フロア内で分断されたオフィスを一つに集約。
部門横断型の活発な交流を生み出す新しい働き方で、事業の変革を加速する
無限の可能性を持つ触媒技術で、未来に誇れる環境づくりに貢献する日揮ユニバーサル株式会社は、2023年、創立60周年記念事業の一環で、入居30年となる本社オフィスの全面リニューアルに踏み切った。分断されていた執務エリアを一つに集約した新オフィスは、心身ともに健康的に働けるウェルビーイングを意識した、ストレスなく、誇りを持って、働き続けることのできる環境である。
ワークラウンジ
ワークラウンジ
フローリングと川の水面のような床材を中心に、気持ちが落ち着くカラーリングでまとめられたカフェエリア。カウンター上の造作の下がり天井と植栽が、空間に変化を与え、木のぬくもりが心地よい、エリア中央の木製ビッグテーブルが、コミュニケーションを誘発させる。
ワークラウンジ(プレゼンテーションスペース)
ワークラウンジ(プレゼンテーションスペース)
ワークラウンジの入口近くに設置されたプレゼンテーションスペース。仕事の成果発表や社員教育などに利用される。
ワークラウンジ(ファミレス席)
ワークラウンジ(ファミレス席)
ワークラウンジの窓際に並ぶ、通称「ファミレス席」。程よい「こもり感」が魅力で特に人気が高いスペースとなっている。
ワークラウンジ(チャットスペース)
ワークラウンジ(チャットスペース)
自宅のリビングのような設えで、アットホームな雰囲気で会話が弾むチャットスペース。土足禁止のくつろぎスペース。
執務エリア
執務エリア
執務エリアには、会話をしながら仕事ができるチャットスペースやコワークスペースも設定。植栽を多めに配置し、リフレッシュ効果を高める。
執務エリア
執務エリア
固定席運用の管理部門のスペース。オフィス内の席数は、今後の増加も見越して約150%となっており、自席+αのワークスペースが確保されている。
執務エリア(Webブース)
執務エリア(Webブース)
周囲への音の影響を気にせずに、オンラインミーティングに集中できるクローズドのWebブース。
執務エリア(チャットスペース)
執務エリア(チャットスペース)
ビデオバーが用意されたチャットスペースは、数人で利用できるオープンなWebブースとしても使われている。
執務エリア(高集中スペース)
執務エリア(高集中スペース)
執務エリアの一角に設けられた高集中スペース。ウルトラワイドモニターと上下昇降デスクで、快適に生産性高く働ける。
User’s Voice
日揮ユニバーサル株式会社
管理本部
総務・法務部
アシスタントマネージャー
三井
有士
氏
このオフィスに入居して初めての大規模リニューアルでした。プロジェクトの進行方法もわからない私たちに、設計から工事までさまざまなサポートをいただきました。その信頼感と安心感は、最後まで揺るぎませんでした。イトーキさんが自社で実践されている働き方による説得力と豊富なアイデアで、ここまで素敵なオフィスができたという印象です。
おかげさまで新オフィスは、日揮グループの広報誌でも紹介されるなど、社内外に好評です。また、新しい働き方も少しずつ浸透してきて、部門間の交流は本当に活発になりました。このオフィスをきっかけに、今後は誰もがストレスなく働ける、多様性の時代に合った働き方にも取り組んでいきたいと考えています。
Comment
入居時から手つかずであったオフィスを、居ながらリニューアルするプロジェクト。
同じフロア内でも分断されていたオフィスを集約し、働く環境や働き方を抜本的に見直すことは社員のみなさんにとってはとても大きな挑戦だったと思います。たくさんの議論を重ねながら一緒に1歩踏み出し、コミュニケーションがとりやすい一体感のある心地よい空間を作り上げることができました。
社員のみなさんが自分らしく、誇りをもって働き続けられるオフィスで、人と人の新たな“化学反応”が生まれることを願っています。
Designer
井澤 沙綾
Saaya Izawa