ニュースルーム
イトーキ、パーティションシリーズ『ADRED(アドレッド)』新発売
株式会社イトーキ(本社:東京都中央区 社長:平井嘉朗)は、高い意匠性・遮音性を持ったパーティション製品の新シリーズ「ADRED(アドレッド)」を発売いたします。

建材市場は、2000年代初頭にスリムフレームのガラスパーティションが登場して以降、耐久性・遮音性に優れたスチール製、透明性・意匠性に優れたガラス製、それぞれの特性を活かした使い分けを行うことが主流となってきました。しかし、近年はトレンドがスチール製からガラス製パーティションに大きくシフトしていく中で、ガラス製パーティションにおいてもその意匠性と遮音性を両立することに対し期待が大きくなってきました。
本製品ADREDは、「Seamless is More(シームレスイズモア)」をメインコンセプトに掲げ、連続性をキーワードとした高い意匠性と高い遮音性能を保持した今までにない新製品となっています。
主な特長
- 連続性のあるミニマルデザイン
- 高い遮音性能と安全性
- CMFの統一と強化
1. 連続性のあるミニマルデザイン
本製品のメインコンセプト「Seamless is More(シームレスイズモア)」が示す通り、パーティションの面と水平ラインの連続性を意識し、必要最小限を追求した設計により、凹凸や過剰な線をなくすことで、シームレスかつミニマルなデザインを実現しました。通常ドア枠や連装ガラスなどは床面に達したほうが製造・施工上の有利な点が多い特性がありますが、本製品では意匠性を最優先した設計を行いました。こうすることでいかなるスタイルを並べても寸断されることのない"ひとつながりの線"を描くことができるようになっております。




パネルについては目地の最小化、巾木の極小化、角面の同一化などによって多様な面材を最大限活かすことができる高いデザイン性を実現しております。また、ドアについても目地・枠の最小化を行いガラス越しに見える凹凸を最大限排除したことで非常にすっきりとしたたたずまいを生んでいます。
2. 高い遮音性能と安全性
音環境についても、イトーキが今まで培ってきた遮音技術を盛り込むことで意匠性と遮音性の両立を実現しました。スチールパネルや連装ガラスの遮音性能に加え、室としての遮音性能維持を目的に建具の遮音性も追及しました。意匠だけではなく性能に裏付けされた上室な空間を構成できます。さらに安全面においても、建具の仕上げに不燃材料(個別認定品・法定不燃材料の双方)を用いることで空間全体の安全性を高める思想の下、開発を行っています。

ADREDの遮音性能
※全て500Hzにおける音響透過損失
全面パネル 34.8
dB
全面パネル・遮音仕様 50.4
dB
全面パネル・高遮音仕様 54.6
dB
ダブルガラス連装 41.1
dB
ダブルガラス連装・遮音仕様 45.9
dB
ダブルガラスドア 30.3
dB
フラット遮音ドア 31.0
dB
※数値は試験所での測定値であり、現場における保証値ではありません。
3. CMFの統一と強化
CMFの統一・強化として、従来から取り扱いある塗装に加えイトーキのワークステーションなどのオフィス製品とのCMF(カラーリレーション)の連携と強化も下記の通り行い、より一体感のあるオフィス空間の構築が可能になっています。
- eSキャビネット等で展開しているサテンブラックとのCMF統一
- 各ワークステーションとの木目柄の統一
- 各木目を選択した際のフレームとの親和性を考慮した新たな仕上げをラインナップ
多様なカラーバリエーション


製品概要
製品名 | ADRED(アドレッド) |
---|---|
主な仕様 | 対応CH:〜3000mm、製品厚:80mm |
スタイル | スチール系/全面パネル、フラット遮音ドア |
ガラス系 | ダブルガラス連装、サイドガラス連装、ダブルガラスドア、ドア |
ADREDスペシャルサイト:https://www.itoki.jp/special/adred/
イトーキのオフィス建材事業について
オフィス空間には機能にあわせたスペースごとの創造性、機動性、開放性などを高める内装設備が欠かせません。移動間仕切や可動間仕切、フリーアクセスフロア、耐震性の高い間仕切(減災建材)をラインアップ。高いデザイン性と優れた施工性・機能性を兼ね備えた製品で、様々な空間づくりに貢献しています。
商品に関する
お問い合わせ先
株式会社イトーキ
建材商品開発部
TEL
:
03-6910-3907
報道関係者
お問い合わせ先
株式会社イトーキ
広報IR部
TEL:03-6910-3910
- 掲載されている情報は、発表時点の情報です。最新の情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。