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移転・リニューアル

オフィス移転の流れを把握できるチェックリスト!失敗しない移転の進め方

「今のオフィスが手狭になってきたけど、移転って大変そう…」
「オフィスの移転って、何から始めれば良いの?」
「移転するまでにどれくらいやることがあるんだろう?」

こんなお悩み、抱えていませんか?
オフィスの移転は新しいスタートを切るチャンスですが、同時に多くの不安や疑問も伴いますよね。この記事では、移転を検討すべきタイミングからオフィス移転全体の流れ、各ステップで注意すべきポイント、そしてよくある失敗例とその対策までを分かりやすく解説します。

さらに、オフィス移転を成功させるためのチェックリストと、無料でダウンロードできる「移転マニュアル」もご用意しました!
初めてオフィス移転を担当する方も、そうでない方も、この記事を読めばオフィス移転の準備から新オフィスでのスタートまで、安心して進められるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

オフィス移転で得られる効果とは?

まずは、オフィス移転にはどのような目的、メリットがあるのかを見ていきましょう。

変化する働き方に対応できるオフィスへ

近年、働き方改革の影響もあり、オフィスの役割や求められる環境も大きく変化しています。現在の働き方に合った、快適で機能的なオフィス環境は、社員のモチベーションや生産性を向上させ、企業全体の成長にもつながります。

例えば、オフィス移転に伴いフリーアドレスや集中スペースを導入し、働く場所やスタイルを自由に選べるようになれば、社員のモチベーションや生産性がアップするかもしれません。
リフレッシュスペースやオフィスカフェを新たに設置することで、社員同士のコミュニケーション促進、より良い人間関係の構築にも役立ちます。

企業イメージの向上と人材獲得・定着

新しいオフィスは、企業のブランドイメージを強化する絶好の機会です。洗練されたオフィスデザインやエントランスの工夫、ショールームの併設は、企業のイメージアップにつながり、顧客や取引先からの信頼感を高めます。

さらに、魅力的なオフィス環境は、優秀な人材を惹きつけ、定着率を高める効果も期待できます。快適なオフィス環境に加えて、最近では託児所や入居ビル内のジム利用などの福利厚生施設を導入している企業もあり、これらは社員の満足度向上やワークライフバランスの実現を促進します。

コスト削減と業務効率化を同時に実現

オフィス移転が、コスト削減と業務効率化を同時に実現するチャンスになることも。

例えば、賃料の安い物件に移転したり、借りている面積を縮小したりすることで、固定費を大幅に削減できます。オフィスの縮小は、部署間の物理的な距離を縮めることにもつながり、コミュニケーションが活性化し、迅速な意思決定を促す効果も。結果として、業務効率が向上するでしょう。

また、移転に伴いWeb会議システムやクラウドストレージなどの最新設備を導入すれば、移動時間や印刷コストを削減し、ペーパーレス化を推進できます。これらの取り組みは、業務効率化だけでなく、環境負荷の低減にも貢献します。

オフィス移転を考えるべきタイミングとは?

コスト削減や働き方改革など、様々なメリットがあるオフィス移転。それでは、実際に移転を検討すべきタイミングについて考えていきましょう。

オフィス移転を検討すべき7つのサイン

1. ビルの契約更新のタイミングが迫っている

オフィス移転を考えるきっかけとしてもっとも多いのは、やはりビルの契約更新のタイミング。
今のオフィスで何か不満に感じていることはありませんか?契約更新は、現在のオフィスの問題点を見直し、改善策を検討する良い機会です。

2. オフィスが手狭になってきた

人員増加や働き方の変化によって、オフィスが手狭になっていると感じたら、移転を検討するタイミングかもしれません。
使い勝手の悪いオフィスでは、業務効率が低下し、社員のストレス増加につながります。

3. 社員のモチベーション低下

「最近なんだか社員のモチベーションが上がっていない気がする…」。そんなときも、オフィス移転を検討するタイミングかもしれません。働きづらいオフィスや設備が、社員のモチベーションを下げてしまっている可能性も。
オフィス環境を整えて社員が気持ちよく仕事に集中できれば、生産性のアップも期待できます。

4. 採用活動がうまくいかない

ここで働きたい!と思わせる魅力的なオフィスは、優秀な人材を惹きつける力になります。現状のオフィスが採用活動のネックになっていると感じたら、移転を検討しましょう。

5. 設備の老朽化が目立つ

古い設備では、快適な働き方を実現するのは難しいですよね。最新の設備を備えたオフィスに移転することで、従業員の快適性と業務効率の向上につなげましょう。

6. 賃料が高すぎる

賃料が高すぎて経営を圧迫している場合は、移転によってコスト削減できるかもしれません。テレワーク導入で席が余っているなど、働き方の変化によってオフィスの縮小が可能であれば、ぜひ検討してみましょう。

7. 企業イメージとオフィスが合っていない

会社のイメージとオフィスの雰囲気が一致していないと感じたら、オフィス移転でブランドイメージを一新してみてはいかがでしょうか。企業に合ったおしゃれでスタイリッシュなオフィスは、企業の信頼感と革新性のアピールに役立ちます。

オフィス移転の流れ

オフィス移転をスムーズに進めるためには、計画的な準備が大切です。以下に、オフィス移転の全体的な流れを10ステップにまとめました。

オフィス移転の10ステップ

1. 移転の目的を明確にする

まず、移転の目的を明確にします。
現状の問題点や改善したい点を洗い出し、移転によってどのような成果を期待するかを具体的に定義することが大切です。これが、プロジェクトの方向性を定める指針となります。

2.プロジェクトチームを結成する

移転プロジェクトをスムーズに進めるために、プロジェクトチームを結成します。
各部門から代表者を指名し、予算、スケジュール、役割分担を明確化しておくと、全員が共通認識を持ってプロジェクトに取り組めるようになります。

3. 新オフィスのコンセプト・方向性を設定する

どんなオフィスにしたいのか、新オフィスのコンセプトや方向性を設定します。
社員アンケートなどを参考に、働きやすさ、コミュニケーションの活性化、快適な環境などを考慮し、具体的なイメージを共有しておきましょう。

4. 外部パートナーを検討する

オフィス移転には、不動産、設計、内装、引越しなど、様々な専門知識が必要となります。
目的や重視したいことを基準に比較検討し、信頼できる外部パートナーを選びましょう。専門家の力を借りることで、よりスムーズかつ効率的にプロジェクトを進められます。

5. 物件を選定する

移転の目的に合った物件を探します。
ウェブサイトや不動産会社から情報を集め、実際に現地を内見して、立地、賃料、広さ、設備などを総合的に評価し、最適な物件を選びましょう。

移転先ビルを絞り込んだら、現在のオフィスを退去する準備もお忘れなく。
新オフィスの入居日と、現オフィスの退去日の確認など、スムーズな入退去にむけて準備を始めましょう。

6. レイアウトを設計する

新オフィスのレイアウトを設計します。
コンセプトや条件に合わせて、快適で効率的なワークスペース、コミュニケーションスペース、休憩スペースなどを配置することで、従業員の働きやすさを最大限に考慮した設計を目指しましょう。

7. 契約・各種届出・手続きの確認

物件の契約、各種届出、手続きは、スケジュールと法的な問題を回避するために、しっかりと確認し、必要な手続きを確実に完了させましょう。漏れがないよう、リストを活用したり、専門家からのアドバイスを受けたりすることも有効です。

8. 移転準備をする

移転準備は、スケジュールと担当者を明確化し、計画的に進めることが重要です。引越し業者を選定し、荷物の搬入・搬出、廃棄物処理、データ移行など、詳細な計画を立て、万全の準備をしましょう。

9. 移転当日

移転当日は、事前に作成した計画に沿って、スムーズなオペレーションを行います。トラブルを最小限に抑えるために、担当者間で連携を密にし、細心の注意を払いましょう。

10. 新オフィスを運用する

待ちに待った新オフィスでのスタートです。

オフィスのルールや働き方をまとめたマニュアルを作成し、社員に周知徹底しましょう。定期的に評価を行い、改善点があれば積極的に修正することで、より快適なオフィス環境を実現しましょう。

オフィス移転準備チェックリスト!よくある失敗例と対策

とにかくやることの多いオフィス移転。準備不足がトラブルに繋がってしまうこともあります。スムーズな移転を実現するために、事前にチェックしておきたいポイントを失敗例&対策と合わせてご紹介します。

情報収集:信頼できる情報源を見つける

オフィス移転の情報は、インターネットや書籍、セミナーなど、様々な場所から得られます。ただし、情報源によっては古い情報や偏った情報が含まれている場合があるので、信頼できる情報源を見つけることが重要です。

失敗例:インターネットの情報だけを頼りに、間違った判断をしてしまい、移転後のオフィス環境に問題が生じた。

対策:複数の情報源を比較検討し、専門家の意見も参考にしましょう。不動産会社、設計事務所、内装業者、オフィス家具メーカーなど、専門分野の企業から情報収集するとよいでしょう。

社内体制の構築:プロジェクトチームを結成

オフィス移転は、総務部だけで進めるには大変な作業です。関係部署からメンバーを集め、プロジェクトチームを作りましょう。

失敗例:総務部だけで進めた結果、情報共有が不足し、各部署間の連携がうまくいかず、トラブルが発生した。

対策:チームで協力し、各部署の意見を反映しながら進めましょう。定期的な会議や情報共有を行い、全員が共通認識を持つことが重要です。

スケジュール管理:余裕を持った計画を立てる

オフィス移転は、予想外のトラブルが起こることも。余裕を持ったスケジュールを立て、遅延が発生した場合の対応策も考えておきましょう。

失敗例:スケジュールがタイトすぎたため、工事が遅延し、移転日が延期になってしまい、業務に支障をきたした。

対策:余裕を持ったスケジュールを立て、余裕時間(バッファ)を設けましょう。工程ごとのスケジュールを細かく設定し、進捗状況を定期的に確認することで、遅延を防げます。

業者選定:信頼できるパートナー選び

オフィス移転をサポートしてくれる業者選びは、移転の成功を大きく左右します。実績や評判、対応などを参考に、信頼できるパートナーを選びましょう。

失敗例:安さだけで業者を選んだ結果、対応が悪く、トラブルが発生し、移転作業が大幅に遅延した。

対策:複数の業者を比較検討し、実績や評判、対応などをしっかり確認しましょう。見積もりだけでなく、過去の事例や顧客からの評判なども参考にしましょう。

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オフィス移転は、会社にとって大きなイベントですよね。成功させるためには、綿密な計画と準備が不可欠です。
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