“Student First ”を反映する空間で行動する国際教養人を育成する都心のインターナショナルスクール。
学校法人武蔵野大学は、東京都千代田区に小中高一貫のインターナショナルスクール、千代田インターナショナルスクール東京( Chiyoda International SchoolTokyo, 以下CHIST)を創設。2017年11月に新校舎が完成、2018年4月に初等部を、2019年4月に中高等部を開校した。国際標準プログラムを導入した教育カリキュラムや1クラス20人の少人数制で、国際的に活躍する人材の育成を目指す。
外観
外観
CHIST新校舎北側外観。
コミュニケーションラウンジ
コミュニケーションラウンジ
菩提樹のオブジェを中心に、さまざまな交流が生まれるラウンジ。手前にはピアノがあり、時にコンサートホールにもなる。
廊下 / グループワーク / スクールイベント
廊下 / グループワーク / スクールイベント
明るく開放的な教室のフロア。広々とした廊下は、教室の延長としてグループワークに活用したり、スクールイベントにも利用される。
ファカルティラウンジ
ファカルティラウンジ
教師同士の交流を始め、ミーティングや資料作りなど、さまざまな過ごし方ができる。
アドミッションオフィス
アドミッションオフィス
入学相談などを行うおもてなしの空間。上質で落ち着きあるインテリアが、CHISTの信頼感を演出する。
多目的室
多目的室
キャスター付のミーティングチェアでフレキシブルな使い方ができる。
リソースセンター
リソースセンター
探究型学習の拠点と位置付けられた探究の森。木製家具が中心の心地よい空間が、児童生徒を深い学びへと誘う。
User's Voice
千代田インターナショナルスクール東京(CHIST)
Head
of
School
大迫弘和氏
CHISTには、国籍や文化、宗教など多様な背景をもつ子どもたちが通っています。インターナショナルスクールでは、教室のレイアウトひとつをとっても、日本の学校のように前向き並列のスタイルではありません。イトーキは、インターナショナルスクールに対する考え方や必要なしつらえをよく考えながら、私たちの思いを吸い上げて一緒に作り上げてくれました。
Comment
『菩提樹』という建築設計コンセプトを踏まえて、インターナショナルスクールの什器を国際性をテーマとして表し、Growth(身体の成長)、
Diversity(多様性を表現する色彩)、
Quality
(上質な家具)をキーワードに、学びの理解をもたらす木の成長のような空間づくり・家具を提案しました。
現在の普通教室では、先生や生徒の手によって様々な形式で学びの空間が展開されています。想定していたもの以上に多様な学び方がある事を、このプロジェクトを通して私自身も学ばせて頂きました。
Designer
中島 有紀子
Yukiko Nakashima