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おしゃれなオフィスパーティションの選び方!メリットから種類まで徹底解説

オフィス空間を自在に仕切ることができるパーティション。プライバシーの確保や作業効率のアップなど幅広いメリットがあり、多くのオフィスに取り入れられている什器です。しかし、新しく導入を検討するとなると「うちのオフィスに合うのはどんなパーティションだろう?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。

本コラムでは、オフィスを彩るおしゃれなパーティションの選び方から種類比較、イトーキのおすすめ製品までくわしくご紹介します。

オフィス用のパーティションとは?基本知識と設置のポイント

パーティションは、オフィス空間を仕切る什器で「間仕切り」とも呼ばれます。

オフィスの空間を仕切って個室をつくったり、視界を遮って従業員の働きやすさをサポートしたりと、パーティションにはじつに多くの活用方法があります。オフィスのレイアウトを比較的柔軟に変更できるうえに、プライバシーを確保したり、音の問題にも配慮できるため、多くの企業のオフィスで取り入れられています。

とくに近年は、おしゃれなオフィスデザインへのニーズが高まっており、単なる仕切りとしてだけではなく空間演出の要素としても注目されています。

まずは、パーティション設置時のポイントを見ていきましょう。

メリハリのある空間づくりを意識する

パーティションは、ただ設置して空間を区切れば良いというわけではありません。上手に活用することで、従業員が働きやすくメリハリのある環境を整えられます。たとえば、集中作業用のエリアを仕切って静かな環境をつくったり、テーブルとチェアを低いパーティションで囲ってちょっとしたミーティングに使えるスペースをつくったりと、用途に合わせた最適なスペースをつくることができます。

業務効率を上げることはもちろん、時にはチームワークを生み出すような、メリハリのあるワークスペースを構築することがポイントです。

安全面を考慮する

パーティションの設置時には、非常口や通路を塞がないようにレイアウトするなど、避難経路を確保することが不可欠です。

また、パーティション自体の耐震性や防炎加工にも目を向けることで、万が一の災害時にも従業員が安心して働ける環境を整備できます。単に便利でおしゃれなだけでなく、非常時の安全面にもしっかり配慮することで、いざというときの安心につながるでしょう。

専門業者に依頼すべきケースも

オフィスの大規模なレイアウト変更や、防音性能を重視した設置を検討する場合は、専門業者に依頼しましょう。

パーティションの種類によっては設置に工事や配線の処理が必要な場合があります。また、十分な防音性能を発揮させるためには、正しく設置することが重要です。プロでなければ難しい作業は業者に任せることで、トラブルのリスクを最小限に抑えられます。

設置後のメンテナンスやレイアウト変更のサポートまで含めて頼める場合も多いので、じっくり相談しながら進めると安心です。

オフィスにおしゃれなパーティションを設置する3つのメリット

デザイン性と機能性を兼ね備えたおしゃれなパーティションの設置は、ただオフィス環境を整えるだけでなくさまざまなメリットがあります。

ここでは、オフィスにおしゃれなパーティションを導入する3つのメリットを見ていきましょう。

1.プライバシーを守りつつ快適な空間をつくる

パーティションを設置すれば物理的に視界を遮ることができるため、プライバシーが維持しやすくなります。

個人情報を扱う部署の執務スペースやミーティングスペースへの視線を遮ったり、完全に個室の会議室を構築するなど、安心して業務を行える環境を実現できます。素材選びや高さを工夫することで圧迫感を軽減し、自然な仕切りとなるように配慮することも可能です。快適なオフィス空間を提供することで、従業員の作業効率や満足度を高める効果が期待できるでしょう。

2.防音対策と集中力の向上

オフィスでは電話対応や打ち合わせなど、音にまつわるシーンが多く見られます。とくに、仕切られていないオープンな空間で「隣の人の話し声が気になって集中できない…」といった場面に遭遇したことはありませんか?

そんなとき、防音性能の高いパーティションを使って空間を仕切れば、会話や雑音をある程度遮断して集中できる環境を保ちやすくなります。音のストレスを軽減すれば、従業員のパフォーマンスが向上し、従業員一人ひとりの生産性向上にもつながるでしょう。

3.インテリア性を高めるデザイン効果

オフィスのインテリアとパーティションのデザインが調和していると、空間そのものが統一感のある洗練された印象に仕上がります。木目調やガラスパネル、ファブリック素材など、多彩なバリエーションを活用すれば、企業が持つ独自のイメージを演出することも可能です。

ブランドイメージを重視する企業であれば、パーティションのデザインやカラーを統一することで、訪問者にも好印象を与える効果が期待できます。企業カラーを取り入れたパーティションは、来客時にブランディングをアピールする要素としても効果的です。

おしゃれなパーティションの種類を徹底比較

導入目的やスペースに合わせた選択をするために必要なのは、さまざまな種類のパーティションを知ること。

というのも、オフィスのパーティションには目的に応じて多くの選択肢があります。しっかりと空間を区切りたい場合はハイパーティション、開放感を保ちたい場合はフレームパーティションなど、どんなタイプを選択するかは空間づくりにおいて非常に重要な要素です。

ここでは代表的な種類を比較しながら、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

ハイパーティション

天井まで届く高さのハイパーティションは、会議室や集中エリアなど、明確なプライベート空間を必要とするエリアに適しています。

天井から床までをしっかりと仕切り、視線を遮って空間を区切る仕様が多く、機密情報を扱う場所にも安心して使えるのが特徴です。素材やカラーバリエーションも豊富に展開されており、防音性能も合わせて選ぶことで、一段と機能的かつおしゃれに空間を演出できます。

ローパーティション

床面だけで固定する低い高さのローパーティションは、オフィス内のコミュニケーションを妨げることなく、視線を程よく遮る効果が期待できます。

特定のワークスペースをゆるやかに区切りながらも、一体感のあるレイアウトを維持したい場合におすすめです。圧迫感が少ないので、オフィスの開放的な雰囲気を保ちつつ、プライベート感を高められる柔軟な選択肢となります。素材によっては一定の吸音効果を発揮してくれるものもあるので、必要に応じて選択すると良いでしょう。

折りたたみパーティション

折りたたみパーティションは、一時的に空間を仕切りたいときに活躍します。

使用しないときはコンパクトに省スペースで収納・保管できるため、オフィススペースの限られている企業にも便利です。移動も簡単なので、セミナーやイベント用にスペースをつくりたいときなど、多目的な利用シーンに合わせてフレキシブルに対応できる利点があります。

スクリーンタイプ

キャスター付きのスクリーンパーティションは、オフィスレイアウトを頻繁に変更する場合にとくに重宝します。

複数枚を組み合わせていてもすぐに移動できるため、急な打ち合わせスペースをつくったり、従業員の人数変更にも対応しやすいのが魅力です。軽量で扱いやすい素材を中心につくられていることが多いので、誰でも気軽に設置や片付けができるのもポイント。

フレームパーティション

透明なパネルやフレームのみを活用するタイプのパーティションは視界を遮らずに空間を仕切ることができます。オフィス内に開放感を残しつつなだらかなゾーニングができる点が最大の特徴です。

スタッフ同士の視線を完全には遮らないため、コミュニケーションも円滑に行えます。ガラスやアルミを使ったおしゃれなデザインも多く、モダンな雰囲気を演出したいオフィスにぴったりです。

おしゃれなパーティションの選び方

パーティションを選ぶ際は、素材や質感をはじめ、防炎や防汚性といった機能面も重要なチェックポイントとなります。さらに企業のブランドカラーやオフィス内装との相性を考えながらデザインを選ぶことで、統一感のある空間演出が実現します。

それぞれの要素を吟味し、総合的に判断することで、見た目も機能も両立したおしゃれなパーティションを選択できるのです。ここからは、パーティションの選び方を解説します。

素材と質感を決める|木製・ガラス・ファブリックなど

パーティションの素材は、印象を左右する大きな要素です。

たとえば木製のパーティションは木ならではの温かみがあり、ナチュラルな印象をオフィスにもたらします。ガラス素材はスタイリッシュでクールな雰囲気を演出し、光を通すため開放感を保ちやすい点が特徴です。ファブリック(布)素材は柔らかさと吸音効果を期待できるため、デザイン性だけでなく機能面でも注目される傾向があります。

どんな素材のパーティションが用途に合っているのか、必ずチェックしましょう。

機能性を確認|防炎・防汚・防音などをチェック

企業の安全基準や法令に合った防炎性能を備えたパーティションを選ぶことで、リスク管理を徹底できます。

タバコの煙や飲食による汚れが気になる場合は、防汚加工が施された素材を検討するのがおすすめです。防音効果にも注目することで、集中スペースや機密エリアをより快適に利用できるようになります。

色・デザインを検討|空間のテーマとの調和を意識

パーティションの色やデザインをオフィス全体のカラーコーディネートに合わせることで、洗練された雰囲気を生み出せます。

企業のコーポレートカラーをアクセントに取り入れると、ブランドイメージの統一にも役立ちます。落ち着いた空間にはシンプルな色合い、活気ある空間にはビビッドなカラーを選ぶなど、意図するイメージに合わせて選択するとよいでしょう。

予算を決定|導入コストを見極める

パーティション導入の予算を決める際は、本体価格だけでなく、設置工事や運搬費用などの諸経費も考慮する必要があります。

さらに、メンテナンスや将来的なレイアウト変更に伴うコストがどの程度かかるかも重要な要素です。トータルコストと品質のバランスを見極めた上で導入することが、満足度高く導入するカギとなります。

オフィスをおしゃれに仕切る!イトーキのパーティション5選

イトーキは、オフィス総合メーカーだからこその強みを生かしてパーティションを製造しています。業界で唯一、自社内に「振動試験室」を備え、とことん製品の安全性にこだわっていることが特徴です。

デザイン性への追求も欠かさず、変化し続けるオフィストレンドに合わせたカラーリングや素材をご用意。「パーティションの設置に際して、空間全体で統一感を出したい」そんなご要望にも、イトーキなら対応可能です。洗練されたデザインと機能性・安全性のバランス、導入時のサポート体制が多くのお客様からの信頼を集めています。

ここでは数あるラインナップの中から、おすすめの製品を5つ厳選してご紹介します。

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イトーキのパーティションとは?

Feels(フィールス)

天然木で居心地の良さを演出する、木質系不燃パーティション「Feels(フィールス)」。

表面に天然木を使用した突板仕上げの間仕切りであり、みんなが気持ちよく働くことのできる居心地のよい環境をつくります。工業製品でありながら、二つとして同じものが存在しない木の表情を楽しめることが大きな特徴です。使い方や環境で経年変化していくことから、空間そのものに愛着を生んでくれるようなパーティションです。

ADRED(アドレッド)

ADRED(アドレッド)」は、高い意匠性・遮音性を持ったガラス製のハイパーティションです。

意匠性と必要最小限を追求した設計により、凹凸や過剰な線をなくすことでシームレスかつミニマルなデザインを実現しました。さらに、イトーキが培ってきた遮音技術がふんだんに盛り込まれており、音環境に配慮した空間づくりができます。デザイン性と機能性、どちらも欲しい場面に最適なパーティションです。

ADDSITE(アドサイト)

ADDSITE(アドサイト)」は、周りの視線や音をコントロールし、オフィスでの活動に必要な場所をつくりだすローパーティションです。

オフィスのオープン空間に、多様なしつらえのセミクローズドブースを設置できます。オフィスレイアウトの変更やブースの拡張に対応できるよう、連結や組替が可能なシステム性も備えています。1人用、2人用、チームワーク用と、必要な広さとかたちのブースを自由につくれる柔軟性が魅力です。

CORTILE(コルティーレ)

多様な空間に溶け込むシンプルなフレームシステム「CORTILE(コルティーレ)」。

機能的かつシンプルなフレームシステムで、開放感を保ちながら空間を仕切ることができます。モニターの取り付けにも対応しているため、Web会議に適した個室のようなスペースをつくることも可能です。都会的で洗練されたスタイルなので、先進的なイメージをアピールしたい企業にもぴったりです。

Madomino(マドミノ)

Madomino(マドミノ)」は、ひらけた空間をゆるやかに仕切るローディバイダーです。

一般的なパーティションとは異なり衝立のような高さはありませんが、開放感を保ったまま空間を仕切りたいときには最適です。仕切りでありながら腰掛けることもできるので、従業員同士の自然で何気ないコミュニケーションを促します。オフィスの中の「とまり木」のような存在となってくれる什器です。

おしゃれなパーティションを検討する際はイトーキにご相談ください

イトーキでは、オフィスの雰囲気や必要な機能に合わせて最適なパーティションをご提案し、快適な空間づくりを万全にサポートいたします。

イトーキは長年にわたり、お客様に寄り添ったオフィスづくりに取り組んできました。パーティション選びにおいてはオフィス空間のデザインから製品の機能性、安全性までトータルにサポートし、企業ごとの「こんなオフィスにしたい」に合わせたご提案が可能です。

初めてパーティションを導入する際や、大規模なオフィスレイアウト変更を検討しているという場合も、ぜひお気軽にご相談ください。

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