ラーニング・コモンズにおけるICT活用の未来図を描く
アクティブラーニングのための環境整備が進むなか、大学においてもラーニング・コモンズの整備など、学生の主体的な学びを支援する機能の強化が求められている。そうしたなか、これからの図書館のあり方を研究する筑波大学・宇陀則彦准教授(図書館情報メディア系)が着目したのがイトーキのフェイスアップテーブルだった。「図書館の電子化とともに、図書館自体が新しい空間としての機能を持つことが求められています。そのなかで、物理的な空間と、フェイスアップテーブルのような電子的な空間をシームレスに繋ぐことができれば、そこに新たな知的活動の空間が出現するはずです」と宇陀准教授。そのため研究室にフェイスアップテーブルを導入し、その活用法を学生とともに研究している。目指すは空間、デバイス、ファシリテーターのあり方によって学修を活性化するための新しいアイデアの創出。学生が持ち寄った多様な情報やアイデアをデバイス上に展開し、比較検討したり加工したりすることで互いに刺激し合い、議論が活発化し学修が活性化することが期待されている。
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筑波大学様とのきっかけは2014年11月の図書館総合展でした。
図書館やミーティングにおける「情報」や「場」のあり方に関して研究されていた宇陀先生がFaceUp-Tableに可能性を感じて頂き納品させて頂きました。
宇陀先生から、さまざまな情報交換やFaceUp-Tableの貴重なご意見も頂戴しておりFaceUp-Tableをきっかけに、今後も商品や「場」と「情報」のあり方についてイトーキとして、今後も意見交換を進めてさせて頂ければと思っております。
Coordinator
西森 俊也
Syunya Nishimori