個のパフォーマンスと組織力を最大化。
社員の快適性をキーワードとする多彩な環境で挑戦と進化を続ける新たな開発拠点
半導体およびディスプレイ製造装置の世界的トップメーカーである、東京エレクトロングループの研究・開発・製造を担う東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ株式会社は、山梨県の穂坂事業所に、地上4階・地下1階の開発新棟を建設した。その位置づけは、技術・開発力の強化につながるアイデア創出の拠点。充実したオフィスと社員の交流を促す多彩な環境が特徴である。

カフェラウンジ
カフェラウンジ
既存棟の社員や出張者など、いつでも誰でも利用できるCafé Bunch。壁のグラフィックアートは、線が社員、円がチームで、ひとつの集合体として新たな製品開発を加速させるコンセプトを表現した。鮮やかなオレンジのベンチや構造体をあらわしにしたスケルトン天井など、同社として初の試みを随所に採り入れた。

コラボレーションエリア
コラボレーションエリア
執務フロアの中央に設定したコラボレーションスペース。交流だけにとどまらず、作業ができるコワーク席やリラックスできるソファ席など、活動内容に合わせて選択できるワークスペースとなっている。

コラボレーションエリア
コラボレーションエリア
執務フロアの中央に設定したコラボレーションスペース。交流だけにとどまらず、作業ができるコワーク席やリラックスできるソファ席など、活動内容に合わせて選択できるワークスペースとなっている。

コラボレーションエリア
コラボレーションエリア
執務フロアの中央に設定したコラボレーションスペース。交流だけにとどまらず、作業ができるコワーク席やリラックスできるソファ席など、活動内容に合わせて選択できるワークスペースとなっている。

執務エリア(フォーカス)
執務エリア(フォーカス)
集中ワークを行う個人席は一人当たり幅160cmの作業スペースを確保。チェアの張地は山梨の名産であるブドウをイメージする4色を配置するなど、リラックスして業務に集中できる空間を目指した。

執務エリア(コワーク・リチャージ)
執務エリア(コワーク・リチャージ)
窓側にはタッチダウンスペースやリチャージ席、コワークスペースをレイアウト。

会議室
会議室
98型モニターをはじめとする空間DXを構築したVIP会議室で、スピーディな意思決定を実現。

リフレッシュラウンジ
リフレッシュラウンジ
富士山を一望できるリフレッシュラウンジ。誰かと会話したり、一人でくつろいだり、コーヒーや軽食を楽しんだり、業務から離れてリチャージできるスペース。

外観
外観
穂坂事業所は東京エレクトロングループの開発拠点。25年ぶりとなる新棟建設で、半導体技術の高度化に対応する。
User’s Voice
東京エレクトロン
テクノロジーソリューションズ株式会社
総務部
穂坂総務グループ
中田
正城
氏
さらなる技術力と開発力を創出する環境構築を目指した当プロジェクトでは、多様な場を持つコラボレーションエリアやアートを採り入れたカフェラウンジなど、初めての取組にもチャレンジしました。コロナ禍で対面の打合せができない中でのスタートでしたが、イトーキ本社オフィスを見学できる機会があり、そこから一気に信頼関係が深まり、計画が加速したという印象です。
今回、7号棟で採り入れたアートやデザインテイストは、今後のオフィス構築で当社のスタンダードとなるものです。今現在、藤井事業所のリニューアルでもお世話になっていますが、新たな社屋計画が持ち上がった際には、またイトーキと協業したいと考えています。
Comment
本プロジェクトでは、お客様より「アイデアの卵を生み出す場を新社屋で構築したい」と要望を頂き、お客様、大成建設様と一緒にオフィスコンセプト【Bunch】を構築しました。
Bunchらしさ、山梨らしさをデザインワードとし、アート・県産材・甲州印傳による、ローカルを大切にしつつ、オンリーワンのデザインで空間に落とし込むことができたと感じています。
コロナ禍でのPJによりリモート中心の推進でしたが、お客様・大成建設様・イトーキがBunch(群れ)となり一致団結したことで、素敵な新社屋を作り上げることができました。
Designer
和田 尚俊
Naotoshi Wada