コミュニケーションが活性化する社員参加で創り上げた「元気が出るオフィス」。
複合機・プリンタ・コンピュータ等のオフィス機器およびソフトウェアの販売とアフターサービス提供、ドキュメントソリューション提供、ITシステムの構築などの事業を行う富士ゼロックス岩手株式会社。岩手県内各所に拠点を配し、地元に密着した営業活動を展開している。同社では、盛岡支店の本社統合を契機に本社オフィスのリニューアルを実施し、2015年10月より運用をスタートした。
執務スペース
執務スペース
執務空間全景。パーティションなどは設けず社員の活動が見えやすく、回遊性の高いオープンな空間。営業とエンジニアはフリーアドレスを採用。
執務スペース
執務スペース
フリーアドレスの運用方法として、毎日の席決めにくじ引きを導入。遊び心のある席決めは毎朝の楽しみともなり、フリーアドレスの定着に貢献。
オープンミーティングエリア
オープンミーティングエリア
執務空間のほぼ中央に配置されたオープンミーティングエリア。職種を超えたミーティングもスピーディーに行える。
円形テーブル
円形テーブル
円形テーブルも執務席として利用。写真奥のハイテーブルは立ちミーティングにも活用。
ソファ席
ソファ席
曲線を描くソファ席で、緑に囲まれ落ち着いた雰囲気でデスクワークが可能。
止まり木(ハイカウンター席)
止まり木(ハイカウンター席)
さっと出社し短時間で準備をして営業に飛び出していく、集中作業やタッチダウンに活用。
書架コーナー
書架コーナー
各種カタログや書類を集約した書架コーナー。出入り口への動線上に設置され、歩きながら情報を取り入れることができる。
スコアボード・ウォール
スコアボード・ウォール
写真奥にあるのは営業速報や情報を開示し共有する掲示板。自然に社員の頑張りを目にすることができる。
応接室
応接室
User's Voice
富士ゼロックス岩手株式会社
マーケティングサポート部部長 小村田剛氏
イトーキにはプロジェクトの初期段階からサポートいただき、当社のさまざまなリクエストに対応いただきました。岩手ではまだまだ島型レイアウトのオフィスが多いですが、限られたスペースや予算の中でも当社のようなオフィスができることを示せたのは大きな成果でした。今後はもっと外部に発信していきたいと考えています。新しい環境で社員間に会話と笑顔が生まれ、職域を超えて協働する意識も定着しています。
Comment
本プロジェクトは、富士ゼロックス岩手様ならではの言葉で、自分たちらしいコンセプトを創るというワークショップを通じてスタートしました。
理想のオフィスについて自由に意見を出し合い、課題やアイデアを共有し出来上がったコンセプトは、
『従業員の活力を最大化するための元気がでるオフィス』。
想い想いに働く場を選択し、社員が気軽に相談や情報共有が出来る空間や社員の働きが「見える」オフィスは、自然とコミュニケーションが生まれ、職域を越えて協働する意識が定着していると伺っています。
お客様の課題解決に向けてアイデアが生まれる場。さらには地域の企業にも元気をもたらすワークプレイスとして、本プロジェクトに携われた事に感謝しています。
Designer
小野 友也
Tomoya Ono