最新の決算概況

当期の経営成績の概況

業績全般の概要

当社グループは中期経営計画「RISE TO GROWTH 2026」の2年目となる当期において、重点戦略7Flags及びESG戦略に基づいた各種施策を推進しております。当連結会計年度は、持続的な成長力を高めるため、新しい働き方やその働き方を実装するオフィス空間の提案、価値向上に重点を置いた営業活動の展開により、一層の売上・利益の拡大を図ってまいりました。

(単位:百万円)

2024年12月期 2025年12月期 増減額 増減率
売上高 138,460 153,682 15,222 11.0%
売上総利益 55,200 64,812 9,611 17.4%
販売費及び一般管理費 45,123 51,126 6,003 13.3%
営業利益 10,077 13,685 3,607 35.8%
営業外収益 624 830 205 33.0%
営業外費用 698 777 78 11.3%
経常利益 10,004 13,739 3,734 37.3%
特別利益 1,178 916 △262 △22.3%
特別損失 1,111 555 △556 △50.0%
税金等調整前当期純利益 10,071 14,099 4,028 40.0%
法人税等合計 2,848 4,699 1,850 65.0%
当期純利益 7,223 9,400 2,177 30.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 7,183 9,382 2,199 30.6%

売上高

前期と比較して152億22百万円(11.0%)増収の1,536億82百万円となりました。なお、4期連続の増収、過去最高の売上高を更新しました。
  • ワークプレイス事業は、ハイブリッドな新しい働き方にあわせたリニューアル案件を中心に好調に推移しました。
  • 設備機器・パブリック事業は、主に物流施設向け設備における資材高騰を背景とした着工・竣工の遅れの影響はあるものの、研究施設向け設備が好調に推移し、増収となりました。

売上総利益

前期と比較して96億11百万円(17.4%)増益の648億12百万円となりました。
  • ワークプレイス事業は、増収効果や提供価値の向上による利益率の改善により、増益となりました。
  • 設備機器・パブリック事業は、物流施設向け設備等における減収の影響はあるものの、研究施設向け設備における増収効果や利益率の改善により、増益となりました。

販売費及び一般管理費

業容拡大に伴う人件費の増加に加えて、DX推進のためのIT基盤強化等の将来の飛躍に向けた戦略的支出を計画通りに実行したことにより、前期と比較して60億3百万円(13.3%)増の511億26百万円となりました。

営業利益

以上の結果、営業利益は、前期と比較して36億7百万円(35.8%)増益の136億85百万円となりました。なお、6期連続の増益、3期連続で過去最高益を更新しました。
  • ワークプレイス事業は、増収効果及び提供価値の向上による利益率の改善により、増益となりました。
  • 設備機器・パブリック事業は、物流施設向け設備等における着工・竣工の遅れの影響はあるものの、研究施設向け設備における増収効果及び利益率の改善により、増益となりました。

営業外収益

受取保険金の増加等により、前期と比較して2億5百万円(33.0%)増加し8億30百万円となりました。

営業外費用

金利上昇影響等による支払利息の増加等により、前期と比較して78百万円(11.3%)増加し7億77百万円となりました。

経常利益

以上の結果、経常利益は前期と比較して37億34百万円(37.3%)増加し137億39百万円となりました。

特別利益

前期に非支配株主に係る売建プット・オプション負債評価益があったこと等により、前期と比較して2億62百万円(22.3%)減少し9億16百万円となりました。

特別損失

前期に競争法関連損失引当金繰入額があったこと等により、前期と比較して5億56百万円(50.0%)減少し5億55百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期と比較して21億99百万円(30.6%)増加し93億82百万円となりました。なお、5期連続の増益、4期連続で過去最高益を更新しました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

セグメントの名称 2024年12月期 2025年12月期 増減額 増減率
ワークプレイス事業 売上高 102,261 111,530 9,268 9.1%
営業利益 8,047 10,998 2,951 36.7%
設備機器・
パブリック事業
売上高 34,572 40,569 5,997 17.3%
営業利益 1,857 2,493 636 34.3%
報告セグメント計 売上高 136,833 152,100 15,266 11.2%
営業利益 9,904 13,492 3,587 36.2%
その他 売上高 1,626 1,582 △43 △2.7%
営業利益 172 193 20 11.8%
合計 売上高 138,460 153,682 15,222 11.0%
営業利益 10,077 13,685 3,607 35.8%

次期の見通し

当社を取り巻く事業環境は、人的資本経営の浸透を背景に、人財確保や生産性向上の観点からオフィス投資需要が引き続き底堅く推移すると見込んでいます。このような経営環境の下、当社の中期経営計画「RISE TO GROWTH 2026」は現時点で概ね順調に進捗しており、当社グループの連結売上高は2年目にして計画を前倒しで達成いたしました。最終年度となる次期は、引き続き重点戦略「7Flags」に基づき、ワークプレイス事業では高付加価値提案の更なる強化を、設備機器・パブリック事業では研究施設・物流関連等を中心とした商品・サービスの拡充を進め、各施策の深化を図る方針です。
一方で、円安の長期化や原材料・物流費の高騰、地政学リスク、通商政策の変化、サイバー攻撃等により、需要動向や供給体制、コスト構造を含む事業環境の不確実性が高まる可能性があります。当社は価格適正化に加え、調達・供給体制の強化、業務効率化、リスク管理の徹底等を行うとともに外部環境変化を注視し、状況に応じた機動的な対応により業績影響の最小化を図ってまいります。
また、事業成長により得た利益は、成長戦略投資に充当するとともに、財務状況や事業環境を踏まえつつ、ステークホルダーの皆様へ計画的に還元していく方針です。
これらを踏まえ、2026年12月期の連結業績予想につきましては、以下の通りとしています。

2026年12月期 連結業績予想

売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属
する当期純利益
167,500百万円 16,000百万円 16,000百万円 11,200百万円

当期の財政状態の概況

資産、負債及び純資産の状況

(単位:百万円)

2024年
12月末
2025年
12月末
増減額 増減率
資産の部 120,521 130,724 10,203 8.5%
負債の部 71,178 73,910 2,732 3.8%
純資産の部 49,342 56,813 7,471 15.1%

資産の部

総資産は、受取手形、売掛金及び契約資産、電子記録債権等の増加により、前連結会計年度末に比べて102億3百万円増加し、1,307億24百万円となりました。

負債の部

負債合計は、社債等の増加により、前連結会計年度末に比べて27億32百万円増加し、739億10百万円となりました。

純資産の部

純資産は、増益による利益剰余金等の増加により、前連結会計年度末に比べて74億71百万円増加し、568億13百万円となりました。なお、自己資本比率は前連結会計年度末から2.5ポイント増加し43.4%となりました。
連結キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ6億73百万円の減少があり、208億20百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
営業活動によるキャッシュ・フロー
増収を主因として、営業活動による資金の増加は89億42百万円(前期は10億円の減少)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フロー
SCMシステムの導入、工場への設備投資による支出等により、投資活動による資金の減少は38億47百万円(前期は71億7百万円の減少)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フロー
借入金の返済等により、財務活動による資金の減少は59億41百万円(前期は59億5百万円の増加)となりました。

当社グループのキャッシュ・フロー指標の推移は以下の通りであります。

2024年
12月期
2025年
12月期
自己資本比率(%) 40.9 43.4
時価ベースの自己資本比率(%) 67.2 91.8
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) - 4.2
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) - 18.7
※2024年12月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。

会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。

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