
前回記事まででワーケーションの初日・2日目の様子をお届けしてきましたが、今回は最終日の3日目(土曜日)、お楽しみのバケーション体験をお届けします!
まずは、岡谷市ワーケーションの補助制度をおさらいしますね。
<岡谷市ワーケーション補助制度>
・交通費、宿泊費、期間中のレンタカー利用、費用の2分の1を岡谷市が負担(上限有)
・うなぎ券3,000円分のプレゼント
・e-バイクの無料貸出
・ポケットWi-Fiの無料貸出
・シルキーバス(地元巡回バス)の1日フリーパス券
・文化施設の5館共通入館券
・岡谷シルクセット(シルクソープと岡谷銘菓のセット)
こちらもご参考ください:「岡谷へ行こう」ワーケーションについて
https://www.city.okaya.lg.jp/soshikikarasagasu/shogyokankoka/409/740/19212.html
これら補助制度を活用しようと、まず岡谷駅に隣接している岡谷市観光案内所へ。

こちらの案内所には岡谷を熟知したスタッフさんが常駐されていて、岡谷のオススメや見どころを案内してくれます。その他レンタサイクルや、バス各種乗車券の販売、無料雨具の貸出、市内でのテレワークやワーケーション利用の方へのポケットWiFiの無料貸出、お土産販売など、さまざまなサービスを提供されています。
(施設リンク
:岡谷市観光案内所 10/1オープンしました!
[岡谷市観光協会 長野県岡谷市観光情報])
案内所内には大きな「岡谷市観光マップ」が!
位置関係がわかりやすく把握できて、計画が立てやすいですね。

e-バイクの無料貸出を利用してサイクリング

この日もお天気に恵まれたので、諏訪湖方面へサイクリングすることにしました。メンバー一同初めてのe-バイク、ドキドキしながら乗りはじめます。

漕ぎ始めの一瞬だけ少し重たい気がしましたが、すぐに電動アシストに助けられ、そのあとはもう軽くペダルを踏むだけでスイスイと進んでいきます。
衝撃だったのが坂道!平らな場所を走っているのと何にも変わらない感覚で、とってもラクチンです。
ということで、あっという間に諏訪湖到着。

あーーーー、癒される!!!

すぐそばには釜口水門。
諏訪湖から天竜川(前々回記事でご紹介した鰻屋さんが天竜川沿いでしたね)が流れ出る地点に位置する水門で、こちらが天竜川の起点になるそうです。諏訪湖の水の力を有効利用するために、諏訪湖から天竜川に流れ出す水量や諏訪湖の水面の高さを調節する目的で建設されたそうです。

諏訪湖を眺めながら、しばし雑談中。

諏訪湖沿いにある足湯スポットでほっこりもしたり(無料です!)
天気のいい日には富士山が望めるそうですよ。
さて、のんびりしたので、再びe-バイクに乗って始動!

こちらは映画「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」(主演:松重豊、北川景子)が撮影された岡谷市横河川沿いの通り。ソメイヨシノ中心の桜並木、満開の時期にはキレイな桜のアーチが見られるそうですよ。春にもまた訪れたいです。
さて、美しい並木道を走り抜け、辿り着いたのはこちら。
きぬのふるさと岡谷絹工房で機織り体験(コースター作りにトライ!)

前々回の記事でも触れましたが、古くから日本の蚕糸業をリードしてきた長野県。
こちらの岡谷絹工房さんの建物は、国登録有形文化財・近代化産業遺産として登録されていて、さらに現役で稼働しているというたいへん貴重な施設。ノスタルジックな雰囲気あふれる空間で、岡谷絹を自分の手で織ることができるという体験工房です。
私たちは、コースターづくりに挑戦!

なんと全員、大苦戦!
熟練の職人さん方にマンツーマンでついていただき、手取り足取りレクチャータイム。

おかげで、なんとかカタチになってきました。

十分な長さが織れたら、お土産用に右写真のように仕上げていただけます。
初めて織物体験しましたが、何かに没頭するって気持ちいいですね、頭のリフレッシュにもなりました。
コースターは材料費1,000円で体験できますよ。
足を運べなかった施設もありますが、ワーケーション特典の下記もご紹介しますね。
文化施設5館共通利用券で見学できるのはこちら!
旧林家住宅

明治9年に天竜製糸所として創業した一山カ林製糸所の初代林国蔵の旧住宅を見学できます。2階の金箔部屋は圧巻、またこの入口からは想像できない立派な離れ洋館へも中で繋がっています(不思議!)。豪華絢爛な仏壇も見もの。
(施設リンク
:
旧林家住宅
[岡谷市サイト])
岡谷美術考古館

こちらは絵画、彫刻、工芸、書など郷土の優れた美術作品と、市内遺跡から発掘された縄文時代から平安時代までの豊富な土器・石器類を展示されています。
中学生の頃、日本史の教科書で勉強したあの土器の本物が間近で見学できます!懐かしい!!弥生土器推しの学芸員さんと土器話で盛り上がりました笑。
(施設リンク
:市立岡谷美術考古館)
イルフ童画館

岡谷市出身の童画家・武井武雄(たけい
たけお)さんの作品が常設展示されている童画館です。「本の宝石」と呼ばれる刊本作品の実物を見ることができますよ。
童画館の名前の由来も、係の方に聞いてみてくださいね。
(施設リンク
:
イルフ童画館
)
岡谷蚕糸博物館 シルクファクトおかや

製糸工場を併設する、世界に類の無い博物館として、製糸工場(Factory)とシルクや製糸業の真実(Fact)を伝える博物館。
詳細はワーケーション体験2日目の記事をご参考ください
(施設リンク
:
岡谷蚕糸博物館
)
旧渡辺家住宅

中山道の近くにある武家住宅で代々高島藩主に仕えた散居武士(城下町ではなく在郷の村々に住んだ藩士)が住んでいたそうです。長野県宝に指定されています。
(施設リンク
:
旧渡辺家住宅(県宝指定)
[岡谷市]
)
おまけ

ワーケーション特典の岡谷シルクセット、うなぎ券、文化施設5館共通利用券
◇ ◇ ◇
あっという間に時間が過ぎてしまい、帰路につかねばならない時間に。
今回初めてワーケーションを体験しましたが、自然を身近に感じられる環境でのお仕事は、気持ちがとてもフラットでいられる気がしました。普段会社でしか会わない仲間と一緒だと関係性構築にも繋がると思いますので、組織を越えたPJメンバーなどで活用するのもいいかもしれないですね。
次回はワーケーション体験連載記事の最終回、全体を振り返っていきます。