
新型コロナウイルス感染症の拡大によって、私たちはこれまでの生き方や働き方を見つめなおす機会が増えました。当たり前のように通勤して、当たり前のようにいつものオフィスで働く、そんな生活って持続可能なのだろうか?そんな疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか。
イトーキのグループ会社エフエムスタッフでは、2022年4月に栃木県北部の矢板市にシェアオフィス「スローワーク矢板」を開設しました。今回は、観光地や野外アクティビティなどの魅力あふれる栃木県に誕生した「スローワーク矢板」の目指す姿と、施設内の様子をご紹介します!

1 . 持続可能な働き方の追求 -SLOW WORKの価値-
【SLOW WORK】
経営者:サステナブルな労働者の確保
24時間働けますか?の時代は終わりました。短距離走を続けて離職や健康障害を抱えるリスクがある働き方から、社員のウェルビーイング向上を図ることで、質の高いアウトプットを産み出し、その会社でロングランできる働き方へ。
利用者:自分を見つめなおすきっかけの提供
首都圏で大勢の人が行き交う場所でもなく、自宅リモートの1人ぼっちの場所でもない。刺激が多すぎず、少なすぎず、ちょうど良いワークプレイス。自身の働き方や生き方を客観的に確認することで、これからの自分の働き方をリデザインするきっかけを提供します。
2 . 地域の活性化
人口減少が進む地方では、地方と政府が一体となり、各地域がその特徴を活かして自律的かつ持続的な社会を創生することを目的とした地方創生に取り組んでいます。


SLOW WORKという価値観を通じて、様々な人が集まり、地域が活性化していく。地域で様々な取り組みが生まれていけば、矢板の働く場としての魅力はさらに向上していく。SLOW WORKという働き方を地域の特産品にしていくことで、“好循環のサイクル”を生み出すことを目指します。

SLOW WORK YAITA ってこんなところ

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地域共創型シェアオフィス「SLOW
WORK
YAITA」
【住所】 栃木県矢板市末広町19-4ココマチ2階 (JR矢板駅東口徒歩2分、東北道矢板ICから車で20分)
【施設面積】 約217㎡
【利用登録】 会員制シェアオフィス(法人会員、個人会員)※無料会員登録でのドロップイン利用可能
【開館時間】 平日9:00~18:00(土日祝休館)
矢板駅を降りて歩道橋を渡ると、スローワーク矢板の看板が見えてきます。
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働き方に合わせて選べる2つのワークスペース

シェアテーブルを中心に集中できるオフィススペース。個室(要予約)もありオンライン会議も快適に行えます。

最大20名収容のゆったりくつろげるコミュニケーションスペース。
リアル開催のイベント・セミナーのほか、ウェビナーも開催できます。
使いやすいPOINT

予約制の1人用ワークスペースは、扉を閉められるため電話やWeb会議にも適しています。

窓際の席は外の景色を眺めながら、リラックスして働けます。こちらには「バーテブラ03」が設置されています。

個人ワークスペースはカーテンで仕切ることもできます。

ポータブル電源はUSB、ACどちらからでも給電可能。どこでも配線を気にせず、働けます。

スローワーク矢板という場を通じて、「スローワーク」のコンセプトを世の中に提唱したいと考えています。私たちは毎日働いているとつい時間に追われてしまいます。また希望しない働き方をして悩んでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方々が、豊かな自然に囲まれた矢板という場所で、一日でも数時間でも、ゆっくりと流れる時間の中で暮らすように働くことで、自分を見つめ直すきっかけとなる。そんな場づくりを目指しています。
また、政府は令和2年に「地方創生テレワーク交付金」を設け、人口減少に悩む地方自治体への人口流入を目指しており、スローワーク矢板のような取り組みを行いたい自治体の方からも多くお声がけをいただくようになりました。
当社ではこのようなご希望にも対応できるようサポート体制を構築しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

自由な働き方へのチャレンジは少しハードルが高いようにも感じますが、
一歩踏み出すことで考え方が変わったり、視野が広がったりと様々な効果があります。
お子さまの夏休みの機会などを利用して、スローワーク矢板に足を運んでみてはいかがでしょうか。