中期経営計画「RISE ITOKI 2023」の振り返り

目指す姿

1.強靱な体質の「高収益企業」になる
2.ポストコロナの「働く環境」づくりをリードする

RISE ITOKI 2023の概要

イトーキグループは、低収益性からの脱却を図るとともに、未来へと続く持続的な成長基盤を整えるため、2021年から2023年を体質改善フェーズとして位置づけました。収益体質の作り込みをすべく、「RISE ITOKI 2023」をキャッチフレーズに掲げ、『強靭な体質の「高収益企業」になる』『ポストコロナの「働く環境」づくりをリードする』を目指す姿として設定し、高い価値を創出・提供し続ける企業へと進化することを中期経営計画としました。

経営目標と結果

新型コロナウイルス感染症への対応を背景に、「働く環境」が大きな転換期を迎え、オフィス環境、オフィスデザインが人的資本投資として経営者層の経営課題と認識されるなか、新築移転・2次移転・リニューアル案件等の堅調なオフィス需要を獲得することができました。
また、構造改革として7つのプロジェクトを実行し、業績および財務基盤に対して、顕著な成果を出すことができました。
これらの結果、売上高および各段階利益は過去最高を更新するとともに、当初設定中期経営計画の利益目標も大幅に超えることができました。

成果と課題

プロジェクトが始動した2020年以降、取り組み効果が着実に現れ、営業利益および営業利益率は2020年17億円(1.5%)から2023年85億円(6.4%)へ大幅に良化しました。また、ROEも2020年-0.5%から2023年11.3%へ大幅に良化しました。さらに、当プロジェクトを踏まえ、「資本コストや株価を意識した経営の実現」への取り組みを早期に開示し、堅実に取り組むことにより、PBRは1倍を超えることができました。

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