人と地球をイキイキさせる、ものづくり・空間づくり

  • SDGs
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 12:つくる責任つかう責任
  • 15: 陸の豊かさも守ろう

目的・考え方

イトーキグループは、地球温暖化は干ばつや集中豪雨などの異常気象の原因となり、世界の人々の生活に大きな被害をもたらすとともに、自らの材料調達や生産活動に深刻な影響を及ぼすものであると捉えています。イトーキグループは、この地球温暖化の防止・緩和策として、CO2発生量を効果的に削減するカーボン・マネジメントに取り組んでいます。調達・設計・生産・輸送・販売・廃棄・リサイクルの各段階での排出量の「見える化」からカーボン・オフセットの活用まで、より多角的で、より効果的な取り組みを進めるとともに、地球温暖化による事業活動への影響を最小限にする適応策も検討・実施しています。

主な取り組みと成果

ユニバーサルデザインとエコデザインの融合

コーポレートメッセージを製品に組み込むための指針

環境配慮型商品の開発を掲げるイトーキでは、人への配慮を具現化するための「Udプロダクト指針」と、地球への配慮を具現化するための「Ecoプロダクト指針」の2つを開発プロセスに組み込み、製品開発を行っています。

Udプロダクト指針

Ecoプロダクト指針

Ecoプロダクト指針

Udプロダクト指針

Udプロダクト設計

イトーキは、安心・からだ・感覚・あたま・自由という視点で製品を設計し、人にやさしく、多くの人が同じように使用できる製品を社会にお届けしてきました。 こうした設計の具体的な切り口は、製品によってさまざまです。
例えば人間工学に裏付けされたその画期的な座り心地で高い評価を得てきた“Vertebra”の新シリーズ “vertebra03”は背と座が自然と動き、どんな姿勢でも座る人の身体に優しくフィット。「人間優先のオフィスチェア」という機能コンセプトを、さらに推し進めました。一体化したフレームの肘部と背もたれに搭載した機構により、スムーズなロッキングを実現。前傾・直立・後傾・ストレッチ姿勢に自在に対応するだけでなく、背の動きに追従するように三次元形状のシートがスライドすることで、手動操作なしで、座る人を自然と正しいシートポジションに導きます。また、体重を前へ移動させると、座面が前方に傾斜。大腿部への圧迫を感じさせることなく、デスクワークを快適にサポートします。一見、そのリビングライクな姿からは、想像もつかない多彩な機能を搭載しています。
またエグゼクティブチェアのレオニスは、頻繁に操作を行う座面の高さ調整と、背もたれのロッキング固定はチェア肘下にレバーを設けることで、無理な姿勢や、座面下をのぞき込んでレバーを探す必要もなく、簡単に手元で操作可能です。また身体を後傾したときにヘッドサポートが肩甲骨から上を垂直に保ち、スマートフォンの操作やモニターを閲覧する際もしっかりと上半身をサポートします。
現在は、あらゆる新製品にこのUdプロダクト指針の視点を組み込んでいます。

vertebra03

エグゼクティブチェア レオニス

Ecoプロダクト設計

イトーキでは、Ecoプロダクト指針に基づき、調達・設計・生産・販売・輸送・廃棄・リサイクルなど、製品ライフサイクルに関わる全ての段階に環境保全の視点を組み込んでいます。

省資源・省エネ

座部のウレタン量を減らす「ベンディングシート」

「ベンディングシート」とは、チェア座面の芯材部に多数のスリットを設けることで、座った際の重さに応じて自在にたわむように設計されたシートです。この構造によって、座る人の姿勢変化にもフレキシブルに対応でき、体になじむ快適な座り心地を実現します。また、経年劣化を受けやすいクッション材のウレタンの厚みを大幅に減らし、省資源に貢献しています。さらに、ウレタンが薄くなったことによりスタッキング効率がアップするとともに座位基準点が低くなり、よりフレキシブルなセッティングが可能となりました。
ベンディングシートは、アクトチェア、セクアチェア、フリップフラップチェア、スピーナチェア、エフチェアをはじめ、今までに発売された多くの事務・会議チェア製品に採用されています。

リデュース・リユース

ロングライフ化の工夫

イトーキでは、「ひとつの製品を長くお使いいただくことが究極のエコ」と考え、製品のロングライフ化に取り組んでいます。耐久性を高めることはもちろん、お客様が「長く使いたくなるようにする」ことも、設計の視点としています。 フルゴチェアでは、事務用チェアで最も汚れやすいのは背もたれの上部であることに着目し、張地に直接触れることなくチェアを動かせるよう、把手付きのデザインを採用。背もたれの汚れを気にすることなく、長くお使いいただけるようにしました。また、ハイバックとローバックの変換がパーツ交換なしで可能なため、役職や使用環境に合わせて対応でき、資源の有効活用につなげています。

フルゴチェアハイバック

フルゴチェアハイバック

フルゴチェアローバック

フルゴチェアローバック

最も汚れやすい背もたれに直接触れずにチェアを動かせるデザイン

最も汚れやすい背もたれに直接触れずにチェアを動かせるデザイン

チェアのほとんどのシリーズで、消耗品である背もたれ、座、キャスターなどの交換パーツを用意し、さまざまな取り組みで製品のロングライフ化を進めています。

プラオチェアの背交換

プラオチェアの背交換

キャスター交換可能

キャスター交換可能

部品交換のしやすい設計を重視

パーツ単位での部品交換がしやすく、廃棄するときに素材ごとにリサイクルしやすいよう、解体容易設計を採用しています。
コセールチェアは、従来はクッションごと交換していたものを、クロスのみの交換を可能とすることで、クッション部を廃棄せずリユースやロングライフ使用ができるようにしました。フルゴチェアでも同様の設計を採用し、クロスのみ交換が可能な製品のラインナップを増やしました。
他の製品領域でもこうした設計を導入し、例えばFSXⅡパネルシステムは、パーツ単位で部品交換できる簡易組立解体構造を採用しています。

背張地交換

背張地交換

背裏クロスの交換

背裏クロスの交換

座張地交換

座張地交換

座張地等へのポリジン使用

イトーキのチェアと折りたたみテーブルの一部機種には、ポリジン加工が施された布地やメラミン化粧板を採用しています。ポリジン加工は、スウェーデンで生まれた、環境にやさしい再生銀から作られる銀イオン(Ag+)による抗菌防臭テクノロジーです。
このポリジン加工を布地やメラミン化粧板に施すことで、ニオイの原因バクテリアを99%以上制菌しニオイの発生元をカットします。素材そのものに抗菌防臭加工が施されているため、その効果は半永久的に持続します。またポリジンの銀イオンはバクテリアのみに作用するので、肌にやさしく安全です。
また同じく銀イオンベースとしたバイラルオフ加工は繊維状の特定ウイルスを2時間以内に99%減少させる加工技術です。
バイラルオフ加工されることによって、抗菌・防臭効果に加えて、繊維製品を媒介とした感染リスクの低減に役立ちます。
この度、 2020年12月発売「ViralOff」加工張地対応オフィスチェア5製品において、 張地における新型コロナウイルスの原因ウイルスであるSARS-CoV-2に対する効果が検査機関での試験にて証明されました。
(ISO 18184:2019の試験方法に基づき2時間で99%減少)
「ViralOff」加工技術を施した家具として、 世界初となります。

人にも環境にもやさしい持続可能な素材を採用することで、製品をロングライフ化することを通じ、SDGsへの貢献を継続してまいります。

ポリジンロゴ

ポリジン

バイラルオフロゴ

バイラルオフ

バイラルオフを張地に採用したノートチェア

バイラルオフを張地に採用したノートチェア

ポリジンをメラミン天板に採用したレスパス

ポリジンをメラミン天板に採用したレスパス

リサイクル

再生素材を使用

デスクの引出し前板、チェアの背座面の芯材や操作レバー、パネルの張地などの多くの部材に、再生樹脂や再生繊維など、さまざまな再生素材を使用しています

張地に再生素材を使用した<br>アフィーノのデスクパネル

張地に再生素材を使用した
アフィーノのデスクパネル

リサイクルしやすい設計を重視

製品の設計段階から、廃棄時に簡単に解体・分別できる「解体容易設計」を採用しています。また、パーツの単一素材化を図り、複雑な分別作業もなく、効率よくリサイクルができるようにしています。
フリーアクセスフロアでは、フロアパネルと付属パーツ部材はいずれも単一素材で構成し、設計段階から「簡単施工・簡単分別・リサイクル」を考慮しています。強度を保ちながら軽量化を実現し、床や建物への質量負担も大幅に軽減しています。
クレアパートのガラス引き戸とガラス連想タイプは、ガラスとアルミフレームの固定をコーキングから樹脂パッキンと両面テープに変更。ガラスとアルミフレームの分別が容易で再利用可能な設計にしました。

クレアパートのガラス引き戸とガラス連想タイプは、ガラスとアルミフレームの固定をコーキングから樹脂パッキンと両面テープに変更。ガラスとアルミフレームの分別が容易で再利用可能な設計にしました。

クレアパート

リサイクルしやすい素材を推奨

製品に使用する素材には、スチール、アルミなどの金属や、ポリエチレン、ポリプロピレンといったオレフィン系樹脂など、リサイクルしやすいものを積極的に使用しています。樹脂パーツには、廃棄時の分別やリサイクルがしやすいよう、パーツごとに材質表示をしています。

ポリプロピレン
  • リサイクル素材とは熱可塑性プラスチック(PP、 PA、POM等)で、ウレタン等は除きます。
プラオチェアは、リサイクル可能素材を約90%、再生素材を50%以上使用

プラオチェアは、リサイクル可能素材を約90%、再生素材を50%以上使用

DZテーブルは、再生効率の良いアルミを脚部に使用

DZテーブルは、再生効率の良いアルミを脚部に使用

W1500以上のインターリンクの天板内部は、リサイクルしやすい単一素材(スチールハニカム)を使用

W1500以上のインターリンクの天板内部は、リサイクルしやすい単一素材(スチールハニカム)を使用

環境ラベル

環境に配慮した製品の外部認定取得や基準への適合を進めています。「エコマーク」(公益財団法人日本環境協会による環境配慮型製品の認定制度)では、チェア、キャビネット、フリーアクセスフロアなど合計5シリーズが認定されています。

エコマーク認定商品(公益財団法人日本環境協会)

家具・建築製品(内装工事関係用資材)
5シリーズ

※ 2020年12月現在

SDGsに貢献するプロダクト

イトーキでは、環境配慮のアプローチを、製品設計に留まらず、空間設計やそれに役立つサービスにも適用しています。働きながら健康になる空間づくりの「ワークサイズ」、生物多様性の保全と持続可能な利用を実現する地域材活用ソリューションである「エコニファ」によるオフィス空間への木材利用など、幅広い場面において取り組みを展開しています。
空間づくりにあたっては、お客様の課題を明確にし、それをクリアするための提案を行い、お客様とディスカッションをしながら形にしていく、というプロセスを踏むことを基本としています。

2020年度顧客に対する環境配慮型ワークプレイスの提案件数

目標
250
実績
249

ワークサイズ

Workcise(ワークサイズ)は、「Work(働く)」と「Exercise(健康活動)」を組み合わせたイトーキの造語で、立って仕事をする、積極的に歩くといった「仕事にも健康にも良い行動」のことです。ワークサイズを誘発する空間プランニングによって、私たちが1日の大半を過ごすオフィスを「仕事をするほどに健康になる場所」にすることを目指しています。さらにイトーキでは、「立つ」「歩く」「座る」といったオフィス活動を自動計測するアプリ「ワークサイズApp.」なども提供し、ワークサイズを社員に浸透させ健康経営を実現していくプロセス全体をサポートしています。

詳しくはこちらをご参照ください。

健康的でリラックスできる空間「PiO home」

健康的でリラックスできる空間「PiO home」

ワークサイズApp.

ワークサイズApp.

エコニファ

Econifa(エコニファ)は、日本の国土の約7割を占める森林の針葉樹や広葉樹を洗練されたデザインテンプレートに適用して活用し、森によるCO2吸収量の増加と、まちでの木材利用によるCO2固定量の増加に貢献し、木材による上質な循環型社会の実現を目指す取り組みであり、またそのためのソリューションです。Econifaの取り組みを活発に進めることはSDGsにも貢献する重要な取組みです。

詳しくはこちらをご参照ください。

サステナビリティ
トップメッセージ
イトーキの価値創造
持続可能な社会の実現に向けて
E(環境)
S(社会)
G(ガバナンス)
新型コロナウイルス感染症への対応
社外からの評価
ESGデータ集
GRIスタンダード対照表
カーボン・オフセットについて
サステナビリティレポート ダウンロード
サステナビリティレポートイトーキが取り組んでいる社会貢献活動や、それらの活動の前提となる考え方をご紹介します。

全ての報告書はこちら

Sustainable deveropment GOALS

SDGsとの関連について
本レポートでは、イトーキグループの環境・社会活動と、国際社会が2030年に向けて定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」との関連について、「イトーキのCSR」に考え方を掲載し、各報告サイトでも示しています。SDGsについて詳しくは、国連広報センターのWebサイトをご参照ください。

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