オフィス(企業・団体)
掲載日:2025/08/26

パナソニック エナジー株式会社 住之江工場 生産プロセス開発棟

パナソニック エナジー株式会社パナソニック エナジー株式会社
住所 大阪府大阪市
完成年月 2024年4月
規模 2,300㎡(3・4階オフィス)
入居人数 400人
主な施工内容 レイアウトデザイン、インテリアデザイン、家具
  • 上記は、竣工時の情報です。

人・情報・拠点がオープンにつながり
世界規模の市場競争力に寄与する技術開発のコアとなる生産棟オフィス

社内インフラを支える産業用電池、車載用電池などの事業をグローバルに展開するパナソニック エナジー株式会社では、世界的な車載電池需要の急速な高まりを好機とすべく、2023年に車載電池事業を主要事業の最重要領域と位置づけ、生産拠点である住之江工場に生産プロセス開発棟を新設。
生産技術部門の中核として、技術開発を加速する働き方とオフィスづくりにチャレンジしている。
新棟外観

新棟外観

新棟外観

新棟外観

「イノベーティブを創出するシンボリックなデザイン」がコンセプト。

コミュニケーションエリア「センターサークル」

コミュニケーションエリア「センターサークル」

コミュニケーションエリア「センターサークル」

コミュニケーションエリア「センターサークル」

円筒形の車載電池をモチーフに、フロア中央に配置したセンターサークル。
求心性ある機能とデザインで、社員交流の中核となるスペース。

執務エリア

執務エリア

執務エリア

執務エリア

緩やかに蛇行するメイン通路の周辺に、多様な活動の場を配置。
眼前には変化に富んだ景色が広がる。

執務エリア

執務エリア

執務エリア

執務エリア

執務エリアに配置された、カーテンの開閉によりオープン・クローズを調整できるミーティングスペース「サークルミーティング」。

執務エリア

執務エリア

執務エリア

執務エリア

センターサークルを囲む執務エリアはデスクと照明を放射状に配置。
照明に合わせた床の貼り分けで、サークルの求心性を強調した。

執務エリア

執務エリア

執務エリア

執務エリア

白を基調にした明るく開放感ある空間。
4階とフロアとコントラストをつけた内装は、人の移動を促す演出。

ミーティングエリア

ミーティングエリア

ミーティングエリア

ミーティングエリア

会議室の裏側に設定した隠れ家的なミーティングスペース。

ミーティングエリア

ミーティングエリア

ミーティングエリア

ミーティングエリア

明るい窓際のオープンなミーティングスペース。
ボックス席やソファ席などさまざまな席を用意した。

ミーティングエリア

ミーティングエリア

ミーティングエリア

ミーティングエリア

一番眺めのよい場所に設けた会議個室。
明るい内装で会議だけにとどまらない、交流スペースとしての利用を想定。

会議室

会議室

会議室

会議室

電池の正(+)極・負(-)極をイメージしたブルーとピンクのカラーリングで拠点の特性をさりげなく表現した会議室。カラオケルームという通称で社員にも人気が高い。

会議室

会議室

会議室

会議室

大型モニターを備え、複数人でのWeb会議や1on1ルームなど幅広く使用できる。

コミュニケーションエリア

コミュニケーションエリア

コミュニケーションエリア

コミュニケーションエリア

らせん階段の吹抜けスペースにコミュニケーションエリアを設定。
活気ある活動風景が社員の刺激になる。

カフェ

カフェ

カフェ

カフェ

上のフロアからもアクセスしやすいカフェ。
木のぬくもりあふれる設えで、リフレッシュ、リチャージを促す。

User’s Voice

パナソニック エナジー株式会社
モビリティエナジー事業部 生産システム統括部 生産技術1部 材料生産技術課 課長
濵﨑 健太 氏

オフィスづくりは初めての経験でしたので、イメージをうまく伝えられないこともありましたが、イトーキはパートナーとして我々に寄り添い、イメージどおりのオフィスを具現化してくれました。共有スペースをふんだんに盛り込んだ新しいオフィスは、社員間の距離が近く他者に声を掛けやすいようで、コミュニケーション量は以前よりも格段に増えていることを実感しています。

今回のオフィスづくりは他拠点も注目しているようで、オフィス見学などを通して拠点間のつながりも生まれています。今後は住之江工場の経験を拠点間で共有することで、会社全体の働き方やオフィス環境の水準向上につなげていきたいとも考えています。


Comment

Designer

木下 和美

Kazumi Kinoshita

当初は抽象的で未確定な部分も多く、電池のようなオフィスとは何だろう?と立ち止まってしまうことも多かったのですが、パナソニック エナジー様、鹿島建設様、そしてイトーキの3社で打合せを重ね、「お客様のこうしたい」の想いに伴走しながらオフィスが形になっていく過程は、とても充実して楽しい時間でした。

また完成して終わりではなく、状況に応じ進化していけるオフィスになるよう、引き続き関わりを持っていければと思っております。

関係くださったみなさま、ありがとうございました。

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