街に開く「サロン」に人々が集う。新しいスタイルの地域密着型金融機関。
岐阜県高山市を拠点に、飛騨市、大野郡白川村エリアで地域密着型の金融サービスを展開する飛騨信用組合。
「ひだしん」の名で親しまれる同組合は、1954年設立され、2014年には創立60周年を迎えた。
それに先立つ2013年9月、新しい地域密着型金融機関をめざし新本店がオープンした。

テラス
テラス
オフィス棟4階には、北アルプスを望む開放的なテラスを用意。

食堂
食堂
サロン棟2階の社員食堂は多目的ホールとしても開放するため、折りたたみ式のテーブルを採用。
Comment
「もっと、ずっと、あなたのそばに・・・ひだしん」
飛騨信用組合新本店は、2棟からなる施設の中心部に地域に開かれた広場『コミュニケーション・コリドー』を配置し、開放的に地域の人々を迎え入れる施設です。
『オフィス棟』は従来の金融機関として、『サロン棟』は地域の皆様が気軽に利用できる多目的スペースとして、フレキシブルな空間を提案しました。
基本設計の段階から約2年、建築設計事務所と連携をとりながら、建築と内装を合わせたデザインを実現することができ、従来の金融機関にはない先進的なイメージとなっています。地域密着ならではの心地よく安らげる空間や、新しい働き方に取り組む姿勢を表現できたと思っております。
Designer
鷹野 友美
Yumi Takano