協働でサステナブル調達を推進

協働でサステナブル調達を推進
2023/12/01 社会 ひと

BACKGROUND

社会動向を鑑み「調達ガイドブック」を作成

近年環境課題や人権に代表される社会課題への対応を求められる傾向が強まり、自社の製品やサービス提供に必要な資源を調達する際にも、同様の配慮が必要となっています。そのような社会背景を受け、持続可能な調達活動を行うために「サステナブル調達」の取り組みを推進しています。
イトーキグループが守るべき調達方針およびサプライヤーの皆様に遵守いただきたい調達ガイドラインを掲載した「イトーキグループ サステナブル調達ガイドブック」を2019年より発行し、また一部のお取引先様には「調達チェックシート」をあわせて配布し、各社取り組み状況を回答いただいています。

ACTION

丁寧なコミュニケーションと改善で取り組みを浸透

あまり耳慣れない概念ということもあり、本取り組みの導入部門に対しては、実際にサプライヤーの方とやりとりいただく担当者向けに、なぜこの取り組みが必要なのか?や実施方法などの説明会を開催しています。またガイドブック、チェックシートの中身については、運用していく中で質問・意見いただいた内容を都度反映、さらに社会で求められる事柄の変化も加味し、年々改善を重ねています。
さらに2022年には、従来準備していた日本語版・英語版に加えて中国語版も制作し、幅広いサプライヤーの皆様に当社の取り組みをご理解いただけるよう努めています。

調達ガイドブック

ガイドブックの内容はこちらからご確認いただけます。

IMPACT

より持続可能な調達に向けて

2022年は75社よりアンケート回答をいただきました。 各課題に積極的に取り組まれている企業が多く、年々お取引先様の取り組み状況は進化しています。一 方リスクが懸念されるサプライヤー様にはヒアリングや実地確認を行うなど、リスクの軽減にも努めています。
2022年からは、新たにサステナブル調達の対応状況把握率をマテリアリティKPIとしても定め、より多くのお取引先と協働することを目指しています。
今後もお取引先との相互連携により、社会的責任に配慮した調達活動を強化・推進していきます。

2022年度調達先アンケート各項目平均ポイント

CONTACT

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