オフィス(企業・団体)
掲載日:2025/09/05

エースコック株式会社 本社オフィス

エースコック株式会社 本社オフィスエースコック株式会社 本社オフィス
住所 大阪府吹田市
完成年月 2023年12月
規模 3,700㎡
入居人数 180人
主な施工内容 レイアウトデザイン、インテリアデザイン、家具、プロジェクトマネジメント
  • 上記は、竣工時の情報です。

共に働く社員の安心・安全と働きやすさを両立
社内の豊かな交流とCI戦略の発信で“おいしい しあわせ”を体現するオフィス

コック姿のこぶたのキャラクターでおなじみのエースコック株式会社。1948年の創業から大阪を拠点に事業展開してきた同社では、築40年以上が経過した入居ビルの耐震化改修を契機にビル1棟のテナント契約を結び、新本社としてリニューアルした。生産性の向上と社員のモチベーションアップを見据える新オフィスは、エースコックらしさにあふれる、“おいしいしあわせ”を生み出す空間である。

エントランス

エントランス

エントランス

エントランス

企業の顔である1階エントランスは、バイオフィリックデザインを採用した心地よい空間。

ハピネスキッチン

ハピネスキッチン

ハピネスキッチン

ハピネスキッチン

商品陳列棚、キッチンスペース、商談スペースが並ぶ来客フロア。ガラス面には、キャラクターのこぶたをあしらったサインとメッセージ。

ハピネスキッチン

ハピネスキッチン

ハピネスキッチン

ハピネスキッチン

来客フロアに設置されたキッチンスペース。商品の商談を行いながら試食もできる。​

ミーティングルーム

ミーティングルーム

ミーティングルーム

ミーティングルーム

来客フロアのミーティングルーム。スライディングウォールでキッチンと仕切られており、キッチンと一体にしてイベント開催も可能。

執務スペース

執務スペース

執務スペース

執務スペース

執務フロアは、主力商品をモチーフに各階で異なるグラフィックデザインを壁面に施し、オフィス空間の象徴としてエースコックらしさを演出。

コミュニケーションスペース・会議スペース

コミュニケーションスペース・会議スペース

コミュニケーションスペース・会議スペース

コミュニケーションスペース・会議スペース

執務フロアの入口付近にはオープン席や会議室を設定。フロアや部門を超えたコミュニケーションの場となっている。

ハピネスカフェ

ハピネスカフェ

ハピネスカフェ

ハピネスカフェ

部門間の交流を促進する執務フロアに設置されたカフェスペース。社内打合せや執務にも利用できる。カップ麺をつくることができるカウンターでは、偶発的な交流が日々生まれている。

カフェスペース

カフェスペース

カフェスペース

カフェスペース

執務フロアのカフェスペース。​小上がりやソファ席などさまざまな席を立体的にレイアウト。1人でも静かにリフレッシュできる。

クリエイティブルーム

クリエイティブルーム

クリエイティブルーム

クリエイティブルーム

大きなホワイトボードに加えてモニターも備え、開発メンバー間で活発なアイデア出しが行える空間。

ビル外観

ビル外観

ビル外観

ビル外観

エースコック本社が入居するオフィスビル。1棟借りへの変更を機に、看板もリニューアルした。

User’s Voice

エースコック株式会社
総務部総務課 横山昭彦氏

本リニューアルは耐震化工事と同時進行で行われたものであり、ビルオーナー様や各種工事会社様との多岐にわたる調整が必要でしたが、イトーキはプロジェクトマネージャーとして、当社のニーズにしっかりと対応してくれました。
設計では社員の要望に応え何度もレイアウトを変更することになりましたが、完成まで提案時のコンセプトがぶれることなく、思い描いたとおりの皆がワクワクできる本社オフィスができたことに感謝しています。デザイン性と機能性を両立させたエースコックらしさにあふれた楽しい空間は、“ここで働きたい”という社員のモチベーションとなり、部門を超えたコミュニケーションの活性化にもつながっています。これをゴールとせず、今後もより良い方向へ改善を図りながら、当初の目標である生産性向上やブランディングの強化に向けて進んでいきます。

Comment

Designer

渡部 真依子

Maiko Watabe

Designer

大久保 諒子

Akiko Okubo

今回のプロジェクトではおいしいしあわせを生み出す場として社内外の交流・ブランディング強化を目指しました。ビル一棟の入居となったことで建物全体を使っての働き方の構築とデザインを行い、社内外のファンを増やす場として設計を行いました。
2Fの受付と合わせて設置したキッチンや商品展示コーナーのあるコラボレーションスペースは「ハピネスキッチン」と名付け、来客スペースでありながらメディア取材にも利用されています。5Fには社内の交流を豊かにする「ハピネスカフェ」を設置し打合せやリフレッシュをしながら自社商品を食べることもできるスペースとなっています。
定例会議だけで60回以上となった2年半のPJ、お客様との対話を重ね、エースコック様らしいオフィス空間を構築することができました。

Project Manager

明山 紀行

Noriyuki Akeyama

今回のプロジェクトは、エースコック様が目指すオフィスを構築するだけでなく、9階建ての建物を耐震工事を含めて1棟丸ごとリノベーションするという非常に難易度の高いものでした。
プロジェクトが始まった当初は、関係者の期待からくるワクワク感と緊張感が入り混じった気持ちになったことを今でも鮮明に覚えています。設計期間中は何度も色々な方にヒアリングをさせていただき、現状と理想の空間のすり合わせをさせていただきました。複数の工種が入り混じる工事関係者との工程の調整には苦労もありましたが、このプロジェクトに携わることができ、とても光栄に思います。

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