その時の業務や活動に合わせてデザインされた「専用スペース」を選択しながら働く、あたらしいオフィス。
はなさく生命は2018年7月に設立以降、事業拡大とあわせて組織拡充・中途採用を中心に陣容を拡大。
今後も継続的な増員が見通される中、従業員が生産性を最大限に発揮できる働きやすいオフィス環境を構築する観点から、増床する運びとなった。
新オフィスでは一般的な執務席以外にフォーカスルームやデュオブース、チャットルーム等、さまざまなタイプの席を創出し、社員の多様な働き方をサポートする空間となっている。
業務上固定席運用とセキュリティの確保が必要なエリアは間仕切で区画する必要があったが、区画エリア内にも一般執務エリアと同様の多様なスペースを創出することで、全社員が新しい働き方を実現することが出来た。
エントランス・受付
エントランス・受付
エントランス・受付には、社員がイベント等でも利用できるカウンターを設置。デジタルサイネージ等を用いて「新しい事にチャレンジしている」というイメージを社内外へアピールする目的がある。
ビッグテーブル
ビッグテーブル
執務エリアの中心となるビッグテーブルには、植栽やマルチモニターを設置し、社員が集まる場を創造。
執務スペース
執務スペース
コワーク・フォーカス・チャット・デュオ・コラボレーション・リチャージ等、活動に合わせて選択が出来る多様な席を用意。それぞれのスペースに運用ルールを設定し、社員が有意義に利用できる工夫を行った。
高セキュリティルーム
高セキュリティルーム
業務上セキュリティの高い空間で仕事をする必要がある社員が、一般執務エリアと同様に活動に合わせて選択できる席を用意。従来は自席かつ仕切られた空間で働いていた社員が、気軽にリフレッシュできる空間となった。
ステップ
ステップ
コラボレーションエリアとしてステップ型の席を用意。芝生や風船をイメージしたデザインで、リラックスしながらのコミュニケーションを目指す。
リフレッシュスペース・会議室
リフレッシュスペース・会議室
リフレッシュスペースにはドライパントリーと多様な席を用意し、普段はミーティングや執務で利用出来るように設計。中の様子が見えるガラスの会議室の床は、はなさく生命様のロゴをイメージしたカラフルなデザインとなっている。
窓側エリア
窓側エリア
窓側にはファミレスブースやソファブース、デュオブースを用意し、多様な活動をサポートする空間となっている。それぞれの席にモニターも完備し、ペーパーレスミーティングを促進。
会議室・応接室
会議室・応接室
社内外利用可能な会議室は、明るく落ち着いたデザインとなっており、来客対応や機密性の高い会議で利用できる。
User’s Voice
はなさく生命保険株式会社
人事総務部
片田
亮子氏
会社創業以来、初めての大規模移転ということもあり、手探り状態で始まったプロジェクトでしたが、イトーキさんのきめ細かなサポートにより、とてもスムーズに進行することができました。
「先進的な働き方ができるオフィス」の実現に向けて、従業員アンケートやワークショップの企画・実施のサポートから、実際のレイアウト提案、内装工事の手配、オフィス運用のアドバイスに至るまで、スピーディーかつ丁寧に対応して下さったおかげで、はなさく生命らしい、明るく働きやすいオフィスを完成させることができました。
Comment
Director
立花 里奈
Rina Tachibana
今回のプロジェクトは、1年半前<はなさく生命保険>と社名が決まる前に新会社設立に向けてオフィス構築の協力依頼があったことからスタートしました。嬉しいことに業績があっという間に伸び、人員が増加したことで拡張移転の協力依頼を継続して受けました。チームイトーキとしての総合力、営業・デザイナー・PMの三位一体の姿勢に大きな評価をいただきました。
メインPMとしてプロジェクトを推進し、ワークショップや部門ヒアリングを通して、はなさく生命様が目指す働き方を実現するオフィスが完成しました。事務局の皆様のご協力と弊社のサポート体制があってこその完成であったと感じています。オフィス内覧会で社員の皆様の笑顔を見る事ができて幸せです。
Designer
井澤 沙綾
Saaya Izawa
Designer
石栄 花菜
Kana Ishie
今回のプロジェクトでは、多くの社員の方々を巻き込み、どのような働き方をめざすのかをさまざまな方法で考え抜きました。 会社設立時のオフィス構築から関わらせていただき2度目のお手伝いでしたが、前回よりもあたらしい働き方に踏み込み、社員の「はたらく」をサポートする豊かな空間となっています。
全部門へのヒアリングやサーベイ・ワークショップ等、さまざまな方法で課題点要望を分析し全員で作り上げたワークプレイスとなりました。設計の観点では、音のグラデーションや色彩計画、細部についても根拠のある提案を心掛けました。
Director
河村 多恵
Tae Kawamura