教育
掲載日:2025/10/16

国立大学法人神戸大学

大学院医学研究科 メドテックイノベーションセンター

国立大学法人神戸大学 メドテックイノベーションセンター国立大学法人神戸大学 メドテックイノベーションセンター
住所 兵庫県神戸市
完成年月 2024年10月
規模 3,100㎡
入居人数 100人
主な施工内容 レイアウトデザイン、インテリアデザイン、家具、AV/ICT
  • 上記は、竣工時の情報です。

産学官と医療を融合した実践的な学びで
創造的開発人材の育成を目指す、医療機器研究開発のプラットフォーム

神戸大学は神戸市とともに、地域産業の活性化を目指す神戸未来医療構想を推進している。2019年度、内閣府の「地方大学・地域産業創生交付金事業」採択を受け医療機器開発を主導する人材育成を目的とする大学院専攻・学部学科を設置。さらに、革新的な医療機器の開発と実用化を推進する実践的教育のプラットフォームとして、産学官医の共創ラボ施設『メドテックイノベーションセンター』を新設した。
交流スペース

交流スペース

交流スペース

交流スペース

多様なコミュニケーションを活性化する交流スペース。
リラックスできる空間での何気ない会話がアイデア創出のきっかけになる。
情報共有のためのサイネージディスプレイを設置。

交流スペース

交流スペース

交流スペース

交流スペース

小上がりのステージ席には120インチの電動スクリーンを設置し、イベントやプレゼンテーションにも対応する。

イベント・セミナー室

イベント・セミナー室

イベント・セミナー室

イベント・セミナー室

高層階に設定した開放感のあるイベント・セミナー室はカラフルな家具で活発な活動を演出。
セミナーなどのイベント利用だけではなく、グループワークやディスカッションなど、さまざまな用途に合わせることができるフレキシブルな空間を構成した。

イベント・セミナー室

イベント・セミナー室

イベント・セミナー室

イベント・セミナー室

日常的な使い方も踏まえたデザイン、家具、AV/ICTで、空間利用率を高めている。
主にイベント時の利用を想定した150インチのスクリーンに加え、65インチのスタンド式ディスプレイも設置するなど、空間を活かす工夫が細部にわたり施されている。

エジュロップメントラボ

エジュロップメントラボ

エジュロップメントラボ

エジュロップメントラボ

アイデアを出し合い試作・検証・立証のサイクルを生み出すエジュロップメントラボ。活動に合わせたアクセントカラーと可動式家具で活動的に。

学習スペース

学習スペース

学習スペース

学習スペース

個人学習やアウトプットのまとめ作業に集中して取り組める学習スペース。

ラウンジスペース

ラウンジスペース

ラウンジスペース

ラウンジスペース

フロアごとにテーマを設定したラウンジスペース。
リラックスする場をテーマとして、和をイメージする設えでくつろぎを演出。

ラウンジスペース

ラウンジスペース

ラウンジスペース

ラウンジスペース

新たな出会いがテーマのラウンジスペース。
セミナー室でのイベント時にはゲストの待合としても利用。

外観

外観

外観

外観

メドテックイノベーションセンターの外観。
ポートアイランドの神戸大学医療・研究センター (ICCRC)に直結。

User’s Voice

神戸大学
大学院医学研究科 医療創成工学専攻 医療機器システム学分野長
メドテックイノベーションセンター長 特命教授 保多隆裕氏

産学官連携では、多様な人材が日常の中でコミュニケーションを取ることが不可欠で、交流を活性化する建物の機能やデザインは非常に重要です。本プロジェクトでは、空間設計会社をコンペで選出したことで施設の意図を共有でき、納得のいくデザインができました。イトーキにはオフィスデザインで培ってきた経験価値を反映していただき、それが結果として、これまでにない創造的な空間につながったと思います。 この施設は思い入れのある大切な空間ですので、どのように活性化させていくか真剣に取り組み、医療機器開発のプラットフォームとして、日本で唯一の場所に育てていく所存です。

Comment

Designer

武田 勇

Isamu Takeda

Designer

吉野 美穂

Miho Yoshino

このプロジェクトでは、学生、大学関係者、企業、医療従事者があらゆる場所で交わり・共創するための仕掛けづくりを期待されました。これまでにイトーキが培ってきたACTIVITY LEARNING PLACEの考え方をベースとし、共創を生み出す環境づくりを行っています。

これから、多くの学生がこの空間を活用し、計画時にはない創造を超える使い方をしてくれることで、空間が熟成していくと考えています。そういったプロジェクトに関われたことに感謝しています。

本件に関する
お問い合わせはこちら

この事例に対するお問い合わせは下記のお問い合わせフォームよりお願いいたします。

Other works