イトーキは、研究・開発から調達、生産、廃棄までのバリューチェーンにおいて、各ステークホルダーとの取り組みを通じて、社会に役立つ価値を創造していきます。
イトーキでは、販売代理店の皆様を、お客様に価値を届けるための最重要パートナーとして、さまざまな機会を設けて交流を促進しています。
全国の代理店様との強固な結束やともに飛躍することを決起する場として、毎年2月の初旬に「全国代理店社長会議」を開催しています(2021年はコロナ禍により開催を見送りました)。
代理店様が独自に開催する招待会や展示会を支援しています。その際、イトーキが考える新しい働き方とそれを実現するためのオフィスとしてデザインされた「ITOKI TOKYO XORK(イトーキ・トウキョウ・ゾーク)」をご活用いただいています。2021年はWEB開催も多数実施しました。
イトーキと代理店様がともに発展していくためには、販売の最前線を担う優れた人材の育成が共通の課題です。より充実した人材育成を行うため、代理店様の社員が参加できる各種研修会を開催しています。
イトーキグループでは、サプライチェーン全体を通して、環境負荷の低い資材や部品を調達するなどのグリーン調達・購入を推進しています。
サプライヤーの環境活動を推進するため、調達先選定の指針を示すことを目的として、2001年に独自の「グリーン調達基準」を制定しました。また、2002年より基準を満たしたお取引先(調達先、仕入先)に対し、資材、商品調達および輸送委託を優先的に行うとともに、グリーン調達率100%を目指し、さらなる向上を図っています。
年々、社会的責任は自社およびそのグループだけではなく、お取引先にまで配慮が求められるようになってきています。
イトーキグループでは「CSR調達ガイドブック」を発行し、お取引先の皆様とともに、コンプライアンスや環境、また人権への配慮を行うCSR調達活動を推進しています。2021年度は、グループ合計でお取引先109社にCSR調達チェックシートのご協力をいただき、各社の取り組み状況の把握に努めました。こうした活動を通して、お取引先との相互連携により、社会的責任に配慮した調達活動を今後も進めていきます。
2021年度調達先アンケート
各項目平均ポイント
イトーキグループの製品は、多くの仕入先と部品の調達先との関連において生産しています。イトーキグループが環境に配慮した製品を市場に提供するためには、自社での環境保全活動に加え、仕入先および調達先と一体となった「グリーン調達」の活動が必要です。
イトーキグループは、「グリーン調達基準」を設け、仕入先と部品の調達先とパートナーシップを結び、生産、流通、廃棄・リサイクルまでライフサイクル全体の環境負荷の少ない製品づくり、生産をともに行っています。
イトーキでは、社用車の更新時に低公害車への切り替えを継続的に進めてきましたが、2021年にすべての車輛が低公害車になりました。車輌更新のタイミングでハイブリッド車への切り替えを推進するといったよりレベルの高い目標に取組んでいます。2021年度は、ハイブリッド車が106台となりました。引き続き、積極的にハイブリッド車への切り替えを推進し、CO2排出量の削減に取り組んでいきます。