最新の決算概況

当四半期の経営成績の概況

当社グループは中期経営計画「RISE TO GROWTH 2026」の2年目となる当期において、重点戦略7Flags及びESG戦略に基づいた各種施策を推進しております。当第3四半期連結累計期間は、持続的な成長力を高めるため、新しい働き方やその働き方を実装するオフィス空間の提案、価値向上に重点を置いた営業活動の展開により、一層の売上・利益の拡大を図ってまいりました。

(単位:百万円)

2024年
第3四半期
連結累計期間
2025年
第3四半期
連結累計期間
増減額 増減率
売上高 102,123 112,458 10,334 10.1%
売上総利益 40,046 47,413 7,367 18.4%
販売費及び一般管理費 32,240 35,799 3,559 11.0%
営業利益 7,806 11,613 3,807 48.8%
営業外収益 496 504 7 1.6%
営業外費用 492 664 171 34.9%
経常利益 7,809 11,453 3,643 46.7%
特別利益 1,174 256 △917 △78.1%
特別損失 614 112 △502 △81.7%
税金等調整前四半期純利益 8,369 11,597 3,228 38.6%
法人税等合計 2,554 3,931 1,376 53.9%
四半期純利益 5,814 7,666 1,851 31.8%
親会社株主に帰属する四半期純利益 5,800 7,659 1,859 32.1%

売上高

前年同期と比較して103億34百万円(10.1%)増収の1,124億58百万円となりました。なお、第3四半期連結累計期間において4期連続の増収、3期連続で過去最高の売上高を更新しました。

  • ワークプレイス事業は、ハイブリッドな新しい働き方にあわせたリニューアル案件やオフィス移転などを中心に好調に推移しました。
  • 設備機器・パブリック事業は、主に物流施設向け設備における資材高騰を背景とした着工・竣工の遅れの影響はあるものの、研究施設向け設備が好調に推移し、増収となりました。

売上総利益

前年同期と比較して73億67百万円(18.4%)増益の474億13百万円となりました。

  • ワークプレイス事業は、増収効果や提供価値の向上による利益率の改善により、増益となりました。
  • 設備機器・パブリック事業は、物流施設向け設備等における減収の影響はあるものの、研究施設向け設備における増収効果や利益率の改善により、増益となりました。

販売費及び一般管理費

業容拡大に伴う人件費の増加に加えて、DX推進のためのIT基盤強化等の将来の飛躍に向けた戦略的支出を計画通りに実行したことにより、前年同期と比較して35億59百万円(11.0%)増の357億99百万円となりました。

営業利益

以上の結果、営業利益は、前年同期と比較して38億7百万円(48.8%)増益の116億13百万円となりました。なお、第3四半期連結累計期間および第3四半期連結会計期間における過去最高益を更新しました。

  • ワークプレイス事業は、増収効果および提供価値の向上による利益率の改善により、増益となりました。
  • 設備機器・パブリック事業は、物流施設向け設備等における着工・竣工の遅れの影響はあるものの、研究施設向け設備における増収効果および利益率の改善により、増益となりました。

営業外収益

保険配当金等の増加により、前年同期と比較して7百万円(1.6%)増加し5億4百万円となりました。

営業外費用

借入金増加に伴う支払利息等の増加により、前年同期と比較して1億71百万円(34.9%)増加し6億64百万円となりました。

経常利益

以上の結果、経常利益は前年同期と比較して36億43百万円(46.7%)増加し114億53百万円となりました。

特別利益

固定資産売却益等の減少により、前年同期と比較して9億17百万円(78.1%)減少し2億56百万円となりました。

特別損失

前年同期に競争法関連損失引当金繰入額があったこと等により、前年同期と比較して5億2百万円(81.7%)減少し1億12百万円となりました。

親会社株主に帰属する中間純利益

以上の結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期と比較して18億59百万円(32.1%)増加し76億59百万円となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

セグメントの名称 2024年第3四半期
連結累計期間
2025年第3四半期
連結累計期間
増減額 増減率
ワークプレイス事業 売上高 76,446 82,675 6,229 8.1%
営業利益 6,227 9,477 3,250 52.2%
設備機器・
パブリック事業
売上高 24,438 28,621 4,182 17.1%
営業利益 1,427 2,010 582 40.8%
報告セグメント計 売上高 100,884 111,297 10,412 10.3%
営業利益 7,654 11,488 3,833 50.1%
その他 売上高 1,239 1,161 △77 △6.3%
営業利益 151 125 △25 △17.0%
合計 売上高 102,123 112,458 10,334 10.1%
営業利益 7,806 11,613 3,807 48.8%

当四半期の財政状態の概況

(単位:百万円)

2024年
12月末
2025年
9月末
増減額 増減率
資産の部 120,521 123,538 3,017 2.5%
負債の部 71,178 68,586 △2,592 △3.6%
純資産の部 49,342 54,952 5,609 11.4%

資産の部

総資産は、原材料及び貯蔵品等の増加により、前連結会計年度末に比べて30億17百万円増加し、1,235億38百万円となりました。

負債の部

負債合計は、支払手形及び買掛金、電子記録債務等の減少により、前連結会計年度末に比べて25億92百万円減少し、685億86百万円となりました。

純資産の部

純資産は、増益により利益剰余金等が増加したことにより、前連結会計年度末に比べて56億9百万円増加し、549億52百万円となりました。なお、自己資本比率は前連結会計年度末から3.5ポイント増加し44.4%となりました。

連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

通期の業績予想につきましては、現時点において、2025年8月4日の「2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信」で公表いたしました通期連結業績予想より変更はありません。
当社では、利益配分は経営の重点政策のひとつとして認識し、収益状況、内部留保の充実、今後の事業展開などを総合的かつ長期的に勘案した上で、株主の皆様に継続的かつ安定的に配当することを基本方針としております。
この方針のもと、前回予想において予定しておりました2025年12月期の期末配当金1株当たり65円を見直し、3円増配の1株当たり68円と修正いたします。

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