独自の発明表彰制度で、価値創造の好循環を生み出す

独自の発明表彰制度で、価値創造の好循環を生み出す
2023/09/01 社会 ひと

BACKGROUND

企業価値向上につながる「良い発明」の創出を⽬指して

新たな価値の創出は企業活動において重要な要素であり、知的財産部⾨は会社が創出した新しい価値を知的財産化し、企業価値を⾼める役割を担っています。継続的に“良い特許”を取得し、業界をリードする新しい価値を⽣み出し続けるために、「知財を⽣み出す源泉となるべき商品企画・開発部⾨の⼈達の助けとなる知財活動は何か」をテーマに、部⾨メンバー全員でディスカッションを実施しました。
商品企画・開発部⾨のニーズの掘り下げ、数回のブレスト会議を実施し、部⾨メンバー全員で施策アイデアを出し合い、その中から「発明表彰」制度というコンセプトが浮かび上がりました。
新しい価値を⽣み出した⼈を皆で称える⽂化を創ることで、価値創造の好循環を⽣み出したい。そうした思いから「発明表彰制度」を設⽴することとなりました。

企業価値向上につながる「良い発明」の創出を⽬指して

ACTION

特許に限らず、あらゆるアイデアを評価

2022年12⽉より「発明表彰制度」を開始しました。この制度では、発売されて間もない新商品に関連する「特許出願」の中から、企業価値を⾼め得る斬新な(⾰新性、独創性等を備える)「発明」を表彰します。受賞者にはインセンティブとして⾦券を贈呈しています。
「新しい価値を⽣み出した⼈を皆で称える⽂化をつくる」為には、発明してから数年経過してから表彰するのでは遅く、旬のタイミングで表彰すべきとの考えから、表彰の対象を「特許」として権利化されたものでなく、あえて技術アイデアを指す「発明」としています。

特許に限らず、あらゆるアイデアを評価

IMPACT

“世の中にないものを⽣み出し続ける”会社へ

本制度を開始した2022年12⽉に、2つの発明を表彰し、社内広報しています。この制度を通じて、将来的には優れた「発明」が増え、イトーキが“世の中にないものを⽣み出し続ける”企業となることを⽬指しています。社内の開発部⾨のモチベーションを⾼め、イノベーションを促進し、企業と社会の価値ある未来に貢献するよう取り組みを継続してまいります。

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