日経ニューオフィス賞 ニューオフィス推進賞
オフィス(企業・団体)
掲載日:2024/05/22

三菱地所ホーム株式会社 本社 TOKYO BASE

三菱地所ホーム株式会社 本社 TOKYO BASE三菱地所ホーム株式会社 本社 TOKYO BASE
住所 東京都新宿区
完成年月 2022年6月
規模 約1,820㎡
入居人数 550人
主な施工内容 プロジェクトマネジメント、レイアウトデザイン、インテリアデザイン、家具
  • 上記は、竣工時の情報です。

働き方をドラスティックに変革し、事業の中核的価値のひとつである「木」とともに、真のイノベーションを創発する共創オフィス

三菱地所グループの住宅メーカーとして、独創的な技術や工夫をもって「真に価値ある住まい」を提供し続けている三菱地所ホーム株式会社は、設立40周年を目前に控えた2022年に本社オフィスの移転を実施。都内に分散する拠点を集約し、ドラスティックな働き方変革を行った。「TOKYO BASE 」は国産材の積極的な活用を推進する同社が、木が持つ価値や林業に携わる人々の想いに触れ、外部と共創しながら、感性豊かにイノベーションを創発するオフィスである。

エントランス/カフェ&共創空間

エントランス/カフェ&共創空間

エントランス/カフェ&共創空間

エントランス/カフェ&共創空間

社内の打合せやリフレッシュに使用するとともに外部の人とアイデアの共創を行うTOKYO BASEのイノベーションの起点。

カフェ・受付

カフェ・受付

カフェ・受付

カフェ・受付

自社の住宅で使用する構造材を取り入れたカフェコーナーは、ゲストを迎える有人受
付も兼ねる。国産材を活用した造作家具とともに木の魅力を感じる共創空間。

共創空間

共創空間

共創空間

共創空間

ガラス越しでつながる執務エリアは、お客さまに社員の働いている姿を見せることで、自社のデザイン性とクリエイティビティをアピールする。 

応接室

応接室

応接室

応接室

エントランスの周囲に来客用会議室を配置。ガラスの壁越しに共創空間の雰囲気を感じながら感性を高めアイデアを誘発する。

リチャージ&ライブラリー

リチャージ&ライブラリー

リチャージ&ライブラリー

リチャージ&ライブラリー

原木に触れ川のせせらぎを聞きながら、リラックスしてSDGsに関する情報に触れることができる。原木の周囲にはSDGsの各ゴールとテーマカラーにデザインしたスツールを設置している。

執務エリア

執務エリア(クリエイティブエリア)

執務エリア

執務エリア(クリエイティブエリア)

カフェ&共創空間からガラス越しでつながるクリエイティブエリア。お客さまに社員の働いている姿をお見せする。執務内容に応じてデスクの高さを選択できる。

執務エリア(クリエイティブエリア)

執務エリア(クリエイティブエリア)

執務エリア(クリエイティブエリア)

執務エリア(クリエイティブエリア)

収納の天板を活用して図面や模型の検討をスタンディングで議論。

執務エリア(オープンコミュニケーション)

執務エリア(オープンコミュニケーション)

執務エリア(オープンコミュニケーション)

執務エリア(オープンコミュニケーション)

スタンディングで、活発な意見交換やアイデア出しをサポートする。

執務エリア

執務エリア

執務エリア

執務エリア

オフィスのワンフロア化により、庶務系業務を集約したカウンター。
ロッカー上の壁面は社員が描いたグラフィックウォール。組織風土の変革のシンボリックなイラストだ。

User’s Voice

三菱地所ホーム株式会社
経営企画部長
中村 和博氏

フリーアドレスやデジタルシフトについて、経験値が少ない中でのスタートでしたが、働き方を変革するというプロジェクトのミッションに対し、イトーキはABWに対する知見と提案力をもって、リアルなオフィス事例を示してくれました。「TOKYO BASE」は、当社とイトーキがアイデアを出し合いながら、本当に一緒につくったオフィスだと思っています。

日経ニューオフィス賞をはじめ、いくつかの賞を受賞したことでブランドのアピール力が高まり、優秀な人材の確保にもつながっています。そして何より、社員のモチベーション向上によい影響をもたらしていることを実感しています。運用から間もなく2年になりますが、新しい働き方は徐々に浸透してきました。この先も定期的な社員アンケートで結果を検証しながら、アップデートしていきます。

Comment

Project Manager

小松 祐輝

Yuki Komatsu

本プロジェクトで同社が重視したのは、「オフィスと働き方を一気にアップデートし、イノベーションの創発につなげる」こと。それを具現化すべく、イトーキはプロジェクトマネジメントとオフィスデザインを担当し、三菱地所ホーム様と共に考え設計させて頂きました。

オフィス設計では計5回の社員参加型ワークショップを通じて、コンセプト構築やプランのブラッシュアップを行いました。さまざまな要望や意見が出る中で、イトーキの役割はオフィス構築のプロとして、提示された要望を採用するか否かの判断、全体最適を形にすることでした。

自社オフィスで実践してきたABWの知見を活かし、同社が抱える不安や問いに対して真摯に向き合い続けた結果、プロジェクトを成功に導くことができました。

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