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イベント・セミナー

「オルガテック東京2024」イトーキブースレポート

2024年5月29日〜31日、東京ビッグサイトで開催されたオフィス家具の見本市、「オルガテック東京 2024」。東京での開催が3回目となる今回は、なんと【40,631人】と昨年よりもはるかに多くの来場者数を記録する大盛況となりました。

本年も会場のメインとなる場所に、縦横無尽な世界観を表現したブースを構えてお客様をお迎えいたしました。当社の展示にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございました。スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

今回はこの「オルガテック東京2024」のレポートをお届け!当日ご都合が合わなかった方も、ぜひ当社ブースの展示空間とイベントの雰囲気をお楽しみください!

文 編集部 相川ちえ

イトーキにしかできないことを。
世界をつむぐ「プラットフォーム」として

今回のイトーキは、世界を舞台にしたグローバルブランドとのコラボレーションを意味する「&イトーキ」をテーマとし、イトーキ自身の製品に加え、「Knoll」「esPattio」「J1890」「STELLAR WORKS」「Poul Henningsen Furniture」という、合わせて6つのブランドの製品をキュレーションし展示。その無限に広がるシナジーを地続きで表現した、世界をつむぐ「プラットフォーム」としての姿をお届けしました。

ひととひとがつながるように、ワークプレイスの作り手もつながり合える。そんな思いで、異なる空気感を持つ6つのブランドのエリアをゆるやかに区切り、つなげて、空間を完成させています。
そのラインを形づくるのは、無数の塩化ビニールのパイプ。さまざまな長さのパイプを天井から吊り下げ、どこか有機的な曲線で空間デザインを仕上げました。この塩化ビニールのパイプは会期後リサイクルを行い、地球の未来にもしっかりと配慮しています。

それでは、各エリアの展示を写真と動画でご紹介していきます!

※会場に展示した製品の詳細は【こちら】からもご覧いただけます。

デザインの力を、新次元に。
オフィスの景色を塗り替えるイトーキの提案

イトーキ製品を展示したエリアでは、プロダクトデザイナー・柴田文江さんによって手がけられた製品を中心にスタイリッシュな空間をお届け。大人気チェア「バーテブラ03」は、起毛したようなユニークな生地で仕上げたタイプから、木質の味わいをそのまま生かしたウッドタイプまで、そのデザインバリエーションの片鱗を示す多彩な素材感で展示しました。

注目を集めていたのは、一見「箱」のように見える究極のミニマルデザインが特徴のモバイルバッテリー、その名も「hako」。デザイン性を持たせにくいガジェットでありながら、ここまでの洗練を得たものはそう見かけないはず。電源の位置に縛られない働き方を実現するだけでなく、オフィスのどこに置いても絵になる、そんな上質な使い心地を約束します。

また、たくさんの方にご体感いただいたのが、斬新な6角形フォルムが目を惹くWeb会議ブース「ADDCELL Hexa」。このカタチの最大の長所は、複数台を隣接して設置した際にその「余白」のスペースを有効に使えること。ブースの中だけではなく外にもミーティングスペースを併設でき、さらに幅広い活用シーンを生み出しています。また、向こう側が透けるような面の見せ方ができることで、閉塞感のないクリアな印象をもたらすのも魅力です。
ブースの中も外も大変多くの方に座っていただき、「広い!」「閉塞感がなくて心地いい」「こういうスペースって、すごく落ち着く」「デザインが超カッコいい!」などなど、たくさんのうれしいお声をいただき、私たちにとっても大変うれしい体験となりました!

まるで映画のような、ミッドセンチュリーの味わい。
「Knoll」

1938年にニューヨークで生まれた「Knoll」は、いわゆるミッドセンチュリーと呼ばれるモダンなデザインが特徴の世界的なブランド。イトーキは日本国内でその製品を取り扱うKnoll Japan株式会社を合弁設立し、以来、オフィスデザインに新しい風を吹き込んでいます。
今回の展示では、硬質な印象の「Antenna Meeting Table」をはじめ、「Rockwell Unscripted Modular storage」にざっくりとテキスタイル(生地)を配置し、その魅力を表現。一切の無駄を排した、まるで映画のような空間をお届けしました。

明るくやわらかな日差しの、中庭のように。「esPattio」

スペイン発の「esPattio」は、スペインの中庭(パティオ)のように人々が集まる明るい空間を織りなす家具ブランド。その名の通り、まるくやわらかな印象のラインでミーティングスペースもあたたかな雰囲気に仕上げます。同じ職場で働く仲間との対話が、ゆったりと和やかな時間に溶けていく…そんなイメージが浮かんできませんか?

ニューヨーク発、インテリア創造プロジェクト「J1890」

2025年予定のグローバルローンチに先駆け、このオルガテックで少しだけ先行公開した「J1890」。固有のブランドを示す名称ではなく、クリエイティブでエンジョイアブルな空間を作り出すための「プロジェクト」に冠された名前です。会場では「役員会議室」をイメージした円形のレイアウトを展示し、同じイトーキブース内の別エリアと映像をつなぎ次世代のエクゼクティブルームを演出。そのデザインは「痺れるほどカッコいい」と、多くのお客様の関心をいただきました。

東洋と西洋、伝統とモダンが溶け合う
「STELLAR WORKS」

2012年に上海で誕生して以来、著名なデザイナーと次々とコラボレーションし、世界中のホテルやレストラン、オフィスに取り入れられている新進気鋭のブランド「STELLAR WORKS」。東洋と西洋、伝統とモダンといった「クロスカルチャー」をコンセプトとし、まさに世界をボーダレスにつなぎます。今回の展示でも、その「暮らし」と「ワークプレイス」を軽やかに融合させるような独特の空気感を演出しました。

半世紀の時を超え、私たちのもとへ。
「Poul Henningsen Furniture」

デンマーク・コペンハーゲン生まれのデザイナー、Poul Henningsenによる家具ブランド「Poul Henningsen Furniture」。もともとそのデザインが生まれた1950年当時には技術力の問題から大量生産が難しく、あまりマーケットに流通しない非常にレアな存在でした。そこから半世紀の時を経て生産技術が追いつき、今こうして私たちのもとに姿を現したというストーリーにはロマンを感じずにはいられません…!「美しい」という形容がぴったりなそのラインは創造性をたたえ、硬質なクールさとともにどこかワクワク感をもたらしてくれます。

おかげさまで、たくさんのご評価をいただきました!

ご来場いただいたお客様からは非常に多くのコミュニケーションをいただき、私たち自身にとっても直接お客様と触れ合えるかけがえのない時間となりました。私たちは「当社がお客様にご提供できる価値をそのまま表現したい」というシンプルな思いでブースを作り、製品を設置し、お客様をお迎えしています。この展示を通して少しでもその気持ちをお伝えできれば、こんなにうれしいことはありません。

また、今回のブースはおかげさまで高いご評価をいただき、すぐれたブースを表彰する「ORGATEC TOKYO Awards」にて昨年に続いて準グランプリを受賞、さらに「出展社が選ぶベストブース」にも選出いただきました!このような栄誉をいただけたのも、ご来場くださったお客様のおかげと心より感謝しています。

今後のイトーキにも、どうぞご期待ください!

改めまして、オルガテック東京2024 イトーキブースにたくさんのご来場をいただき、誠にありがとうございました。イトーキでは今後もオフィスやワークスタイルの持つ新しい価値を追求し、皆様にお届けしてまいります。
セミナーお役立ち資料コラムなどの情報は公式サイトからチェックいただけますので、ぜひご覧ください!

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