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2022/03/17
プロダクト プレスリリース

イトーキ「学習机エピソードコンテスト」結果発表

日本初の学習机発売から60周年、グランプリは猫と机の物語

株式会社イトーキ(本社:東京都中央区 社長:平井嘉朗)は、2022年3月16日、学習机発売60周年を記念した「学習机エピソードコンテスト」の入選作品(グランプリ1件/準グランプリ1件/社長賞1件/副賞10件)を決定し、オンライン授賞式を開催しました。

イトーキ学習机60周年

学習机は1962年にイトーキが日本で初めて発売し、今年で60周年を迎えます。発売60周年を記念して2021年12月1日から2022年1月11日までの期間、学習机に関する「嬉しかった思い出」や「ほろ苦い思い出」などのエピソードを募集し、合計で202件の応募がありました。

代表取締役社長の平井嘉朗をはじめとした審査員による選考の結果、グランプリには飼っていた猫と学習机の思い出を描いた「神様のような猫、エム」が選ばれました。また、社長自らが選んだ社長賞は親子4代の想いをつなぐ学習机のエピソード「実家の机-つながる想い」に決定しました。

代表取締役社長 平井嘉朗と社長賞のちゃむさん

代表取締役社長 平井嘉朗と社長賞のちゃむさん

授賞式の様子

授賞式の様子

◆受賞作品 ( )内はペンネーム

グランプリ 「神様のような猫、エム」(渡辺廣之/大阪府)

賞品:イトーキの製品(オノフ/パーテブラ03/カモミール)からお好きなもの1点(10万円分相当)

【審査員コメント】

一人の学生と一匹の猫の物語が学習机を軸に描かれており、学習机が自ら主張することなく、いつも変わらず皆様の生活に役立てるよう存在していることがわかります。ひとつの命よりも長くそこにある学習机はこれからも皆様のストーリーの静かな脇役として役割を果たし続けていくことが表現された素晴らしいエピソードでした。

【受賞者コメント】

50年前の私の受験生活をエムという名の猫が支えてくれました。そして今回、受賞のお知らせをいただき、50年ぶりにあの猫が私にプレゼントを届けてくれたのだなと、神妙な気持ちに浸っております。

準グランプリ 「息子と待ちわびた机」(保健委員/兵庫県)

賞品:イトーキの製品(ライティングデスク/サリダリフティングデスク/UBIQ/オリゴテーブル/QNORQ/ハート型回転チェア/SALIDAチェア)からお好きなもの1点(5万円分相当)

【審査員コメント】

子供時代に脳裏に焼き付いた筆記体の「itoki」ロゴ。友人の学習机についていたロゴの記憶が、大人になって家庭を持ってもなお続き、自らの子供に「イトーキの学習机」を買うという希望を貫かせたことに驚きをもって読みました。こうやってブランドというものは作られていくということがわかる良エピソードだと思います。

【受賞者コメント】

思い入れのある机のことを一文に残したいと思い応募しました。さっそく息子にも受賞の連絡をして一緒に喜びました。でも一番喜んでくれているのは、あの机だと思っております。

社長賞 「実家の机-つながる想い」(ちゃむ/大分県)

【社長コメント】

親子4代の想いをつなぐ学習机の力が見事に表現されているエピソード。単なるお下がりとして引き継がれるのではなく、誰もが持っている机の下の物語に惹かれた子供が「これ欲しい」と言って母の机を使うことになるところが嬉しいですね。昔を振り返ったおばあちゃんの涙が、何十年もの時の流れをほのぼのと想像させます。学習机の存在感がもたらすとても心温まる物語です。

【受賞者コメント】

学習机をはじめ、長い時間を共にする家具はたくさんの思い出が詰まっていく大切な存在だと思い大事に扱っています。娘にもそんな気持ちを伝えられると良いなと今回改めて感じました。この授賞を励みに自分自身も新たな挑戦をしたいと考えています。

副賞 10件

  • 机の下の物語(やすよ/兵庫県)
  • 娘の学習(豆の木K17/群馬県)
  • 絵本作家の机へ(のりぴー/富山県)
  • 私の勉強机(ゆってぃ/京都府)
  • いつもそばに(風船/長野県)
  • サンタからの注文で家具屋のおじさんが持ってきた(シーサイド/長崎県)
  • 初めての勉強机(井原 菜央/佐賀県)
  • わが家の一員の学習机(文京 一郎/北海道)
  • おじいちゃんからの学習机(ゆまめ/北海道)
  • 学習机に込められた愛情(mico./岡山県)

*ペンネームの表記はすべて、応募者の表記通りです。
*作品の著作権は、株式会社イトーキに帰属しています。無断での転載使用はご遠慮ください。

受賞作品の詳細は、特設ページにて公開しています。
イトーキ学習机エピソードコンテスト特設サイト

イトーキ学習机60年の歩み

主な出来事
1962年 ・イトーキが日本初となる学習机を製造、発売
1970年代 ・天板上の棚付きが定番となる
・学習ボードや自在に移動できる電気スタンドなどの機能を搭載
1980年代 ・1972年に9割を占めていたスチール製に代わり木製が定番となる
・男の子用、女の子用の学習机が登場
1990年代 ・一般家庭でのパソコン普及に合わせパソコン設置可能なタイプが登場
・天板下の引き出しがワゴン式に変化
2000年代 ・机と棚の配置が変えられるスタイル可変式が登場
・ワゴンや書棚など必要なものを選んで購入できるセレクトタイプなど、生活様式 に合わせた学習机が増加
2010年代 ・学び方の変化に伴い、リビングに設置して親子や兄弟で一緒に使うタイプや、タブレット学習対応型が登場
2022年 ・イトーキ学習机発売60周年
1962年当時の学習机

1962年当時の学習机

2017年発売「ウットフォーク」

2017年発売「ウットフォーク」

イトーキのコンシューマー向け事業について

「暮らしに寄り添い、日々の生活をアップデートする」をコンセプトに、オフィス家具のノウハウと家で求められる要素を融和した「家ではたらく」ための家具、また今年で発売から60周年という節目を迎える学習机を中心とした商品を取り扱っております。これからも、「家でまなぶ」「家ではたらく」ための商品やサービスを充実させ、みなさまの暮らしに寄り添い続けてまいります。

本リリースへの
お問い合わせ先

株式会社イトーキ
コーポレートコミュニケーション部
TEL:03-6910-3910

報道関係者
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コーポレートコミュニケーション部
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