イトーキの歴史

SINCE1890

イトーキは、現在も使われている“便利なもの”を、
世に送り出すことで日本社会の利便性の向上に大きく貢献してきました。

HISTORY of ITOKI BUSINESS

1890-

発明特許品の普及から事務機器の販売へ

1890

伊藤喜商店創業

1903

ゼムクリップとホチキスが
一世を風靡

「ゼムクリップ」「ホチキス」という呼称はアメリカのメーカーの名をとった伊藤喜商店の登録商標。ホチキスは、後に自社で生産を開始した、旗の姿をかたどったデザインが大ヒット。

1913

「ゼニアイキ」
(金銭記録出納機)発売

輸入されていた金銭登録機(レジスター)に、日本市場にマッチした仕様・価格を採用した発明品。「金銭記録出納機」の名称で特許を取得したが堅苦しく覚えにくいと、銭勘定が合う機械=「ゼニアイキ」と命名。

1932

事務整理システム
「アイデックス」製造開始

帳簿に代わり、一覧式カードシステムが普及すると確信した伊藤喜商店は、スチール製一覧式カード容器を販売。事務能率の向上に先鞭をつける。

1950-

スチール家具の伊藤喜、システムのイトーキ

1954

軽量金庫シルバーセーフ

従来の金庫イメージを破り、評判に。「新時代、新オフィスの新型金庫」として飛躍的な売れ行きとなった。

1955

スチールデスク
(1955年前後から本格的自社生産)

量産体制を構築し、コスト低下を図ったことで需要層を拡大。その後の業界発展に寄与。

1960

ファイリング・伝票会計・
オフィスレイアウトの3大システム確立

「事務合理化の第一歩はファイリングシステムから」という潮流を作り、事務の効率的運用、執務環境の改善に貢献。さらに、帳簿への転記を不要にした「伝票会計システム」、デスクを中心とした家具・事務機械・備品などの機能的な配置を提案した「オフィスレイアウト」を加えた3大システムを販売。

1962

ホームファニチャーへ進出

スチールデスクが一般企業・官公庁などを中心に爆発的な広がりを見せる中、新たな市場として一般家庭に着目。オフィス用のスチールデスクをベースに「ホームデスク」と、学習用の「スチューデントデスク(学習机)」を発表。その後、学習机の標準型になる「ジュニアデスク」などの新製品を加えて、製造・販売を開始。

1963

伊藤喜商店からイトーキへ

あらゆる業界で時流に応じた経営戦略の一環として社名変更がブームに。積極的な転機の創造、近代性を訴求すべく「イトーキ」へと社名変更。

1970-

商品の拡充、オフィスプランニングの推進

1970

多角化路線へ

オフィス家具、システム機器、設備機器、保安機器、ストア機器を5大商品群と位置づけ展開。

1975

オフィスプランセンターの開設

東京渋谷に「イトーキ・オフィスプランセンター」を開設。初めて“環境”にスポットを当て、製品を“空間”としてトータルに提案していく販売戦略が生まれた。

1981

「バーテブラチェア」発売

オランダのオープン・アーク社と技術提携し、日本市場に合わせたデザイン・仕様の「バーテブラチェア」を発売。人間工学に基づき操作なしで姿勢が変えられる「腰の椅子」として高機能オフィスチェアの市場を開拓し現在も販売されているロングセラー製品。

1985

CIシステム導入

「人間を生かしきれる環境づくり」をテーマに導入されたイトーキのCI。その中核となるシンボルマークは、ITOKIの「I」の完成と極大を表す9本の上昇するストロークによってこれからのオフィスに求められる企業と個のあり方を表現。

1990-

創業100年、ニューオフィスの時代へ

1990

「イトーキニューカラープログラム」発表

フォルムと機能を優先してデザインされてきたオフィス家具に、もうひとつのデザインすべき要素として色彩を取り入れる。オフィス家具におけるカラーコーディネイトの三要素「色彩」「素材」「仕上げ」のカラー体系として「イトーキニューカラープログラム」を発表。

2005

新生イトーキの誕生

伊藤喜商店の製造部門が独立する形で設立され事務用機器・スチール家具の製造を行ってきた株式会社伊藤喜工作所(後の株式会社イトーキクレビオ)と、販売を担ってきた株式会社イトーキを統合。新生イトーキがスタート。

2007

「スピーナチェア」が
グッドデザイン金賞受賞

日本で唯一の総合的な評価・推奨の仕組みとして多くの人から認知されているグッドデザイン賞。座り心地を追求した新機構とエラストマー樹脂によるフィン構造が高く評価され、スピーナチェアが金賞(経済産業大臣賞)を受賞。

2007

女性のための「カシコチェア」発売

世界で初めて“働く女性”のために開発されたオフィスチェア「cassico」誕生。カラダへの負担をやわらげるやさしさと空間に彩りを与える華やかさで2007年度グッドデザイン受賞。

2008

「LANシート」が
グッドデザイン金賞受賞

スピーナチェアの金賞受賞に続いて、LANシートがグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)を受賞。「二次元通信」という先進的なコンセプトと未来感あるデザインが評価され、イトーキの高い製品開発力を裏づけることとなった。

2010-

新たな価値創造と、健康経営を実現するオフィスづくり

2012

「イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA」開設

従来型の製品展示型ショールームとは一線を画し、すべてのステークホルダーが自由に集い、場を共有し、新たな共創型ビジネス開発拠点として開設。

2013

「高耐震間仕切G」新発売

東日本大震災後、安心・安全への意識が高まる中、しなやかな動きが震度6強の揺れにも耐え抜く安全設計のスチールパーティションを開発。天井や設備に関する新規定の一部を業界で初めてスチールパーティションにも適用。

2014

「ワークサイズプランニング」提供開始

Workciseとは「Work(働く)」と「Exercise(健康活動)」を組み合わせた造語。働きながらカラダとココロの健康づくりを実現するプロセスをトータルでサポート。

2017

健康経営優良法人(大規模法人部門ホワイト500)認定

従業員の心身の健康を重要な経営課題と捉え、戦略的な健康経営を更に推進するため、2017年2月に「健康経営宣言」を制定。代表取締役社長が委員長を務め現在も従業員がより健康的に働いていくための様々な活動や取り組みを継続中(2023年現在7年連続認定)。

2018

新本社オフィス
「ITOKI TOKYO XORK」開設

ワーカーの自己裁量を最大化し、ワーカー自らが働き方を自律的にデザインしていく、「自由(FREE)」をテーマにした新しい働き方「XORK Style(ゾーク・スタイル)」を本格始動。

2019

「WELL認証・ゴールド
(インテリア)」を取得

ITOKI TOKYO XORK(イトーキ トウキョウ ゾーク)が、米国の健康建築性能評価制度で建物内で暮らし、働く人たちの健康・快適性に焦点を当てた世界初の建物・室内環境評価システム『WELL Building Standard™』において「ゴールド」レベルを取得。

2019

「働く」と「暮らす」を越境する
ワークチェア 「vertebra03」 誕生

“Vertebra” の初代モデル誕生から38年。働く環境や人々の意識の変化に応えるためリデザインし、快適でありながら軽快な姿、自由な働き方にフィットするワークチェアとして生まれ変わった。

2020

「システマストリーマー
SAS-R」を発売

35年に亘る納入実績を誇るシャトル式立体自動倉庫システム「システマストリーマー SAS」を安定性と信頼性はそのままに高速化・小型化をコンセプトとした新機種「SAS-R」へとフルモデルチェンジ。

2021

統合報告書を新たに発行

創業130周年を機に、より多くのステークホルダーの皆さまにイトーキグループをご理解いただくことを目的として、企業価値と中長期的に目指す姿を財務・非財務の両面から網羅的に掲載した「イトーキ統合報告書2021」を新たに発行。

2022

滋賀⼯場APセンターが竣⼯

2022年9月に、以下2点を目的として滋賀⼯場内にAPセンターが竣工。
①⾃社製品の保管・組⽴・出荷を⼀元的に⾏うセンターとして、原価率低減を⽬的に、オフィス商品のアセンブル⽣産⽅式を強化し、収益拡⼤を図る。
②物流市場で需要が急増している「システマストリーマー SAS-R」に関して旧電⼦機器⼯場での⽣産スペースが⼿狭となった為、APセンターへの移設を⾏い、⽣産能⼒を向上させることで、さらなる収益拡⼤を⽬指す。

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