コンパクト設計と超高速入出庫能力を実現
シャトル台車式自動倉庫システム
物流現場の各種課題の解決に貢献。
高速化・省力化・省人化を実現するハイスピードバッファ装置。
人にも環境にもやさしい、先進の物流空間づくり。
物流システムの社会ニーズは、ますます高度化、多様化しています。
調達・生産・販売の物流はもちろん、オフィスをはじめとするあらゆる産業空間へと用途が広がる中で、物流機器は誰もが日常的に触れるビジネス機器へと変わってきました。
これからは、先進機能を手軽に使いこなせる操作性や安全性、社会環境と調和できるデザイン性や静粛性、さらにはスピード性や経済性等を総合的に配慮した、高度で快適な物流システムが求められます。
イトーキは、長年にわたって培ってきたアクティブストレージを中心とした技術に先端の情報技術を融合し、真に役立つ高機能を追求して人にも環境にもやさしい、21世紀の物流システムを構築してまいります。
物流機器を導入すれば、すべての問題が解決すると考えるのは早計です。目的に応じ、その目的に合致しているかどうかという意識をつねに持ち、どんな効果を上げるのかを考慮し、検討を進めることが大切です。イトーキの基本思想である"物流システム三位一体論"は、①商品の性格、②スペース条件、③導入効果より成り立っております。
品物の形態(箱物、袋物、裸物、大きさ、重さ)や入庫・出庫・在庫の形態(数量、容積、パレット換算)などの分類要素を決定し使用目的を明確にします。
建物の構造および設備、有効面積など、スペースの性格を分析し、把握することが必要です。
初期計画に当たっては、何のために今の作業を行っているのか、作業分析し、導入目的を明確にします。同時に、その導入目的に対し、どんな効果があるのかを予測することも大切なポイントです。
効果的な物流システムを構築するためには、物流と情報のリンクが必要であり、現場レベルから意思決定レベルにいたるまで、必要な情報をリアルタイムでやりとりできる環境づくりが肝要です。物流の基本的な流れは、入庫、分類、保管、出庫ですが、大きく分けて線形物流と円形物流の2種類の基本型があります。
これら2つの基本型をベースにさまざまな応用が考えられ、幅広い分野のシステム構築が可能になります。
工場、倉庫、配送センターなどで最も大きな問題はピッキング作業です。右の表はある企業の分析例ですが、これによると倉庫作業全体に占めるピッキング作業は60数%で最も大きなウェイトを占めています。したがってこれらの合理化・省力化がコストダウンに直結し、倉庫作業の削減に大きく寄与するといえます。
倉庫内設備に要求される機能は以下の9つのポイントが挙げられます。
事業内容や業務内容を真に理解し、人と情報とモノとが、有機的に機能する物流システムをつくるには、システム全体を総合的に構築する必要があります。イトーキでは、物流の流れとモノの流れを統合する21世紀型の物流システムを5つのS(Speedy、Storage、Safety、Soundless、Systematic)という観点から考えています。
物流システムを構築するには、収納機器、検索機器、搬送機器の3要素が必要になりますが、これらの機器群をトータルに制御するシステムが、いわば頭脳として最も重要になります。イトーキでは、物流システムを構成する豊富な機器を取り揃えており、物流空間の規模や目的にマッチするベストなプランを提供しています。
調達物流、製造物流、販売物流など多岐にわたるニーズにおいてトータルコストの低減と顧客満足度の充実を図るために、システマストリーマーSASの高速処理能力を活かしたストレージ&ソートシステムを構築しています。イトーキの基本思想である物流システム三位一体論に基づき、生産性の向上と最大の投資効果を実現します。