EIQ分析による物流データ分析 02

EIQ分析による物流データ分析 02

1. 配送センター立案に必要なデータ

配送センター立案に必要なデータ

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配送センター立案に必要なデータ

配送センターの立案や改善を行うとき、現状の物流量及び物流特性を集計・分析します。
最低限必要な項目設定に悩むことが有りませんか。上記項目が最低限必要な項目です。
配送センター規模・能力を決める要素は保管量と出荷能力です。物流加工やSKU管理が必要な時は該当する項目を出荷・在庫に付加します。
配送センターの物量は波動があり、物流特性も変化してます。 ピーク時はそんな物量じゃないと言う異論が出るときもあります。
集計・分析しているデータは物流波動のどの位置付けにあり、ピーク時や将来予測に基づき精査します。

2. データの位置付け

データの位置付け

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データの位置付け

上記表は8月の物量に適合した配送センターを立案するため集計・分析のターゲット日を決めるために作成した物流量の波動表です。
ターゲット日を週間物量のMAXではない木曜に選定した意図は、ピーク日対応を稼働時間延長や増員及び外部委託などで行い、配送センターを経済規模にするため。
物流波動は年・月・週だけではなく、祝祭日や天候、お客様の店舗新設などにも起こります。

3. EIQマトリクス表の作り方

  1. データベースに下記情報を取り込みます


    データベースリレーション図

  2. データベースのクエリを使いアイテム順位・発送先順を出荷データに取り込みます


    データベースのクエリ

  3. データベースのクエリ(上記クエリ参照)を使いアイテム順位・発送先順をキーにしてクロス集計します
  4. クロス集計を順位又はランクをキーにしてデータをグループ化し、グループ化したデータを集計するとEIQマトリクス表になります。

4. EIQマトリクス集計表の応用例

EIQマトリクス集計表

商品あるいは発送先をどのような出荷方法で行うかEIQマトリクスで検討できます。
出荷方法のキーになるのは出荷物量。発送先及び商品を物流の多い順番に表にしたものがEIQマトリクスです。
先記表はアイテム・出荷先について0.5パレット以上/PICの物量をパレット出荷と命名しました。
このパレット出荷グループはピッキングエリア又はSASで作業するのには作業効率の悪いグループで、かつ、種まきの作業効率が良く2・3発送先分の種まきエリアで処理できます。
パレット出荷以外のグループはピッキングエリアに一時保管しそこからピッキングすると良いグループであり、SASが活躍できるグループでもあります。
このEIQマトリクス表は発送先・商品がどのグループに有るか明確にわかることです。 どのアイテムを何時ピッキングエリア(SAS)に補充するかも計算することができます。
下記表はEIQマトリクス表作成と同一元データを加工して作成したスケジュール表です。

EIQマトリクス表作成と同一元データを加工して作成したスケジュール表

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EIQマトリクス表作成と同一元データを加工して作成したスケジュール表

5. オーダ・ピッキングのパターン

オーダ・ピッキングのパターン

上記表はPCB分析表と呼ばれているものです。P=パレット C=ケース B=バラの意味です。
配送センターは入荷から出荷まで7種類の基本パターンに分類する事が出来ます。
実際には「P (入荷・保管) ⇒ C(ピッキングエリア補充) ⇒ B(出荷)」などその配送センター独自のパターンが存在します。
配送センターは各工程により管理する単位が変わります。 例えば、500バラ出荷するとピッキングエリアに何ケース補充しなければならないか、パレット単位で一括補充すべきかケース単位で細かく補充すべきかを検討してください。
この時、バラに対するケース換算量とバラに対するパレット換算数が必要になります。 それを導き出すデータは、ケース入数とパレット積載数です。

6. 在庫規模の計算方法

パレットの格納計算を行うための計算ルール

左の表はパレットの格納計算を行うための計算ルールです。4混載までを可能として計算した例が下記表です。

4混載までを可能として計算した例

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4混載までを可能として計算した例

全アイテム数が1453アイテム2,356,000バラ数あります。
 ケース換算数 = バラ数/ケース入数
 PL換算数 = ケース換算数/PL積付数
3混載までの保管方法計算はPL4混載を破棄し、PL4混載のアイテム数*0、33を3混載に加算することにより求める事が出来ます。

7. 物量が減っても作業量が変わらない理由

六日間の物量(EIQ)の変化を表したEIQ曲線

上記表は六日間の物量(EIQ)の変化を表したEIQ曲線です。
小物のバラピッキングを行っている配送センターです。
なぜ物量が半分になってるのにパートの工数が減らないと社長に怒られるセンター長を想像してください。
減らない理由を説明いたします。
大量に出荷されるときは平日多く出るアイテムがさらに多く出て、平日少ないアイテムは平日と同程度出荷するという特性があり、上記表はその特性を表してます。
グラフを見ると物量(山の高さ)は変動してますが、発送先数(左横幅)やアイテム数(右横幅)は変化が無く、ピッキング件数を示す赤丸部もさほど変化してません。 これは、一回のピッキング数量が増減していることを意味します。
小物のバラピッキングの場合、一回のピッキングが3個から6個になったとしてもピッキング作業負荷はさほど変わりません。
小物のバラピッキングは出荷物量ではなく、ピッキング回数によりピッキング作業負荷が変わります。

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