最新の決算概況

最新の決算概況2024年2月16日 更新

当社グループは中期経営計画「RISE ITOKI 2023」の最終年度となる当年度においても、強靭な体質の「高収益企業」を目指し、引き続き構造改革プロジェクトに基づいた各種施策を推進するとともに、ポストコロナの「働く環境」づくりをリードするための新しい働き方やワークプレイスの提案、価値向上に重点を置いた営業活動の展開などにより、売上・利益の拡大を図ってまいりました。

(単位:百万円)

2022年12月期 2023年12月期 増減額 増減率
売上高 123,324 132,985 9,660 7.8%
売上総利益 45,749 52,240 6,491 14.2%
販売費及び一般管理費 41,167 43,717 2,550 6.2%
営業利益 4,582 8,523 3,940 86.0%
営業外収益 556 481 △74 △13.5%
営業外費用 961 448 △512 △53.3%
経常利益 4,177 8,555 4,378 104.8%
特別利益 7,805 186 △7,619 △97.6%
特別損失 3,611 363 △3,247 △89.9%
税金等調整前当期純利益 8,372 8,378 6 0.1%
法人税等合計 3,191 2,471 △719 △22.5%
当期純利益 5,181 5,907 725 14.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 5,294 5,905 610 11.5%

売上高

前期比96億60百万円(7.8%)増収の1,329億85百万円となりました。

  • ワークプレイス事業は、ハイブリッドな新しい働き方にあわせたリニューアル案件やオフィス移転などを中心に 好調に推移しました。
  • 設備機器・パブリック事業は、博物館、美術館の展示ケースやデジタルサイネージ等の公共施設向け設備および物流施設向け設備の需要が堅調に推移しました。
  • IT・シェアリング事業は、システム開発事業に加え、第二の柱として推進してきたシステム検証事業が順調に推移しました。

売上総利益

前期比64億91百万円(14.2%)増益の522億40百万円となりました。

  • ワークプレイス事業は、原材料価格高騰の影響を見込みつつ、増収効果や提供価値の向上による利益率の改善により、大幅増益となりました。
  • 設備機器・パブリック事業は、原材料価格高騰の影響を見込みつつ、公共施設や物流施設向け設備における需要拡大および利益率の改善により、増益となりました。
  • IT・シェアリング事業は、システム開発・検証事業が堅調に推移しました。

販売費及び一般管理費

DX推進のためのIT基盤強化等の将来の飛躍に向けた戦略的支出や中途人財の採用および業績連動型賞与の引 当金計上等を計画通りに実行するとともに、構造改革プロジェクトによる物流費削減の継続等の販管費抑制の効果 により、前期と比較して25億50百万円(6.2%)増の437億17百万円となりました。

営業利益

以上の結果、営業利益は、前期比39億40百万円(86.0%)増益の85億23百万円となりました。

  • ワークプレイス事業は、増収効果および提供価値の向上による利益率の改善により、大幅増益となりました。
  • 設備機器・パブリック事業は、公共施設向け設備における提供価値の向上等による利益率の改善により、大幅増益となりました。
  • IT・シェアリング事業は、前期並みとなりました。

営業外収益

新型コロナウイルス感染拡大防止に関する助成金収入の減少等により、前期比74百万円(13.5%)減少の4億81百万円となりました。

営業外費用

前期に為替の変動による為替差損、及び子会社の事業再編費用等があったことにより、前期比5億12百万円(53.3%)減少の4億48百万円となりました。

経常利益

以上の結果、経常利益は、前期比43億78百万円(104.8%)増益の85億55百万円となりました。

特別利益

前期は資産効率化を目的とした非事業資産の売却益や連結子会社GlobalTreehouse(株)の解散に伴う同社一部債権者からの債権放棄による債務免除益の計上等があったことにより、前期比76億19百万円(97.6%)減少の1億86百万円となりました。

特別損失

前期は将来の使用見込みのない非事業資産の除却及び減損損失の計上を実施したこと等により、前期比32億47百万円(89.9%)減少の3億63百万円となりました。

親会社株主に帰属する当期純利益

以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比6億10百万円(11.5%)増益の59億5百万円となり、過去最高益を更新いたしました。

セグメント業績

(単位:百万円)


セグメントの名称 2022年12月期 2023年12月期 増減額 増減率
ワークプレイス事業 売上高 85,945 94,257 8,311 9.7%
営業利益 2,579 6,128 3,549 137.6%
設備機器・
パブリック事業
売上高 35,667 36,839 1,171 3.3%
営業利益 1,482 1,906 424 28.6%
IT・シェアリング事業 売上高 1,624 1,749 125 7.7%
営業利益 449 444 △4 △1.1%
報告セグメント計 売上高 123,237 132,846 9,609 7.8%
営業利益 4,511 8,479 3,968 88.0%
その他 売上高 87 138 51 59.0%
営業利益 71 43 △27 △38.4%
合計 売上高 123,324 132,985 9,660 7.8%
営業利益 4,582 8,523 3,940 86.0%

財政状態

(単位:百万円)

2022年
12月末
2023年
12月末
増減額 増減率
資産の部 115,288 117,437 2,149 1.9%
負債の部 65,377 62,437 △2,940 △4.5%
純資産の部 49,910 54,999 5,089 10.2%

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