中期経営計画
イトーキグループでは、 2023年度を最終年とする中期経営計画「RISE ITOKI 2023」を新たに策定しました。現在、新型コロナウイルス感染拡⼤防⽌の社会的要請のもと、“働き⽅”や“働く環境” に対する⼈々の価値観が⼤きく変化し、ポストコロナ時代においてもこの流れは⼀定程度継続・拡⼤することが予想されます。このような状況の中、お客様が「働く環境」に期待する価値を具現化するための提案⼒強化と商品・サービス拡充を図ることにより、ポストコロナ時代の「働く環境」づくりをリードしていくことで、⾼い利益を創出し続ける企業へと進化していきます。
新型コロナウイルス感染症の拡⼤により、働く環境が⼤きな転換期を迎え、より広義な「働く環境」づくりに貢献する機会を得ることができました。⼀⽅で、⾸都圏を中⼼とするオフィスビル供給量の減少やオフィス空室率の上昇による需要の減退なども予想され、イトーキグループを取り巻く環境は相当厳しい状況であると認識しています。
このような事業環境下において、新中計では⽬指す姿として、『ポストコロナの「働く環境」づくりをリードする』『強靭な体質の「⾼収益企業」になる』を掲げ、⾼い価値を創出・提供し続ける企業へと進化していきます。
コロナ禍での感染拡⼤をきっかけに、ワーカーの働く領域は拡⼤・多様化しました。イトーキグループとしては、この状況をビジネスチャンスと捉え、これからのお客様が「働く環境」に期待する価値を具現化するための提案⼒強化と商品・サービス拡充を図ることにより、ポストコロナの「働く環境」づくりをリードしていきます。
新たな価値を⽣み出しお客様に提供し続けていくためには、これまで以上に事業の⽣産性を向上させ、強靭な体質の「⾼収益企業」に進化する必要があります。このために、2020年7⽉に発⾜した構造改⾰プロジェクトを中⼼に、業務のプロセス改⾰や経営資源の最適化を実⾏していきます。
2021年度 | 2023年度 | |
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売上⾼ | 80,600 | 92,700 |
営業利益 | 1,170 | 4,500 |
2021年度 | 2023年度 | |
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売上⾼ | 31,600 | 35,500 |
営業利益 | 1,030 | 1,400 |
2021年度 | 2023年度 | |
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売上⾼ | 1,800 | 1,700 |
営業利益 | ▲430 | 500 |
イトーキは常に時代の先端を切り開きながら、社会に新しい価値を提供することで成長してまいりました。
「世の中に既にあるものでなく、新しいものを提供し、社会のお役に立ちたい」という創業者・伊藤喜十郎の志がビジネスの原点であり、2018年には国連グローバル・コンパクトに署名、2019年にはSDGs宣言を公表しています。
本中期経営計画においても単なる社会貢献ではなく、ビジネスを通じて、SDGsへの貢献と利益獲得の両立を行ってまいります。
特に重要視するSDGs