新中期経営計画 RISE TO GROUWTH 2026
MISSION MISSION

明日の「働く」を、デザインする。 明日の「働く」を、デザインする。 We Design Tomorrow. We Design WORK-Style We Design Tomorrow. We Design WORK-Style

私たちは、明日へとつながる、
新鮮で価値ある、充実した「働く」を
デザインし、
お客様の働く「空間」「環境」
「場」づくりを実践しています。
この度、持続的な成長力を
高めることを主軸に、
高収益化フェーズである2026年へ向けて
中期経営プランを策定いたしました。

RISE ITOKI 2023
実績

目標値を大きく達成し

売上高・営業利益ともに最高値を記録

※(株)イトーキクレビオと(株)イトーキが統合した
2005年以降
売上高
営業利益・利益率
ROE

社員の感じる誇り、
社外からの評価も大きく向上

従業員エンゲージメント調査結果
株価

RIZE TO GROUTH 2026 機会と挑戦

01

機会

  • 人的資本経営への関心の高まり
  • ライフスタイル・ワークスタイルの多様化
  • デジタル化の加速
  • 働く場の見直しに伴う市場成長
02

挑戦

  • 働く人々の力を最大化する
  • 空間を通じた価値創造に貢献する
  • リアル×デジタルでオフィスづくりを変える

RIZE TO GROUTH 2026 事業戦略と強み

03.DOMAIN 主な事業領域

ワークプレイス領域

ワーク拠点

ワーク拠点

リモート拠点

リモート拠点

x

専門施設領域

物流拠点

物流拠点

研究開発拠点

研究開発拠点

DOMAIN

04.STRANGTH 強み

TECH

  • モノづくりと技術
  • ノウハウと実績
  • データドリブン

DESIGN

  • プロダクト
  • インテリア
  • UX(ユーザー体験)

PEOPLE

  • 誇り
  • モチベーション
  • プロフェッショナル

VISON

人も活き活き、地球も生き生き

MISSION

明日の「働く」を、デザインする。

STRANGTH

2026年 数値目標

売上高1,500億円 営業利益140億円 営業利益率9% ROE15%

セグメント別計画

7Flags

※Office 1.0:プロダクトベースの商品販売事業 /
Office 2.0:空間ベースの商品ソリューション提供事業
※Office 3.0:働き方ベースのオフィスDX事業
ESG戦略

7Flags 01 Office1.0/2.0
領域

新しい働き方やその働き方を実装するオフィス空間などに対し
付加価値提案を強化し、売上と利益のベースを確保する

2026年売上高 2023年比+10%成長 2026年営業利益率10%
01

商品力強化を通じ、
体験価値を訴求

Ofiice1.0

  • デザイン性向上による
    ブランドプレゼンスの向上

    自社製品のリブランディング/
    海外ブランド・外部デザイナー活用

  • デジタル機器と融合した
    家具開発

    ハイブリッドワークに対応する
    新商品の開発と販売拡大

  • 海外販売体制の見直し

    ASEAN地域を中心に販売拡大

02

空間一体での
付加価値提案

Ofiice2.0

  • 空間デザイン領域の体制強化

    若手クリエイターの育成機会拡大/
    トレンド発信力の強化

  • コンサルティング領域の
    拡大と深化

    オフィス空間のDX化/働き方の多様化・複雑化など時代ニーズに応じた知見の提供

  • 空間一体提案による工事商品
    (建材・内装工事)の売上拡大

    建材新商品の開発・販売拡大

7Flags 02 Office3.0領域

オフィス家具のIoT化と空間センシングにより、データドリブンで、
最適な働き方・オフィス空間を提供するサービスを開発する

2026年単年度売上高30億円 3年間の累計投資額25億円
※人件費は除く
01

新規データサービスの
開発

Ofiice3.0

施行前にデータで検証
施行後も運用を最適化

ビジネス変化に対応し
進化し続けるオフィス

02

AI企業との協業および
資本提携

画像処理・自然言語処理・
最適化シミュレーションなど、
先進AI技術を持つ
スタートアップ
企業と
新たな価値を創出

7Flags 03 専門施設領域

物流施設領域・研究施設領域において
開発・エンジニアリングにリソースを重点配分し、第2の柱に育成する

2016年専門施設領域 売上高300億円 (2023年比+40%成長) 2026年営業利益 20億円(2023年比+40%成長) 2026年開発・エンジニアリング体制の強化 +50名以上
01

専門施設領域の拡大

  • 物流施設

    物流向けSAS※1の多品種展開

    • 需要拡大する冷凍食品市場向け開発
    • 小型化による様々な現場の自動化対応
    • ASEAN等の自動倉庫への展開
  • 研究施設

    新製品投入によるシェア拡大

    • 顧客タッチポイントの強化
    • ASEAN等への展開
  • 創薬/医療・半導体製造

    成長分野事業の確立

    • 創薬/医療分野でのクリーン機器事業確立
    • 半導体製造分野での自動洗浄装置の販売強化
※1 SAS…高速化・小型化を追求したシャトル式立体自動倉庫システム ※2 メカトロ…機械に複雑な動作をさせるための電子回路による制御技術の総称 ※3 気流制御…安全衛生・品質管理を目的として、原料取り扱い時の作業空間を ドラフトチャンバー(局所排気装置)等を用いて制御すること
02

保守ビジネスの確立

  • 01

    物流施設

    データ/IoTを活用した予知保全サービスの開発

  • 02

    研究施設

    建築・空調関連技術に裏付けられたメンテナンスサービス事業の確立

7Flags 04 高収益化

グループ生産供給体制の再編と社内ITインフラの刷新により
生産・業務効率を高める

2026年製造原価+物流費(連結) 2023年比5%削減 2026年一人当たり営業利益の増加 2023年比+50% 3年間の累計 社内IT関連投資額(DX) 80億円
01

サプライチェーン
最適化

生産改革による効率化・
原価低減の推進

  • 01
    グループ全体での生産最適化
    • 多品種生産の対応
    • 国内11工場の再編
    • ライセンス生産
    • OEM生産の拡大
  • 02
    調達の見直しと仕入れ先連携強化
    • 外部協業による材料の共同仕入れ

物流改革による効率化・
物流コストの削減

  • 01
    SCM改革を中長期で支える
    基盤構築
    • 物流コストの見える化
    • 高度ERP化に合わせたシステム改修
    ※Supply Chain Management
  • 02
    グループ全体の物流と施工体制の見直し
    • 物流配送拠点の最適化
    • パレット化による配送効率の向上
02

業務の「標準化・簡素化・自動化」

ITインフラの高度ERP化

  • 生産・物流計画の精度向上
  • 決算早期化(月内開示を目指す)
  • AI活用による処理作業の効率化

7Flags 05 グループシナジー

イトーキ単体で実施した構造改革プロジェクトによる
成功体験をグループ会社に水平展開し、グループシナジーを追求する

2026年連結グループ会社 ※営業利益率 2023年比2%改善 ※イトーキを除く連結グループ会社の単純合算値 2026年グループ外キャッシュアウト 30億円削減 ※各連結会社(イトーキ含む)の売上原価のうち対グループ外企業取引額
01

グループ会社への構造
改革手法の水平展開

2021-2023
構造改革プロジェクト
実施概要
  • 営業改革PJ
  • 生産・供給改革PJ
  • 資産効率化PJ
  • 建材高収益化PJ
  • 商品開発戦略PJ
  • 人事・評価制度PJ
  • DX/IT戦略PJ
グループ会社に展開
02

グループ会社間での
機能連携の促進

機能連携の具体例

  • 施工機能

    国内オフィス市場、物流・研究施設市場における、 グループレベルでのエンジニアリング機能の統合・連携強化

  • 製造機能

    ダルトンを含めたグループ会社間での連携強化

  • 海外販売機能

    海外オフィス市場の販売チャネルを活かした、 物流向けSAS、研究施設製品の販売強化

7Flags 06 人的資本

人事制度改革を軸に、社員1人1人の
主体的かつ能動的な「創意と工夫」を啓発する

2026年従業員エンゲージメント 調査結果 85% ※重要指数「誇り」への肯定回答割合 2026年女性管理職比率 13%
01

人事制度の変革

PROFESSIONAL

事業の継続的な成長を
生み出す専門性を強化する

x

RETENTION

貢献意欲の高い人財が
イキイキと働き続けられる

x

PAY FOR PERFORMANCE

成果を生み出す
人財に処遇する

02

明日の「働く」を、
デザインする

MISSION STATEMENT

7Flags 07 財務戦略

中長期の観点から、
成長戦略投資・社員還元・株主還元を計画的に実践する

01

戦略投資/R&D/設備投資(戦略的経費支出含む)

  • 01

    戦略投資

    新規事業及び事業拡張のための開発投資、DX投資、M&A等

  • 02

    R&D

    研究開発部門における調査費、試験研究費

  • 03

    設備投資

    生産最適化のための設備導入・更新、 新商品金型、その他インフラ投資等

02

人的資本投資

  • 01

    働く環境投資

    ITOKI TOKYO XORK(本社オフィス)、 研究開発、営業・生産・物流拠点等の改修

  • 02

    教育投資

    能力開発、リスキリング

  • 03

    エンゲージメント投資

    社員のエンゲージメント向上の為の戦略的支出 (インナーコミュニケーション強化、社員へのインセンティブ等)

03

株主還元

  • 01

    配当

    安定配当の継続・配当性向40%を目指す

  • 02

    自社株買い

    機動的な自社株買いを検討

キャッシュアロケーション

全中計期間と比較し3倍以上のキャッシュ創出と成長投資

資本コストや
株価を意識した
経営の
実現に向けた
対応

  • 株主資本コストは、 CAPM(資本資産価格モデル)だけではなく、投資家目線として株式益回りに基づいた値も算出(想定株主資本コスト9~10%)
  • ROEは、前中計の構造改革の成果により、業績改善し、大幅利益率良化。引き続き、新中計にて実践する
  • PBRは、構造改革に加え、IRにも取組み、0.5倍から1倍を超えるまでに良化

ROEの推移

2026年へ向けて利益率の大幅アップを実践していく

PBRの推移

2023年で1倍を超える結果に。引き続き構造改革で効果的な取り組みを継続
PBR・POE・株式資本コストの関係

RОEの向上、
および株主資本コスト抑制への取組み

7Flagsを着実に実践することにより、株式資本コスト抑制とROEの向上サイクルを回して継続的な成長を果たす
RISE TO GROWTH 2026

新中期経営計画の説明会動画もございます。
是非ご覧ください。