「向いてないかも」から始まった、リーダーへの転機/ 森下大樹 Daiki Morishita

「この仕事、向いてないかも」悩んだ日々からチームリーダーになるまでのリアルな軌跡

インテリアへの関心をきっかけにイトーキを知り、無限に選択肢が広がるオフィス提案に魅力を感じてイトーキへ入社。製品や空間づくりにかける熱意を提案に盛り込みながら、人を通じて成長し、現在はチームリーダーとしても活躍する森下大樹さん。周りにいる人を笑顔にしたいと語る森下さんの挑戦と成長のストーリーとは。

森下 大樹 営業本部 関西支社 関西第5支店/チームリーダー

営業本部 関西支社

関西第5支店/チームリーダー

森下 大樹

インテリアへの関心をきっかけにイトーキを志望。入社以来、関西支社に所属し、官公庁や代理店、民間企業と幅広いお客様を担当。現在は設計事務所の担当として活躍しながら、チームリーダーとしてメンバーを導く。

「“自由な提案”ができない」というギャップ

森下 大樹 テラス席でタブレット端末を見ている

「就活時は、お客様にオフィス空間を提案する仕事に無限の可能性を感じました。営業として数ある選択肢の中から最適解を選び、自分なりのアイデアを形にできる姿を思い描いていたんです」と森下さんは語ります。

ところが入社後、まずは官公庁を担当することになりました。公共案件は提案内容だけでなく、制度やルールに基づいた評価基準があり、自由度が限られる場面も多かったと振り返ります。

「当時は知識や経験が不足していたこともあり、自分が思い描いていた“自由な提案”とは違って見えて、悶々としていました」と悩んだ時期を明かします。

「今では考えられませんが、当時はこの仕事に向いているか、悩んでいましたね」

森下 大樹 インタビューに答えている

森下 大樹 リュックを背負い歩く後ろ姿

“チーム一丸で奮闘”。
考え抜けば魅力的な提案を実現できる

森下 大樹 リュックを背負い歩く横顔

理想へのギャップに戸惑いながらも、そんな様子を上司が察したのか、大手民間企業を担当することになりました。「今までと異なる環境で足りない知識を振り絞り、周りに追い付くのは決して容易ではなかった」と語ります。そして、上司や先輩と共に様々な提案の場に立つ中で、森下さんは営業として、新たな世界に触れたと話します。

「営業とデザイナーが一体となって、制約がある中でも、どうすればお客様に最適な空間を届けられるかを考え抜く。チーム一丸となって魅力的な提案を実現させる姿を見て、こんな世界があるんだなと衝撃を受けました。
提案スタイルはそれぞれのやり方やこだわりをもつ先輩や上司が多くて、ただ製品提案を行うだけでなく、どうやって実現するか、試行錯誤のプロセスや奮闘を提案に盛り込もうというアイデアが出た瞬間は感動しました」。

「チームで一丸となって実現する」姿勢。そこに入社前に思い描いていた“自分の提案”の姿を見出すことができたと語ります。

森下 大樹 横顔

森下 大樹 両手のアップ

上司、先輩、他部門の同志。
仲間がいたから、今の自分がある

森下 大樹 オフィスで電話をしている

「成長し、活躍できる場を提供してくれた上司、新しい世界を見せてくださった先輩方、支えてくれた仲間のおかげで今の自分があります。それぞれの営業スタイル、提案方法、想いを受け取り、成長できた」と感謝を述べる森下さん。

また、営業だけでなく、デザイナーやアシスタント、工場で製造に携わるメンバーとの関わりからも多くを学んだと言います。特に工場の方との会話では、製品へかける熱意や思い入れを感じ、「その情熱をお客様へ伝える使命感」を芽生えさせたと語ります。

誰かの笑顔のために。これからのミッション

森下 大樹 横顔

森下 大樹 オフィスで笑顔でインタビューに答えている

さらに周囲の後押しを受けて、森下さんはとある挑戦にも踏み切りました。2018年、当時はまだ社会全体では少なかった男性育休を取得。「尊敬する上司の家族をとても大切にする姿勢」に触れたことがきっかけだったと振り返ります。

「プロジェクトの途中で離れるのは大変でしたが、良い経験ができました。上司はもちろん、率先して業務をカバーしてくれたチームにも本当に感謝しています」。復帰した今でも、休日は特に家族といる時間を大切にしていると話します。

森下さんは様々な経験を経て、復帰後にチームリーダーに就任しました。今の目標は「かつて自分がたくさんの人にお世話になったように、今度は自分がお客様や周囲を支える存在になること」だといいます。

「自分は本当に人に恵まれているなって思います。」

「この人みたいになりたい、この人のためになりたいと思われるリーダーを目指しています」。人を通じて成長し、キャリアを歩んできた森下さん。「上司、先輩、部下、お客様、そして家族。自分の周りにいる人が笑顔でいる時間をもっと増やすことがこれからの僕の役割です」。と結びます。

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