを守ろう

14 海の豊かさを守ろう

  • 河川は輸送に必要であるだけでなく、飲料水、農業灌水、入浴、洗濯、生活権漁業及び商業漁業の源である
  • 天然河川生態系の回復、流域機能の保全、持続可能な水産養殖活動の促進
  • 地域の漁業従事者による水産養殖プラットフォームの設立及び持続可能な漁業の促進を支援(市場アクセスを可能にするネットワークの開発や小規模な加工施設の整備が含まれる)

15 陸の豊かさも守ろう

15 陸の豊かさも守ろう

  • 湿地化及び植林を通じ、インドネシアに現存する最大の資源泥炭森林の一つを保全・回復
  • 本プロジェクトは、禁絶滅種5種、絶滅危惧種8種、危急種31種といった他に例を見ない豊かな生物多様性を支えている
  • 上記の生物種の内、少なくともオランウータン、テングザル、ミューラーテナガザルの3種について、プロジェクト対象地域に地球全体の個体数の5%が生息すると推定されている

16 平和と公正をすべての人に

16 平和と公正をすべての人に

  • コミュニティ主導による参加型の地図化:
    土地をめぐる争い/短期~中期開発目標の特定、及び合意/特定のプロジェクト活動の実施に向けた計画/正式な合意文書を書面にて承認
  • 全小規模融資グループが返済しており、再融資のための資金を増加
  • 地域の法の取締活動を拡大

17 パートナーシップで目標を達成しよう

17 パートナーシップで目標を達成しよう

  • 地域のNGO、国際機関、全ての関係者と協力し、地域の知識を取り入れ、地域の経験を基に優良事例を生み出す
  • REDD+プロジェクト開発・実施における専門性を構築する
  • 政府機関と連携し、REDD+プロジェクト及びジュリディクショナル炭素アカウンティング問題における国レベルの専門性を構築する
  • 地域住民との協議や連携を通じて活動設計・実施されている

関連製品・ソリューション

お問い合わせ・サポート

ご質問やお問い合わせはお問い合わせフォームかお電話でお願いいたします。

お問い合わせ・サポート

ショールーム一覧

お近くのショールームへお越しいただき、イトーキの考える新しい提案を是非ご体感ください。

ショールーム一覧

↑